[COLUMBIA] H.v.カラヤン指揮フィルハーモニアo. / チャイコフスキー:バレエ組曲「白鳥の湖」Op.20~抜粋, バレエ組曲「眠りの森の美女」Op.66~抜粋

[ 1297-019 ] Tchaikovsky / Karajan – Sleeping Beauty And Swan Lake Ballet Suites

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商品コード: 1297-019

作品名:チャイコフスキー:バレエ作品集/バレエ組曲「白鳥の湖」Op.20(抜粋)~ Introduction And Lilac Fairy ( Prologue ), Pas D' Action ( Adagio ) , Act 1, Pas De Caractere ( Puss In Boots ), Act 3, Panorama, Act 2, Valse, Act 1 | バレエ組曲「眠りの森の美女」Op.66(抜粋)~ Scene ( Swan Theme ), Waltz In A Major, Act 1, Dance Of The Little Swans, Act 2, Introduction To Scene And Second Dance Of The Queen Of The Swans, Act 2, Hungarian Dance ( Czardas ), Act 3
演奏者:H.v.カラヤン指揮フィルハーモニアo.
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 832
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 軽度のスレあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---紺/銀音符段付, 6時にMade in France, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:33 FCX 832, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:XAX 1707-1N/XAX 1708-1N (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系英国録音モノラル製造を示すXAX***で始まりレコード番号を含まない英国型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 202289/M6 202290 , 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンド本体とストレートMスタンパーの2種併存Pathéプレス, 1950年代のスタンパーによる1960年頃の製造分, Disque incassableロゴ付レーベル存在せず, 紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤存在せず, フランスでこれより古いモノラルレーベル存在せず, フランスでのモノラル最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1N/1Nが最古), ステレオ存在する, RIAAカーヴである, EMIグループCOLUMBIA系英国音源の仏COLUMBIA制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi, Chatou , フランスでのモノラル・オリジナル, original for mono in Fr.
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), リブレットは元々付かない, 内ジャケ窓付き(初期タイプ), 表記されたジャケット番号:FCX 832, Price Code:なし, (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris., ジュベール工房デザイン, ペラジャケ存在せず, これより古いモノラルタイプ存在せず, モノラル・オリジナル, original for mono
トピックス:1959年1月1-3日ロンドン・キングスウェイホール( Kingsway Hall)でのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1960年Columbia Graphophone Company Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:SAX 2306(B/Sレーベル)で初リリース・モノラルは未発売→SXLP 30200, フランスでは1960年頃仏COLUMBIAからモノラル:FCX 832(当装丁)にて初リリース→FCX PM 30002, 同年ステレオ:SAXF 139にて初リリース→SAXF 832→CVC 832, 全く同一内容で1952年旧モノラル録音あり・1953年英COLUMBIA:33CX 1065で初リリース, フランスで旧モノラル録音は仏COLUMBIA:FCX 110(白鳥の湖のみ)→FCX 202(2曲入り)にて初リリース, これも全く同一内容で2回録音が行われた曲である, 全曲盤は存在せず, レコード主要国で2回録音のモノラル盤が存在するのはフランスだけとなる・これは2回目録音のフランスでのモノラル・オリジナル!

商品詳細:フランスらしい淡い色の色調の美しいジュベール工房のジャケ。この曲の入荷は少なく、カラヤンのColumbia録音の中でもレアな一枚だ。ずっしりと厚いプレスからは、密度の高いしっかりと豊潤なハイファイサウンドが出てくる。パテプレスで少し華やかな感じがする。どちらも大曲(バレエ曲)からの抜粋だが、要所は押さえているので聴きやすい。コロンビアらしいスケール感と繊細さを併せ持つ。カラヤンがフランス的に聴こえるから不思議。こういう優美で旋律がはっきりした曲ではカラヤン/フィルハーモニアo.のレガートを聴かせた上品な演奏がよく映える。カラヤンはフィルハーモニアo.時代こそ聴き応えのある指揮者といえるがDGGではまた別の面で良さを確立した指揮者だろう。フィルハーモニアo.はこの時代において最もグレードの高い録音専用のオーケストラで実演がない分、録音後の再生音をよく理解していて、繰り返し聴くことになる演奏の肝を掴んでいた。そのような点ではウィーンpo.やベルリンpo.の遥か上をゆくオーケストラだったと言える。EMIの経営陣はそのあたりをしっかり認識して戦略を立てていたようだ。マーケティングの元祖のような存在である。実はこの録音も全く同じ選曲で1952年と1959年の2回の録音がある。抜粋の選曲まで全く同じで、初回モノラル録音が33CX 1065で1953年に初リリース。1959年に2回目録音がステレオのみSAX 2306でリリースされた。英国では混乱を避けるため2回目録音のモノラル盤は発売されなかった。ではこのフランス盤モノラルはどちらの録音かというと1959年2回目録音のモノラル盤と思われる。何故ならステレオもSAXF 139で同年に発売されたからである。したがって2回目録音のモノラル盤はフランスではリリースされ、英国では未発売ということになる。初回録音はフランスでFCX 110(白鳥の湖のみ)/FCX 202(2曲入り)でしっかり発売された。こういう扱いの面からも当時からカラヤンは規格外の特別な指揮者であった。

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