商品コード:1300-021pb[DECCA] A.アルヘンタ指揮パリ音楽院o. / ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
商品コード: 1300-021pb
商品詳細:アタウルフォ・アルヘンタ(1913- 1958)は44歳で夭折してしまったスペイン生まれの指揮者。世界的に事故や病気で夭折した音楽家は人気が出ることが多いが、その惜しまれ感が余計に音楽の感動を呼ぶのだろう。アルヘンタは兼ねてより結核を患っており、1955年から1956年の間に5か月間の療養を余儀なくされる病状であった。1958年1月21日、スペイン・マドリード市ロス・モリノスで自家用車の暖房をかけっぱなしにしている間に換気を怠り一酸化炭素中毒で死去。同乗者は助かったが、アタウルフォは間に合わなかった。因みにその同乗者は、当時23歳のフランス人ピアニスト、シルヴィ・メルシエ。この録音は亡くなる僅か2ヵ月前のものでDECCAには最期の録音となった。ややオケの音が固い印象はあるがフォルテでは最大限にオケを鳴らしており、楽団員たちの尊敬は大きなものがあったのだろう。アルヘンタの白鳥の歌となってしまった「幻想交響曲」だが、そんなことも知った上で聴いてみると何か感じる所があるかもしれない。ステレオ:SXL 2009は高額となる。1957年11月11-13日パリ録音。
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