商品コード:1296-032[DECCA] C.アバド指揮ロンドンso. / プロコフィエフ:交響曲1番Op.25「古典的」, 交響曲3番Op.44
商品コード: 1296-032
商品詳細:C.アバド指揮ロンドンso.によるプロコフィエフ:交響曲1番「古典的交響曲」、3番。作曲家、ピアニスト、また指揮者としても活躍をした20世紀ロシアを代表する音楽家プロコフィエフ。この交響曲でもハイドンの技法を使って書かれた古典交響曲はハイドンの軽快さとプロコフィエフらしい劇的な場面の変化・特有の旋律・和声・リズムを聴く事が出来る。スカラ座時代のアバドとこの後'70年代後半から主席指揮者となるロンドンso.との演奏でプロコフィエフの魅力を聴いていただきたい。クラウディオ・アバド(1933- 2014)はイタリア・ミラノ出身の指揮者。父のミケランジェロ・アバドは、イタリア有数のヴァイオリンの名教育者であり、ヴェルディ音楽院の校長を務めた。19歳の時には父と親交のあったトスカニーニの前でJ.S.バッハの協奏曲を弾いている。クラウディオはヴェルディ音楽院を経て、1956年からウィーン音楽院(現ウィーン国立音楽大学)で指揮をスワロフスキーに学んだ。1958年クーセヴィツキー国際指揮者コンクール、1963年ミトロープス国際指揮者コンクールで優勝。その間1959年に指揮者デビューを果たした後、カラヤンに注目されてザルツブルク音楽祭にデビューする。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、シカゴ交響楽団、シュターツカペレ・ドレスデンなどの桧舞台に早くから客演を重ね、確実にキャリアを積み重ねていく。1968年にミラノ・スカラ座の指揮者となり、1972年には音楽監督、1977年には芸術監督に就任する。1979年アンドレ・プレヴィン(在任・1968年 - 1979年)の後任としてロンドン交響楽団の首席指揮者に任命された。1967年からDECCAに録音を行っていたアバドだが、これで正式にロンドン交響楽団を率いてDECCAの録音を進める。但し同時平行でDGGにも録音を行なっておりDECCAとDGGに籍を置くことになるが、何故このような事態になったのかは謎である。ロンドン交響楽団のシェフとしてDECCAへの録音は当然だが、同時期にDGGへ多くの録音が可能であった理由は不明。DECCAにはウィーンpo.との録音もあり、DECCA録音は総じてどれも良い。
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