商品コード:1302-026[COLUMBIA] O.クレンペラー指揮フィルハーモニアo. / チャイコフスキー:交響曲5番Op.64

[ 1302-026 ] Tchaikovsky, Otto Klemperer, Philharmonia Orchestra – Symphonie N° 5 En Mi Mineur


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商品コード: 1302-026

作品名:チャイコフスキー:交響曲5番Op.64/--Andante - Allegro Con Anima--Andante Cantabile, Con Alcuna Licenza-- | --Valse (Allegro Moderato)--Finale (Andante Maestoso - Allegro Vivace)
演奏者:O.クレンペラー指揮フィルハーモニアo.
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 979
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面7時に極小~小~極小30回出る5mmのスレあり, 8時に無音点あり
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---紺/銀音符段付, センターホール上にLongue Durée □33 1/3 Microsillon, 6時にMade in France(ラウンド銀文字), グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:33 FCX 979, Price Code:Ⓐ, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:XAX 2445 21/XAX 2446 21B (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループのCOLUMBIA系英国録音モノラル製造を示すXAX ***で始まりレコード番号を含まない英国型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 22850/M6 228785, 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンド英国型EMI本体とラウンドMスタンパー2種併存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーを用いた1962年頃の製造分, モノラルに旧番号存在せず, 紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤存在せず, モノラル最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在する, RIAAカーヴである, EMIグループのCOLUMBIA系英国音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでのモノラル・オリジナル, original for mono in Fr.
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手), 7時に♬ COLUMBIA, 表記されたジャケット番号:FCX 979, Price Code:なし, 内ジャケに窓なし(窓付き存在せず), 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがモノラルは当ジャケットである), 製作: Les Industries Musicales Et Electriques Pathe Marconi. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris, ジュベール工房デザイン, ペラタイプ存在せず, ジャケ裏文字なしタイプ存在せず, 仏モノラル・オリジナル, original for mono in france
トピックス:【フランス盤は初入荷の希少タイトル】---1963年1月16-19日/21日ロンドン・キングズウェイ・ホールでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー:Walter Jellinek/Walter Legge, 英国では1963年英COLUMBIA:33CX 1854/SAX 2497(B/Sレーベル)にて初リリース, フランスでは1963年仏COLUMBIAからモノラル:FCX 979(当装丁)にて初リリース, 同年ステレオ:SAXF 979(紺/銀音符stéréo段付レーベル・棒付厚手ボード・ステレオシール付きジャケット入り)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分モノラル・オリジナル, 5番は1954年発売の旧モノラル録音あり・33CX 1004がある, O.クレンペラー指揮フィルハーモニアo.は4~6番を録音していて4番:1963年1月23-25日/2月2日, 5番:1963年1月16-19日/21日, 6番:1961年10月18-20日録音, モノラル/ステレオとも入荷の少ない希少タイトルで今回モノラルは初入荷の希少タイトル!, モノラル・オーディオファイルプレス!演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:クレンペラーの録音の中では比較的珍しいチャイコフスキー。英SAXは今でも人気が高く高額。英プレスの33CXとSAXでは大きな違いがあるが、仏プレスの場合どちらもパテ・プレスなのでFCXはステレオにない力のある音の良い盤。SAXFとは発想が異なる良さがある。クレンペラーの大袈裟な表現がフィットして効力を生むチャイコフスキー。ベートーヴェンでは「?」だった人もチャイコフスキーには納得されるだろう。FCXの落ち着いた表情はなかなか良い。5番は1963年録音。クレンペラーにチャイコフスキーはイメージ的に結びつきが弱いのではないだろうか? 実際クレンペラーは別にチャイコフスキーが嫌いだったわけでもなく、演奏も結構行っている。1935年の「ニューヨーク・タイムズ」のインタビューでは以下のように語っている。---私がチャイコフスキーを演奏するのは、それが良い音楽だからです。しかし、チャイコフスキーは指揮者のやりたい放題の犠牲になってきました。次第に彼の作品の演奏は、誇張されヒステリックな、全く間違った感情をもたらすものとなり、ついにこの音楽を悪趣味の象徴とするまでになってしまいました。しかし資料にあたって、彼の生涯と実際の楽譜を調べてみれば、彼は自分の心に素直に忠実に書いた真正の作曲家であることが分かるのです。つまり、悪趣味は彼の音楽の中ではなく、それを演奏する人間の中にあるのです。---。クレンペラーはそれまでのチャイコフスキー演奏に苦言を持っていたようで、いらぬ意図が入リすぎている--と言っているのである。したがってこの録音はクレンペラーの意思を忠実に反映した演奏になっている。ドラマチックな演出はここには多くない。この演奏に爆演を期待しても、出て来ないのである。しかしクレンペラーらしいは迫力はタップリ用意されている。違うのはスラブ的センチメンタリズムや不自然な誇張がないという点である。しかしいつのも重力級のオケが吠える爽快な演奏であることは確かである。オケは大音響で鳴り響くが情感を極力避けた演奏といえる。これこそがクレンペラーらしさであり、他の指揮者が真似のできないスタイルではないだろうか?ステレオが人気だがフランスFCXは圧巻のモノラル・サウンドでモノラル・オーディオファイルプレスとした。

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