商品コード:1302-027[COLUMBIA] O.クレンペラー指揮フィルハーモニアo. / チャイコフスキー:交響曲6番Op.74「悲愴」

[ 1302-027 ] Tchaikovsky / Otto Klemperer, Philharmonia Orchestra – "Pathetique" Symphony


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商品コード: 1302-027

作品名:チャイコフスキー:交響曲6番Op.74「悲愴」/第1楽章 Adagio - Allegro Non Troppo-- | --第2楽章 Allegro Con Grazia-- 第3楽章 Allegro Molto Vivace--第4楽章 Adagio Lamentoso
演奏者:O.クレンペラー指揮フィルハーモニアo.
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 931
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : 難あるが軽度
評価/ジャケット:A : 左端に軽度の色落ちあり
キズ情報:A面7時に微かに6回ほど出る小軽スレ, 6時に小13回出る小スレ, 5時に無音斜めスレあり
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---紺/銀音符段付, センターホール上にLongue Durée □33 1/3 Microsillon, 6時にMade in France(ラウンド銀文字), グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:33 FCX 931, Price Code:Ⓐ, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:XAX 2450 21B/XAX 2451 21 (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループのCOLUMBIA系英国録音モノラル製造を示すXAX ***で始まりレコード番号を含まない英国型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 221938/M6 221869, 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンド英国型EMI本体とラウンドMスタンパー2種併存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーを用いた1962年頃の製造分, モノラルに旧番号存在せず, 紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤存在せず, モノラル最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在する, RIAAカーヴである, EMIグループのCOLUMBIA系英国音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでのモノラル・オリジナル, original for mono in Fr.
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手), 2時に♬ COLUMBIA, 表記されたジャケット番号:FCX 931, Price Code:なし, 内ジャケに窓なし(窓付き存在せず), 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがモノラルは当ジャケットである), 製作: Les Industries Musicales Et Electriques Pathe Marconi. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris, ジュベール工房デザイン(記載なし), ペラタイプ存在せず, ジャケ裏文字なしタイプ存在せず, 仏モノラル・オリジナル, original for mono in france
トピックス:【フランス盤は初入荷の希少タイトル】---1961年10月18-20日ロンドンキングズウェイ・ホールでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー:Walter Jellinek/Walter Legge, 英国では1962年英COLUMBIA:33CX 1812/SAX 2458(B/Sレーベル)にて初リリース, フランスでは1962年仏COLUMBIAからモノラル:FCX 931(当装丁)にて初リリース, 同年ステレオ:SAXF 248(紺/銀音符stéréo段付レーベル・棒付厚手ボード・ステレオシール付きジャケット入り)にて初リリース・当社未入荷の超希少盤・高額, これはフランスでの初年度リリース分モノラル・オリジナル, O.クレンペラー指揮フィルハーモニアo.は4~6番を録音していて4番:1963年1月23-25日/2月2日, 5番:1963年1月16-19日/21日, 6番:1961年10月18-20日録音, モノラル/ステレオとも入荷の少ない希少タイトルで今回モノラルは初入荷の希少タイトル!, モノラル・オーディオファイルプレス!演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:クレンペラーの録音の中では比較的珍しいチャイコフスキー。英SAXは今でも人気が高く高額。英プレスの33CXとSAXでは大きな違いがあるが、仏プレスの場合どちらもパテ・プレスなのでFCXはステレオにない力のある音の良い盤。SAXFとは発想が異なる良さがある。クレンペラーの大袈裟な表現がフィットして効力を生むチャイコフスキー。ベートーヴェンでは「?」だった人もチャイコフスキーには納得されるだろう。FCXの落ち着いた表情はなかなか良い。6番は一番早い1961年録音。クレンペラーにチャイコフスキーはイメージ的に結びつきが弱いのではないだろうか? 実際クレンペラーは別にチャイコフスキーが嫌いだったわけでもなく、演奏も結構行っている。1935年の「ニューヨーク・タイムズ」のインタビューでは以下のように語っている。---私がチャイコフスキーを演奏するのは、それが良い音楽だからです。しかし、チャイコフスキーは指揮者のやりたい放題の犠牲になってきました。次第に彼の作品の演奏は、誇張されヒステリックな、全く間違った感情をもたらすものとなり、ついにこの音楽を悪趣味の象徴とするまでになってしまいました。しかし資料にあたって、彼の生涯と実際の楽譜を調べてみれば、彼は自分の心に素直に忠実に書いた真正の作曲家であることが分かるのです。つまり、悪趣味は彼の音楽の中ではなく、それを演奏する人間の中にあるのです。---。クレンペラーはそれまでのチャイコフスキー演奏に苦言を持っていたようで、いらぬ意図が入リすぎている--と言っているのである。したがってこの録音はクレンペラーの意思を忠実に反映した演奏になっている。ドラマチックな演出はここには多くない。この演奏に爆演を期待しても、出て来ないのである。しかしクレンペラーらしいは迫力はタップリ用意されている。違うのはスラブ的センチメンタリズムや不自然な誇張がないという点である。しかしいつのも重力級のオケが吠える爽快な演奏であることは確かである。オケは大音響で鳴り響くが情感を極力避けた演奏といえる。これこそがクレンペラーらしさであり、他の指揮者が真似のできないスタイルではないだろうか?ステレオが人気だがフランスFCXは圧巻のモノラル・サウンドでモノラル・オーディオファイルプレスとした。4~6番の3曲録音がある。6番は4/5番とクレンペラー自身のスタンスは基本同じだが、迫力の度合いは4/5番以上に凄まじく、遅いテンポと相まって悪魔的な世界感が出ている。フランス盤はモノラル/ステレオとも非常に希少!

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