作品名：ワーグナー:オペラ名場面集/楽劇「ワルキューレ」～第3幕 ヴォータンの別れと魔法の火の音楽 | 楽劇「ジークフリート」～第2幕 森のささやき, 舞台神聖祝典劇『「パルジファル」～第2幕 花の乙女の場面と終幕

レーベルタイプ：【ドイツでの第2版】---アズキ/金紋章内溝, 6時にLangspiel □M33 Platte, 10時Alle, フラット重量, 表記されたレコード番号:NLXT 2644, Rights Society:Contr. Copyr., (P)なし, スタンパー/マトリクス:CB ARL 915-1B/ARL 916-2A (ラウンド大文字スタンパー・英DECCA旧タイプ), DECCA規格のモノラル製造を示すCB ARL/ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのイニシャルBは Ron Mason(ロン・メイソン)/AはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)のカッティング担当を示す, 補助マトリクス:両面にManufactured in Germanyの刻印, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1950年代のスタンパーによる1955年頃の製造分, 10"存在せず, 旧番号存在せず, ドイツでは枝柄付き橙/金紋章内溝レーベル存在すると思われる(1953年頃分), ドイツにこれより古いレーベル存在すると思われる, ドイツでの最古レーベル・最厚プレスではないと思われる, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当の前任者:なしと思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の独CECCA制作TELEFUNKENプレス, 工場:TELDEC Press GmbH & Co.KG. Niedernstr. 3 - 724589 Nortorf Germany, ドイツでの第2版と思われる, 2nd issue in De.

ジャケット：【ドイツでの第2版?】---上開両面コートペラ, 表記されたジャケット番号:LXT 2644, Price Code:なし, 背文字:なし(上開の為), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(ドイツでは当ジャケットである), 製作:TELDEC »Telefunken-Decca« Schallplatten GmbH, 印刷:記載なし・ドイツ製, 見開中入紙ペラタイプ存在する可能性高い(未確認), 上開両面コートペラには上下余白タイプはないと思われる, ドイツでこれより古いタイプ存在すると思われる, ドイツでの第2版と思われる, 2nd issue in De.

トピックス：1950年頃ウィーン・ムジークフェラインザール・グローサーザールでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1952年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年英国DECCA:LXT 2644(金内溝レーベル・フラット盤・折返紙ペラジャケット入り)にて初リリース, ドイツでは1953年頃独DECCA:LXT 2644またはNLXT 2644(枝柄付き橙/金紋章内溝レーベル・フラット盤・見開中入紙ペラジャケット入り)にて初リリースと思われるが未確認→1955年頃同一番号・当装丁に変更されたと思われる, 独盤は初入荷につき上記は100%ではない

商品詳細：こちらは1950年頃DECCA録音のワーグナーの歌付き管弦楽。タイトルに「ワーグナー:オペラ名場面集」とあるように管弦楽作品ではなく、オペラ演奏としての単独場面を3つ収録したLPである。A面には楽劇「ワルキューレ」～第3幕 ヴォータンの別れと魔法の火の音楽でP.シェフラー(bs-br)/R.モラルト指揮ウィーンpo.による。B面の2曲は何れもH.クナッパーツブッシュ指揮ウィーンpo.による。1曲目に楽劇「ジークフリート」～第2幕 森のささやきがあり、F.レヒライトナー(t)が歌う。2曲目の舞台神聖祝典劇『「パルジファル」～第2幕 花の乙女の場面と終幕ではG.トレプロー(t)が出演。3曲とも異なるメンバーでの部分(シーン)録音である。1950年代初期のモノラル期でワーグナーのオペラはこのような場面ごとの録音が行われ、7"/10"などの短い再生時間のメディア、またはそれらをカップリングした12"が制作された。これは12"のタイプ。この時期は歌手がメインであり、オケは伴奏的存在だったが、クナッパーツブッシュ/ウィーンpo.のような大御所となれば放っておく訳にもいかないだろう。当時の歌手は名前こそ知られていないが1960年代以降の歌手とは次元の異なる上手さを見せる。時間は短いが濃密に圧縮された空気感はこの時期しか出せない芸術である。A面とB面で指揮者が異なるが当時は普通である。古い録音に興味のある方には大変なお宝であるに違いない。DECCAが誇る1950年頃のハイファイ録音の凄みを味わっていただきたい。その演奏はレンジは狭いながらも独特の熱気を孕み、この当時の空気を詰め込んだ缶詰のようだ。特にB面が放つ濃密な音楽は特別な世界観!

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