商品コード:1300-012n[DECCA] K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o. / モーツァルト:ディヴェルティメント11番K.251, シューベルト:5つのメヌエット, 5つのドイツ舞曲
商品コード: 1300-012n
商品詳細:1956年モノラルのみ発売。ミュンヒンガー/シュツットガルト室内o.の最盛期、'50年代後期の録音。ヴィヴァルディの四季で見せたようなゴツゴツした所は微塵もない。バッハの録音でも有名なミュンヒンガーだが、バッハに通じる者はモーツァルトにも通じる。持ち前の鋭い切れ味の演奏で、独・墺の極めた文化の魅力をここぞとばかりに表現している。圧倒的なLXTの音圧!その後、DECCAのディヴェルティメントの中心はウィーン八重奏団へと移ってゆく。カール・ミュンヒンガー(1915-1990)といえばドイツ・シュトゥットガルト生まれ。1945年自身が創設したシュトゥットガルト室内管弦楽団とのヴィヴァルディ「四季」は1951年のDECCA録音で一世を風靡しミュンヒンガーの名前を世界に知らしめた。そのためかミュンヒンガー=バロック指揮者のイメージが定着してしまった。しかし実際にはケンプとのモーツァルト協奏曲9/15番のようにモーツァルトを振っても素晴らしい仕事をするのだ。この40番、彼の前にはE.クライバー、J.クリップス、と限られた巨匠しか録音を許されていなかった。DECCAでドイツ系作品を任されたミュンヒンガーの演奏はモーツァルトにおいても遜色がなく、端正で躍動感と安定感が不思議なハーモニーを作り出す一流の演奏である。先入観を捨てれば視界は大きく広がる。シュトゥットガルト室内o.を振っての演奏。ステレオはないがモノラルの圧倒的な深みと切れのある音質が冴える!
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