商品コード:1297-054[DGG] レーヴェングートQt. / ドビュッシー:弦楽四重奏曲Op.10, ラヴェル:弦楽四重奏曲

[ 1297-054 ] Quatuor Loewenguth - Debussy - Ravel


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商品コード: 1297-054

作品名:ドビュッシー:弦楽四重奏曲Op.10 | ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調
演奏者:レーヴェングートQt.
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:DGG
レコード番号:18 312 LPM
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでの2曲入り12"のオリジナル(フランス発売分)】---チューリップALLE内溝, ▽M33, フラット重量, 表記されたレコード番号:LPM 18 312, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:0312717² WIS/032914 WIS (ラウンド中文字スタンパー・DGG旧タイプ), 1950年代DGGモノラル製造を示す03***で始まりレコード番号を含む初期型専用マトリクス使用, 補助マトリクス(Time Code):E6 O/D6 M, 再補助マトリクス:Made in Germanyの刻印あり, 面割の幅広レコード番号マトリクスあり・18 312 A/18 312 B, カッティング担当:マトリクスのイニシャルWIはハインツ・ヴィルドハーゲン(Heinz Wildhagen)を示す, 1956年5月/1956年4月製造のスタンパーによる1956年頃製造分, 旧番号存在せず, □M33レーベルは存在せず, フラット盤の最初期分, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明(旧中文字スタンパーの初期タイプ), ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, DGG音源のDGG製作プレス, 製造:Hannover旧工場(Deutsche Grammophon Gesellschaft Pressing Plant Hannover・Werk I), オリジナル(完全な初年度分), original
ジャケット:【フランスでの2曲入り12"のオリジナル】---両面半ツヤ厚紙ボード, Longue Durēe 33, 表記されたジャケット番号:18 312 Artistique, Price Code:Artistique, 背文字:あり(茶色・クリーム背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(フランスでは当ジャケットである・ドイツでは7/56), 製作:Deutsche Grammophon Fr., 印刷:記載なし・フランス製, フランスではこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:ドビュッシー:1953年3-4月/ラヴェル:1953年6月独ハノーファー・ベートーヴェンザールでのモノラル録音, 録音詳細不明, ドイツでは1955年頃ラヴェルのみ1956年Deutsche Grammophon Gesellschaft mbHによりコピーライト登録・同年11初頃DGG:16 073 LP(10"・チューリップALLE内溝, □M33レーベル・フラット盤)にて初リリース, 1956年7月DGG:18 312 LPM(2曲入り12"・チューリップALLE内溝レーベル▽M33・フラット盤・見開糸縫中入ジャケット入り・裏7/56)にて初リリース, ドビュッシーに10"は存在しない, これはフランス発売分のドイツ盤で1956年5月/1956年4月製造のスタンパーによる1956年頃製造の盤が1950年代のフランス製造のオリジナルジャケットに入るケースでフランスでの初年度リリース分オリジナル, フランスではこの後フランスプレスが三方開ジャケットで流通する, レーヴェングートQt.はこの後クリュブ・フランセ→VOXと2回録音し計3回録音・これは初回録音である, 録音時のメンバー/Quatuor Loewenguth--Violin – Alfred Loewenguth, Maurice Fueri-Viola – Roger Roche-Violoncello – Pierre Basseux, フランスでの初年度リリース分オリジナル, フランス発売分の初期はドイツ盤が入ることが多い, ドイツ盤は年に複数回プレスされ更に毎年プレスされるので初年度製造分は滅多にない, これは初年度製造分のオリジナル!

商品詳細:この曲では真っ先に浮かぶ録音。2/3度目CND→VOXもあるが最初のDGGがこの2曲の原点的録音。これは最初のモノ録音。後のステレオ録音に比べ一見穏やかな印象を受けるが、その実内省的な燃焼は激しいものがある。フランスのレーヴェングートQt.が当時ドイツ人の苦手とするフランス音楽の分野でこの曲をDGGに最初に入れた功績は大きい。やや暗めの渋さを効かせたドイツ人好みに仕上げたようだが名演の1つに変わりは無い。名盤の1つとして親しまれている。レーヴェングート四重奏団は1929年パリで結成されたフランスの名門カルテット。創設メンバーは第1ヴァイオリン:アルフレッド・レーヴェングート、第2ヴァイオリン:モーリス・フューエリ、ヴィオラ:J.ジョージ→その後、ルイ・マルティーニ、チェロ:ピエール・バスー。SP期~録音がある。全員ノコロ・アマティのオールドヴァイオリンを使用する。リーダーのアルフレッド・レーヴェングートは1911年パリ生れでカペーQt.のメンバーであったアンドレ・トゥーレに師事している。また作曲家のデュカスに指導を受けている。特にカペーQt.~受け継いだベートーヴェンとフランス近代作品には重きを置いた。1950年には米国デビューを果たし米ALLEGROに初LPとなるモーツァルト:SQ14/16番を録音した。ドイツにも演奏旅行で好評を博しDGGと契約を交わした。ハイドン、モーツァルト、ルーセル、プロコフィエフなどとこのラヴェル/ドビュッシーを録音した。ラヴェル/ドビュッシーは1959年ACCディスク大賞に輝いた。1958年、第2ヴァイオリンがジャック・ゴコフスキーに交代する。1960年代に入ると米VOXと契約を交わし、多くの録音を行い、ラヴェル/ドビュッシーの再録音も行っている。このラヴェル/ドビュッシーは彼等の最初の録音であり古典的名演といえる演奏である。あまり知られていないがラヴェルのみ1曲入り10"で先行発売され、1956年に2曲入り12"化された。ドビュッシーには10"は存在しない。ドビュッシーはハイドンとのカップリングで旧番号にて12"初リリースされた,したがってラヴェル/ドビュッシー12"は両曲にとってオリジナル番号ではない事をご承知いただきたい。但しラヴェル/ドビュッシー12"として1959年にACCディスク大賞を受賞したLPである。アナログとはこういうモノであり、オリジナルを追及するという事は困難を極める道であるという点を良く留意されたい。ラヴェル/ドビュッシー12"は価値がないといことは決してない。オリジナルな発売ではないという事実だけである。

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