[COLUMBIA] L.マゼール指揮フィルハーモニアo. / ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェル編オーケストラ版), ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲

[ 1297-042 ] Moussorgsky - Ravel / Debussy, Philharmonia Orchestra, Lorin Maazel – Tableaux D'une Exposition / Prélude A L'Après-midi D'Un Faune

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商品コード: 1297-042

作品名:ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲, ムソルグスキー(ラヴェル編オーケストラ版):組曲「展覧会の絵」-- Promenade--Gnome--Promenade-- Le Vieux Château--Promenade--Tuileries--Bydlo-- | -- Promenade-- Ballet Des Poussins Dans Leurs Coques--Samuel Goldenburg Et Schmuyle-- Limoges--Catacombes-- La Cabane Sur Des Pattes de Poule--La Grande Porte de Kiev
演奏者:L.マゼール指揮フィルハーモニアo.
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 968
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 棒が欠損していた為、文字なしの汎用棒付き内ジャケットを添付(棒以外は元々あった), 本体の厚手ボードはA
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---紺/銀音符段付, センターホール上ににLongue Durée □33 1/3 Microsillon, 6時にMade in France, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:33 FCX 968, Rights Society:BIEM, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:XAX 2384 21/XAX 2384 21 (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系英国録音モノラル製造を示すXAX***で始まりレコード番号を含まないフランス型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 227218/M6 227219, 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンド本体とラウンドMスタンパーと2種併存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーを用いた1963年頃の製造分, 旧番号存在せず, 紺/銀音符内溝レーベル存在せず, フラット盤存在せず, 紺/銀音符段付レーベルのモノラル最初期分, これより古いモノラルレーベル存在せず, フランスでのモノラル最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(21/21が最古), ステレオ存在する, RIAAカーヴである, EMIグループCOLUMBIA系英国音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, フランスでのモノラル・オリジナル, original for mono in Fr.
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), 裏文字ありでリブレットは存在せず(裏文字なしは存在せず), 小型金ステレオシール付き, 表記されたジャケット番号:FCX 968, 背文字:なし(今回棒が欠損の為・通常は文字あり), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris., ジュベール工房のデザイン, 旧番号存在せず, ペラタイプ存在せず, 裏文字なしの棒付きタイプ存在せず, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのモノラル・オリジナル(棒を除く), original for mono in Fr.
トピックス:1962年ロンドンでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 英国では1963年Columbia Graphophone Company Ltd.にてコピーライト登録・同年9月英COLUMBIA:33CX 1841/SAX 2484(B/Sレーベル)にて初リリース, フランスでは1963年仏COLUMBIA:からモノラル:FCX 968(当装丁)にて初リリース, 同年ステレオ:SAXF 968(紺/銀音符段なしStéréoレーベル・グルーヴガード厚手・棒付厚手ボード・小型金ステレオシール付きジャケット入り)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分モノラル・オリジナル, 今回棒が欠損の為文字なしの汎用棒付き内ジャケットを添付した

商品詳細:ロリン・マゼールは3回「展覧会の絵」を録音している。1962年のフィルハーモニア管弦楽団、1971年のニューフィルハーモニア管弦楽団、1978年のクリーヴランド管弦楽団。これは初回の1962年録音のフランス盤である。アメリカ人の両親のもと、パリに生まれた才人マゼールは、8歳にして指揮者、ヴァイオリニストデビュー、11才にしてトスカニーニに認められNBC響を振り、翌年にはニューヨークフィルの指揮台に立ったという大変な神童。18才でピッツバーグ響のコンサートマスターとなり、以後、世界各地で指揮者として活躍。ベルリン放送響(1964~1975)、クリーヴランド管(1972~1982)、ピッツバーグ響(1988~1996)の音楽監督のかたわらベルリン・ドイツオペラやウィーン国立歌劇場の総監督も歴任。ベルリンフィルの音楽監督をアバドに奪われたが、2002年秋からはニューヨークフィルの音楽監督に就任した。マゼールの初期録音といえばDECCAのシベリウスやチャイコフスキーの交響曲の全曲録音が思い出されるが、DECCA以前には1957年頃からDGGやEMIに録音があった。演奏は英国録音が理由か意外な程大人しく、品よく纏まっている。フィルハーモニア管弦楽団を駆け出しの指揮者が振るとこうなるお手本のような演奏だろう。誰が指揮者でもフィルハーモニアo.にはこういった特質がある。フィルハーモニアo.でこれを更に攻撃的に持ってゆくには指揮者としての経験と力量が求められそうである。安定したテンポと展開に手に汗握る演奏ではないが、英国らしい端正な演奏となった。これはこれで悪くないだろう。その後の1971年や1978年の再録音と比べれば、十分に濃密な演奏といえる。特に管楽器がよく冴えてロシア色が感じられる。マゼールの父は、ロシアの音楽家の家系で、曽祖父はロシア皇室の軍楽隊長、祖父はモスクワ帝室歌劇場のコンサートマスターだったらしい。若い時期からロシア作品を積極的に取り上げた理由はそこにあるようだ。この録音時マゼールはまだ32歳。クレンペラーのような訳にはいかない。それでも破綻なく、フィルハーモニア管弦楽団をコントロールして、しっかりした演奏に仕上げた腕は、既にベルリンpo.で多くの録音を行った経験が生きたようである。

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