[ARION] パリ・レ・ミュズィシャン・メンバー/ B.マルチェッロ:Cemb協奏曲Op.1-1, Op.1-4, Op.1-6, Ob協奏曲ハ短調「ヴェニスの愛」

[ 1297-045b ] Benedetto Marcello Quatre Concerti Les Musiciens de Paris

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商品コード: 1297-045b

作品名:B.マルチェッロ:協奏曲集/5声の協奏曲集 Op.1~Cemb協奏曲Op.1-6, Cemb協奏曲Op.1-1 | Ob協奏曲ハ短調「ヴェニスの愛」, 5声の協奏曲集 Op.1~Cemb協奏曲Op.1-4
演奏者:パリ・レ・ミュズィシャン・メンバー/C.ボデ, C.クルトワ, A.フラマー, M.ピドゥー(vn)J.ステゲンガ(vc)L.ドゥブレ(ob
プレス国:フランス, France
レーベル:ARION
レコード番号:30A 115
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:B : 背に傷みあり・テープによる補修跡あり
キズ情報:A面2時に無音ヘアライン
レーベルタイプ:【フランスのオリジナル】---黄緑/黒土手, 10時にMade in France(ラウンド・白文字), グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:30 A 115, Price Code:なし, (P)なし, Rights Society:SACEM, スタンパー/マトリクス:ARI 30115 A/ARI 30115 B (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), ARIONステレオ製造を示すARI ***で始まりレコード番号の一部を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A3/A3, 再補助マトリクス:なし, カッティング担当:不明, 1970年代のスタンパーを使った1972年頃製造分, 黄緑/黒土手付きレーベルの最初期分(ARIONの文字が濃紫・セカンドプレスから薄紫・狭内溝レーベルで土手付ではなくなる), これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ARION音源のARION製作仏PHILIPプレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, オリジナル, original
ジャケット:【フランスのオリジナル】---見開両面コート中入れ, リブレット綴込, 表記されたジャケット番号:30 A 115, Price Code:Ⓐ, 背文字:あり(黒色・白背景・上下茶), ジャケ裏年号:なし, (P)なし(C)1971, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Disques Arion S.A., 印刷:Imp.Est-typo-Offset-Vincennes, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1971年頃パリでのステレオ録音, 録音技師:Claud Morel, プロデューサー:Ariane Segal, 1971年または1972年頃Disques Arion S.A.によりコピーライト登録・同年ARION:30A 115(当装丁)にて初リリース, 使用楽譜:Peters International, リブレットには. "Venise au XVIII Siécle"についての解説, これは初年度リリース分オリジナル, Ob協奏曲は「ヴェニスの愛」または「マルチェッロのアダージョ」で知られる名曲でここではハ短調版で演奏される, この1曲で完全に元が取れるLP, 録音が少ないだけに貴重!, 3つのCemb協奏曲は編曲されていてVnの弦楽合奏で演奏される, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+ ARIONは1967年Ariane Ségal によりパリで発足したレーベルで録音技師:Claude Morel (フランスでは)他と自らのプロデュースで良質で趣味性の高いLPを製作した。小規模ながら誇張のない自然な高音質と独自性の高い優れた企画で人気を博したマイナーレーベルである!1985年イタリアの会社Ducale S.p.A.に売却された

商品詳細:1971年フランスの室内楽団体、「パリ・レ・ミュズィシャン」の録音。ここではカトリーヌ ・ボデ (ヴァイオリン)、カトリーヌ・クルトワ(ヴァイオリン)、アルマンド・フラマー (ヴァイオリン)、ミレイユ・ピドゥー(ヴァイオリン)、ヤン・ステゲンガ(チェロ)、ルシアン・ドゥブレ(オーボエ)の6人が参加。ベネデット・マルチェッロ(1686-1739)はイタリア・バロックの作曲家。これら4曲の協奏曲は全て12の5声の協奏曲集Op.1の中の曲と思われる。よく知られるオーボエ協奏曲は実は兄アレッサンドロの作品であることが判明している。イタリア人かと思うような明るい演奏。「パリ・レ・ミュズィシャン」は11弦とチェンバロによるアンサンブルで1966 年にスザンヌ ハイムによってパリで結成された。1968 年、「パリ音楽祭」はポワシーに「コンサート・ドゥ・ラ・コレジアル」を設立し、そこで月に 1 回コンサートを開催していた。同年、彼らは「La Fondation de la Vacation」から奨学金を獲得。同年、このオーケストラは「芸術文化協会」から承認された。国際的な優れたソリストが共演することもあり、これまでにイヴォンヌ ・ルフェビュール女史、リリー・ラスキン、ロジェブ・ルダン、ルジェロ・ジェラン、ピエール・ピエールロなどである。通常カトリーヌ ・ボデが第1Vnを担当する。カトリーヌ ・ボデはガブリエル・ブイヨンとジャック・フェヴリエに師事し、パリ音楽院室内楽部門満場一致第一位を獲得した。首席チェリストのヤン・ステンゲンガは、1947 年にオランダのヴォーブルクに生まれ。彼は、パリ音楽院でポール トルトゥリエに師事し、7 歳でチェロを学び始め、18 歳で満場一致で第一位を受賞している。「パリ・レ・ミュズィシャン」は少なくともARIONにマルチェッロ:協奏曲集、バルトーク作品集、ルーセル他近代作品集を録音している。当マルチェッロ:協奏曲集が最初の録音のようである。曲は5声の協奏曲集 Op.1から3曲のCemb協奏曲が選ばれているが何れもCembはソロに使用されず合奏協奏曲のような形に編曲されている。1曲だけ作品番号のないOb協奏曲ハ短調がある、これはルシアン・ドゥブレ(オーボエ)がしっかりソロを奏でる協奏曲として演奏されている。どこかで聴いたこのがあるような馴染みのある印象の作品だと思ったら、「ヴェニスの愛」または「マルチェッロのアダージョ」とも呼ばれる名曲で1970年のイタリア映画「ヴェニスの愛」(原題は「無名のベネチア人」)にこの曲の第2楽章 アダージョが使われた。「アルビノーニのアダージョ」や「パッヘルベルのカノン」と同等の名曲である。原曲はニ短調だが、ニ短調とハ短調の2つの異稿が存在し、ここではハ短調で演奏される。バッハがチェンバロ独奏の協奏曲ト長調B.974に編曲している。メロディーは哀愁に満ちており、一度聴いたら忘れないだろう。ニ短調で演奏されることが多いらしいがハ短調ならよりノスタルジーが増すだろう。1曲飛びぬけた名曲を加え、この1曲だけで元が取れるようにした配慮はARIONのプロデューサー:Ariane Ségal によるものだろう。

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