[DGG] I.マルケヴィチ指揮ベルリンpo. / チャイコフスキー:交響曲6番Op.74「悲愴」

[ 1297-057 ] Tschaikowsky – Berliner Philharmoniker · Igor Markevitch – Sinfonie Nr. 6 h-moll Op. 74 (Pathétique)

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商品コード: 1297-057

作品名:チャイコフスキー:交響曲6番Op.74「悲愴」/--1. Satz: Adagio - Allegro Non Troppo-- | -- 2. Satz: Allegro Con Grazia-- 3. Satz: Allegro Molto Vivace-- 4. Satz: Finale: Adagio Lamentoso
演奏者:I.マルケヴィチ指揮ベルリンpo.
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:DGG
レコード番号:18 193 LPM
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 角欠けあり・補修済み
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツで第2版】---チューリップALLE内溝, ▽M33, フラット重量, 表記されたレコード番号:LPM 18 193 , Price Code:なし, (P)なし, Rights Society:DP, スタンパー/マトリクス:032833 WS/032834² WS (ラウンド中文字スタンパー・DGG旧タイプ), DGG規格モノラル製造を示す03***で始まりレコード番号を含まない初期型専用マトリクス使用, 補助マトリクスC5 A Y/6J S C, 再補助マトリクス:幅広ラウンド面割マトリクス・18 193 A/18 193 B, 全4面にMade in Germanyの刻印, 面割マトリクスはない, カッティング担当:イニシャルWSは不明, 1955年3月/1956年9月製造のスタンパーを使った1956年製造分, 旧番号存在せず, >白LP33 1/3<レーベル存在せず, チューリップALLE山吹色□M33レーベル存在する, フラット盤の初期タイプではある, これより古いモノラル・レーベル存在する, モノラル最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, DGG音源のDGG製作プレス, 工場:Hannover旧工場(Deutsche Grammophon Gesellschaft Pressing Plant Hannover・Werk I), 第2版, 2nd issue
ジャケット:【ドイツで第3版】---イラストデザイン紙ペラ, 表記されたジャケット番号:18 193 LPM, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), ジャケ裏年号:6/57, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:6/55(当ジャケではない・旧タイプあり), 製作:Deutsche Grammophon Gesellschaft mbH, 印刷:記載なし・ドイツ製, 糸縫い蓋付き内袋付き, 薄/濃色2色刷り見開糸縫中入ツヤタイプ存在する(1955), 薄/濃色2色刷り共通デザイン茶文字ペラタイプ存在する(1956), 第3版, 3rd issue
トピックス:1953年12月1-4日・西ベルリン・ベルリン・ダーレム・イェズス・クリストゥス教会RIASスタジオ(Berlin-Dahlem・Jesus-Christus-Kirche)でのモノラル録音, 録音詳細不明, 1955年Deutsche Grammophon Gesellschaft mbHによりコピーライト登録・同年DGG:18 193 LPM(チューリップALLE山吹色□M33レーベル・フラット盤・薄/濃色2色刷り見開糸縫中入ツヤジャケット入り)にて初リリース→1956年頃同一番号・チューリップALLE▽M33レーベル・フラット盤・薄/濃色2色刷り共通デザイン茶文字ペラタイプ・裏56ジャケット入り→1957年頃同一番号・チューリップALLE▽M33レーベル・フラット盤・イラストデザイン紙ペラ・裏57ジャケット入り(当盤)→1960年頃・チューリップALLE▽M33レーベル・厚手盤・?ジャケット入り・裏60--以降---と変遷する, これは初回モノラル録音, 2回目は1962年ロンドンso.とPHILIPSへの全集録音, DGGには6番のみで4/5番の録音はない, これは1955年3月/1956年9月製造のスタンパーを使った1956年製造の第2版盤が1957年6月製造の第3版ジャケットに入るケースで初期盤, DGGは毎年にようにプレスを繰り返すため初年度分に当たることは滅多にない, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★

商品詳細:イーゴリ・マルケヴィチ( 1912- 1983)はウクライナのキエフ(キーウ)生まれだがフランスに帰化した指揮者。バレエ・リュスの主宰、セルゲイ・ディアギレフと出会いが重要な点であり、彼の運命を決めた事実である。ロシア・バレエ団からの委嘱作品によって衝撃的なデビューを果たし、1950年代初頭よりLP録音に活躍した。時期的には英国EMI、フランス・パテ、DGG、PHILIPS、PHILIPS以降の5期に大きく分けられる。勿論英国EMI以前にも録音はあるが僅かである。それぞれのレーベルでメインに近い指揮者としてそれぞれ多数の録音を行った。DGGへの録音は1953年から1965年にかけて行われ、他のレーベルとまたがっての録音が多い。決してDGGの専属という契約ではなかったようである。マルケヴィチはまるでカラヤンのように忙しく、あちこちの大手レーベルからお呼びが掛かっていたのは想像に難くない。その為特別に複数のレーベルにまたがって録音が可能な立場にあった数少ない指揮者といえる。そのDGG録音も2種に大別される。1953年~1956年のベルリンpo.とのモノラル録音。1957年~1961年に首席指揮者を務めていたコンセール・ラムルー管弦楽団とのパリ録音である。この悲愴は1953年12月のマルケヴィチによる「悲愴」の最初のモノラル録音。マルケヴィチには4種の「悲愴」がある。但しLPで発売されたのは最初の2種で1953年のベルリンフィル、2回目は1962年ロンドンso.(PHILIPSの全集録音)である。DGGには1回だけでコンセール・ラムルー管弦楽団とはチャイコフスキー自体の録音がない。1953年と言えば、まだフルトヴェングラーが居た時代である、フルトヴェングラーは1954年11月に亡くなった。亡くなるまで終身指揮者に地位にあった。1953年はまだ指揮台に立っていたはずである。そんな時期の客演である。古い録音だがくっきりと旋律を描いて高い緊張を孕みながらも抑えて第一主題から第二主題へと移っていく。当時としては極めて精緻にコントロールされた洗練されたスタイルである。フルトヴェングラーとは全く異なるアプローチだがこれはこれで良くできた演奏といえる。オケに淀みや曇りは感じられず、すっきりと室内楽的とも感じられるクリアーな演奏は1953年では革新的であったに違いない。ロマンを排し、静かに情感を抑えて尚感動を呼ぶ新スタイルにベルリンpo.は未来を感じたに違いない。今の耳でもロシア系爆演とは違うスタイルの「悲愴」の良さは十分理解できる。ベルリンフィルとは4/5番の録音はない。

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