商品コード:1299-041c[COLUMBIA] ヴェーグQt. / バルトーク:弦楽四重奏曲全集-3

[ 1299-041c ] Bartók, Vegh String Quartet – String Quartets Nos 5 & 6- Volume Three



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商品コード: 1299-041c

作品名:バルトーク:弦楽四重奏曲全集-3/弦楽四重奏曲第5番 (1934年) Sz.102 | 弦楽四重奏曲第6番 (1939年) Sz.114
演奏者:ヴェーグQt.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:33CX 1285
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面4時、10時に無音軽スレ, B面1時に無音軽スレあり
レーベルタイプ:【英国での第2版】---紺/金音符ツヤ溝なし, 6時にMade in Gt Britain(ラウンド金字), グルーヴガード厚手, Rights Society:BIEM, (P)なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:XAX 666-4N/XAX 667-2N (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループCOLUMBIA系英国録音モノラル製造を示すXAX.***で始まりレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, カッティングマスター担当:イニシャルNは不明, 補助マトリクス(3時):GR/GR, 再補助マトリクス(9時):2/12, 1950年代のスタンパーによる1959年頃の製造分, 旧番号存在せず, 紺/金音符ツヤ中溝レーベル存在せず, フラット盤存在せず, 紺/金音符ツヤ溝付レーベル存在する, これより古い英国レーベル存在する, 英国での最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループCOLUMBIA系英国音源の英COLUMBIA制作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国での第2版, 2nd issue in UK.
ジャケット:【英国での第2版】---折返表コートペラ, 2時に橙ベース楕円♬ COLUMBIA, 表記されたジャケット番号:33CX 1285, Price Code:なし, 背文字:あり(赤色・クリーム背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Columbia Graphophone Company Ltd. Hayes・Middlesex・England, 印刷:Ernest J. Day & Co.Ltd. London., 後期共通デザイン折返紙ペラ・ホタテ貝タイプ存在する, 英国にこれより古いタイプ存在する, 英国での第2版, 2nd issue in UK.
トピックス:1954年9-10月ロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1955年Columbia Graphophone Company Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1245/1267/1285(当装丁)のバラ3枚にて初リリース, これは1959年頃製造の段なしレーベルの第2版盤が新デザインの第2版ジャケットに入るケースでVol.3の第2版となる, 同じ装丁でバラ3枚揃うことは稀となった, 演奏・音質ともにトップレベルの超が付く名演, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★, 2回目はステレオで1972年4/7月スイス・ラ・ショー=ド=フォン音楽劇場にてVALOISに再全曲録音, ヴェーグQt.のメンバー:Violin – Sandor Végh / Sandor Zöldy--Viola – Georges Janzer--Cello – Paul Szabo

商品詳細:バルトークの弦楽四重奏曲は近現代作品としてはそれほど難解な曲ではないが、演奏が特別良くないとなかなか手が出ないのが現実ではなかろうか。ジュリアードQt.のPHILIPS盤も悪くなかったが、このヴェーグQt.が決定盤だと感じる。靄の中から浮き上がってくる冒頭の音を少し聴いただけで、これは只者ではないと気づく。音の美しさに加え、その解釈にも心を奪われる。もう他の演奏は聴けなくなるほど、これは見事。英プレスのバラ3枚、同一シリーズジャケで揃えば幸運! 近年では指揮者としても有名になった、シャーンドル・ヴェーグ(1912~1997)は、1940年ハンガリーでヴェーグ四重奏団を組織し、約40年にわたってソロと並行して弦楽四重奏の活動を行ってきた。特に1952年フランス、ディスコフィル・フランセに録音したベートーヴェンの全曲録音はよく知られている。バルトークはその2年後の1954年の英国COLUMBIA録音。このレーベルへの録音はバルトークの6曲だけである。ヴェーグQt.はあまり一つのレーベルに留まらず、DECCA、VALOIS、米COLUMBIA/PHILIPSと、いくつかのレーベルにまたがっている。しかしどこのレーベルでも彼らのスタイルは一貫しておりブレがない。このバルトーク録音も一つの規範のようになっている。この時代において四人均質型のスタイルである。全員がストラディヴァリウスの名器を使い、深い味わいとともに弦楽四重奏曲の本質に迫ってゆく姿勢が近年再度評価されてきた。バルトーク作品は、ベートーヴェンなどと比較して録音が少ないだけに、この録音が規範を超えて演奏者が至るべき道を示しているように思えるのである。比較的入手し易い1972年の新録音も評価は高いが旧録音の持つ恐るべき境地を垣間見た後では平凡な演奏に聴こえてしまうのも致し方ないだろう。ヴェーグQt.はこの2回の録音でメンバーは変わっていない。

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