[ETERNA] P.セレブリャコフ(pf) M.ヴァイマン(vn) M.ロストロポーヴィチ(vc)/I.ブラシュコフ指揮レニングラードpo. 他/ ショスタコーヴィチ:Pfトリオ2番Op.67, ティシチェンコ

[ 1303-064t ] Schostakowitsch / Boris Tistschenko – Klaviertrio E-moll Op. 67 / Konzert Für Violoncello, 17 Bläser, Schlaginstumente Und Orgel

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商品コード: 1303-064t

作品名:ショスタコーヴィチ:Pfトリオ2番Op.67 | ティシチェンコ:Vcと17の吹奏楽器・打楽器・ハーモニウムのための協奏曲Op.23(Vc協奏曲1番)
演奏者:P.セレブリャコフ(pf)M.ヴァイマン(vn)M.ロストロポーヴィチ(vc)--(Op.67)/I.ブラシュコフ指揮レニングラードpo.--(ティシチェンコ):M.ロストロポーヴィチ(vc)A.ティシチェンコ(org)レニングラード管楽ens.
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:826 968
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 軽度のリングウエアあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのオリジナル】---黒/銀 MEΛО△ИЯ / ETERNA, ○○ST33, 12時にOriginalaufnahmen aus der UdSSR(ラウンド銀文字), 外周1.5㎝の低い盛上り, グルーヴガード厚, Rights Society:AWA, (P)なし, スタンパー/マトリクス:33СM 01805 3-1/33СM 01806 4-2 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), MELODIYAによるOEM製造を示す33C***で始まりMELODIYAのレコード番号を含むMELODIYA型専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 再々補助マトリクス:なし, 年度不明のMELODIYAスタンパーによる1977年頃製造分, V字ステレオ存在せず, 825 1**という旧初期番号存在せず, ツヤレーベル存在せず, ED存在せず, 東独でこれより古いレーベル存在せず, 東独で最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, MELODIYA音源のETERNA製作MELODIYAのOEMプレス, 工場:モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプリラフスキー工場製作と思われる, 旧東ドイツでのオリジナル, original in DDR
ジャケット:【旧東ドイツでのオリジナル】---両面ツヤペラ, 2時に□MEΛО△ИЯ □ETRNA Originalaufnahmen aus der UdSSR, 裏面7時に□MEΛО△ИЯ □ ETERNA Deutsche Schallplatten Berlin. DDR, 表記されたジャケット番号:826 968, Price Code:12.10 M, 背文字:あり(黒色・白背景), ジャケ裏年号:Ag 511/01/77, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:Ag 511/01/77(当ジャケットである・一致), 製作:VEB Deutsche Schallplatten Berlin. DDR, 印刷:VEB Gotha-Druck, 長ステレオタイプは存在しない, 紙タイプ存在するが後期になる, ジャケットは旧東ドイツ製造, 旧東ドイツでのオリジナル, original in DDR
トピックス:【初入荷の希少タイトル】---1969年レニングラード(ショスタコーヴィチ), 1969年モスクワ(ティシチェンコ)でのステレオ録音, 録音技師:Gerhardt Tses(A面ショスタコーヴィチ)/Semjon Schugal(B面ティシチェンコ), プロデューサー:Gennadi Kowaljewski, 旧ソ連では1969年MELODIYA:С 01805(DLレーベル)にて初リリース→CM 1805(SLレーベル), 旧東ドイツでは1977年ETERNA:826 968(当装丁)にて初リリース, 当社初入荷の希少タイトル!, 米国では1969年Melodiya/Angel: SR-40091で初リリース, ティシチェンコの曲は世界初録音と思われる, ハーモニウム(org)には作曲者の妻であるアナスタシア・ティシチェンコが参加, カップリングはMELODIYAと同じ, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:ショスタコーヴィチの「ピアノ・トリオ」Op.67とティシチェンコの「チェロと17の吹奏楽器・打楽器・ハーモニウムのための協奏曲」というカップリングのLPで、これはMELODIYA発売と同じカップリングである。米国でもANGELレーベルから発売された。ピアノ・トリオは2曲あり、これは2番に当たる。ロシアにおけるこのジャンルの伝統を汲んで、追悼音楽として構想され、第2次世界大戦中に亡くなった作曲者の友人で、高名な音楽評論家でもあったイワン・ソレルチンスキーの追憶に献呈された。1944年11月14日にレニングラードにて初演された。終楽章については、墓場を歩き回るというイメージで作曲されたとの噂話も伝えられており、ヴァイオリンがピッツィカートで呈示する主題が、墓場に眠る遺骨の上をうろつく男を描写しているのだと言われた。チェロが大活躍する場面がある。難曲であるらしいがチェロの出来次第で出来が左右される重要なところである。ロストロポーヴィチは初演者ではないが、この曲では必ず引き合いに出される録音である。恐らくこれを超える録音はないと思われる。ミハイル・ヴァイマンのヴァイオリンも上手く付けていて墓場の雰囲気がしっかり出ている。この「ユダヤの旋律」は、自作の「弦楽四重奏曲第8番」の第2楽章においても引用されている。古今の「ピアノ・トリオ」の中では名曲といわれる。B面はロシアの現代作曲家、ボリス・ティシチェンコ( 1939- 2010)の曲。レニングラード音楽院でドミートリイ・ショスタコーヴィチに学び、1965年にレニングラード音楽院の教職に就き、1986年に教授に就任。弟子に入野賞受賞者のボリス・フィラノフスキーがいる。「ショスタコーヴィチの証言」で知られるソロモン・ヴォルコフをショスタコーヴィチに紹介したのはティシチェンコであった。思想的、哲学的内容を感じさせるような音楽を書こうとする傾向は師であるショスタコーヴィチを受け継いでいる。大学院時代に書かれた「チェロ協奏曲」は、1963の作で当初はチェロ独奏以外に17管楽器と打楽器、ハーモニウムという編成であったが、編成の特異さから演奏機会が少ないことを嘆いたショスタコーヴィチによって通常の管弦楽版が作成された。ロストロポーヴィチのチェロと作者の妻であるアナスタシア・ティシチェンコがハーモニウム(オルガン)、イーゴリ・ブラジュコフ 指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団によって演奏された。これは世界初録音と思われる。「チェロ協奏曲1番」とされることもある。2番は48台のチェロと12台のコントラバスと打楽器の伴奏という更に奇妙な構成となる。ここに収録の「チェロと17の吹奏楽器・打楽器・ハーモニウムのための協奏曲」は1966年プラハ国際作曲コンクールで第1位を獲得したのを機に国際的に知られる事となる。曲はロストロポーヴィチに献呈された。単一楽章形式で書かれた現代曲。最初はしばらく超絶的な技巧を伴うチェロの無伴奏で始まり、管楽器・打楽器なども加わり厚みを増し激情的な中間部で曲の頂点を迎える。強烈なチェロのグリッサンドが異様な印象を与え、依然、曲は無調なまま安定せず不気味な印象を与えたまま静まってゆく。なかなか面白味のある作品であることは確か!

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