レーベルタイプ：【フランスでのカップリング替えオリジナル】---紺/銀音符内溝, センターホール上ににLongue Durée □33 1/3 Microsillon, 3時に33 1/3 Tours minule, 6時にMade in France(ラウンド銀文字), フラット重量, Rights Society:DP, (P)なし, 表記されたレコード番号:33 FCX 583, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:XAX 657-4N/XAX 851-14N (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系英国録音モノラル製造を示すXAX ***で始まりレコード番号を含まない英国型フランス専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルNは不明, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 177973/M6 177156(最古), 再補助マトリクス:なし・パテキュラーはない, 2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーによる1956年頃の製造分, Disque Incassable付フラット盤存在せず, フラット盤の最初期分, それぞれに別の旧番号あり(協奏曲に10"/12"あり・子供の情景に10"あり), 当カップリングでこれより古いレーベル存在せず, 当カップリングでフランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1N/1Nはないと思われる), ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, EMIグループCOLUMBIA系英国音源の仏COLUMBIA制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでのカップリング替えオリジナル, original in Fr.

ジャケット：【フランスでのカップリング替えオリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), リブレット付き, 表記されたジャケット番号:FCX 583, Price Code:記載なし, 背文字:あり(棒上に金色型押・黒クロス紙背景), 棒付内袋に窓付(初期タイプ), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathe Marconi. Paris, 印刷:Imprimé Mercure Editeur. Paris, カッサンドル工房デザインのジャケット(秀逸), 当カップリングに旧番号存在せず, ペラタイプ存在せず, 当カップリングにフランスでこれより古いタイプ存在せず, 棒付では裏文字なしが最初, フランスでのカップリング替えオリジナル, original n Fr.

トピックス：協奏曲:1953年8月24-25日ロンドン・キングスウェイホールでのモノラル録音, 子供の情景:1951年9月28日アビーロード第3スタジオでのモノラル録音, 英国ではシューマン:Pf協奏曲は1954年頃Columbia Graphophone Company Ltdによりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33C 1033(10'')にて初リリース, フランスでは10"は未発売で12"のグリーグ:Pf協奏曲とのカップリングで1955年頃仏COLUMBIA:FCX 284(紺/銀音符内溝・Disque incassableなし・旧デザイン紙ペラジャケット入り)にて初リリース, 英国ではグリーグ/シューマンPf協奏曲2曲カップリングの初期12"プレスは存在しない, 子供の情景は英COLUMBIA:33C 1014(10"+ドビュッシー:子供の領分)にて初リリース, フランスでは仏COLUMBIA:FC 1025(10"+ドビュッシー:子供の領分)にて初リリース, フランスではシューマンの2曲が1956年頃カップリングされFCX 583(当装丁)にてカップリング替えLPとしてリリースされた, フランスではシューマンPf協奏曲の12"が2種存在する, 英国では当シューマンの2曲入り12"は存在しない, ピアノ協奏曲は1941年カール・ベーム/ドレスデンsk.との旧録音あり, 子供の情景は1939年5月1日の旧録音あり, 当シューマン2曲の12"はフランスのみ発売, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細：シューマンPf協奏曲は1953年録音。ギーゼキング/カラヤン/フィルハーモニアo.というのは他にもあり、どの場合も成功した録音。1951年にグリーグPf協奏曲で同じカラヤン/フィルハーモニアo.と録音され、この2曲は英国でそれぞれ10"で発売された。フランスではグリーグのみ10"発売されたがシューマンは1955年頃グリーグとのカップリングで12"発売(FCX 284)された。子供の情景は1951年録音で英国/フランス何方も10"(+ドビュッシー:子供の領分)で発売された。英国では何方も12"化されなかったが、フランスではその後1956年にカップリング替えLPとしてシューマンの協奏曲+子供の情景の2曲が12"FCX 583で発売された。フランスではシューマンPf協奏曲はカップリングの異なる2種の12"が存在する。Pf協奏曲はカラヤンとの共演で歴史的な名演としてよく知られた録音である。ギーゼキングはモーツァルトとラヴェル、ドビュッシー作曲などの録音が有名なだけに、シューマンの独奏曲である「子供の情景」は、あまり知られていない。ギーゼキングは意外にもシューベルト、シューマンなど、多くはないがドイツ・ロマン派独奏曲の録音もある。ギーゼキングはフランス生まれだが、ドイツ人の両親を持つドイツ系であり、ベルリンでデビューしたこともあってドイツ作品にも一家言を持つピアニストである。子供の情景には有名な「トロイメライ」が含まれ、その演奏は模範的ドイツ人風な印象を残す。ペダル操作の見事さで、クリアな解釈による明解なフレージングを際立たせることが特徴的なスタイルである。協奏曲でも独奏曲でもシンプルかつ完璧なまでに美しいピアニズムを貫いた不世出の音楽であるという評価は変わることがないだろう。今一度原点にかえる際に必ず参考になるピアニストといえる。ギーゼキングのシューマン2曲入り12"は定番すぎるグリーグ/シューマンPf協奏曲集より、ある意味存在感が強いものがある。この12"は実はかなり希少である。カップリング替えLPとした。特に子供の情景はこれが初の12"であり、聴き応えあり!

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