商品コード:1303-040[DECCA] R.フリューベック・デ・ブルゴス指揮ニュー・フィルハーモニアo. / ファリャ:恋は魔術師, グラナドス:歌劇「ゴイェスカス」~間奏曲, ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ, 道化師の朝の歌
商品コード: 1303-040
商品詳細:ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス( 1933 - 2014)はスペイン・ブルゴスの出身の指揮者。ブルゴスは地名でもある。ビルバオとマドリードの音楽院でヴァイオリンやピアノ、作曲を学んだ後、ミュンヘン高等音楽学校に留学して優等で卒業した。指揮科でリヒャルト・シュトラウス賞を授与される。アルヘンタの後任として、スペイン国立管弦楽団(1962年 - 1978年)の首席指揮者に就任。フランス/スペイン音楽のスペシャリストとしてEM系に1960年頃から録音がある。クナッパーツブッシュに傾倒し、ドイツ作品も得意とする国際派指揮者。なんといってもスペイン音楽には定評が高く、情熱的な演奏は人気がある。これはブルゴスの代表作ともいえるファリャとグラナドス作品集。A面「恋は魔術師」でソロを歌う歌手、ナティ・ミストラル(1928 -2017)はスペインの女優、歌手(メゾ・ソプラノ)、朗読家であり、アルゼンチンとメキシコと密接な関係にあった。マドリッド王立音楽院で音楽、歌唱を学び1944年、ラジオ・マドリードのコンテストでポルトガル語のファド「ルーパ・ブランカ」を歌い優勝した。同年スペイン・コロムビア~「カンサオ・サロイア」をSP録音・発売した。女優業も本格的でエンリケ・エレーロス監督の『マリア・フェルナンダ、ラ・ヘレザナ』(1946年)で映画デビューを果たし、その後多くのスペイン映画に出演している。クラシック作品はこれが最初の録音となった。ブルゴスの指揮は当然良いが、ナティ・ミストラルのソロ抜きにこのLPは語れない。スペイン風味の塊のような歌を聴かせてくれる。この歌だけでもこのLPに価値があるといって過言ではない。後半にラヴェルの名曲を入れて多くの人を楽しませるLPとなっている。
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