商品コード:1303-026p[DECCA] C.クラウス指揮ウィーンpo. P.フルニエ(vc) E.モラヴェク(Va) / R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」Op.35

[ 1303-026p ] Richard Strauß / Pierre Fournier ‧ Wiener Philharmoniker, Clemens Krauss ‧ Ernst Morawec – Don Quixote (Opus 35)


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商品コード: 1303-026p

作品名:R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」Op.35/--序奏--主題--第1変奏~第3変奏-- | 第4変奏~第10変奏--終曲
演奏者:C.クラウス指揮ウィーンpo. P.フルニエ(vc)E.モラヴェク(Va)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2842
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7 : B面に書き込みあり
評価/ジャケット:B : 書き込みとスタンプあり
キズ情報:A面9時に小~極小28回出る5mmのスレ, B面8時に微かに9回出る点あり→7, 9時に無音スレ
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金ツヤ内溝, 12時にMade in England(ラウンド金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, Rights Society:BIEM, Ⓟなし, TAX Code:C/T(1948年4月~1953年4月を示す)・最古・レーベルにはNが印刷(Nが実態と思われる), スタンパー/マトリクス:CA ARL 1742-1A/CA ARL 1743-1A (ラウンド大文字マトリクス・英DECCA旧タイプ), DECCAモノラル録音・製造を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのAはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):H/A, 再補助マトリクス(9時):3/31, 1950年代のスタンパーによる1953年頃の製造分, 旧番号存在せず, 金ツヤ内溝レーベルの最初期分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1A/1Aが最古), これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:イニシャルAのGuy Fletcher , ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---折返両面紙ペラ, 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 5時にffss耳マーク, 表記されたジャケット番号:LXT 2842, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:CP 53.11, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/実在する最古の年号:CP 53.11当ジャケットである・一致), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:CP---Crystalate Printing Ltd. Tonbride. kent., これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1953年6月ウィーンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1953年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年11月DECCA:LXT 2842(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル, フルニエの3回ある録音の初回録音, クレメンス・クラウスが亡くなる11か月前の録音, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:交響詩『ドン・キホーテ』はリヒャルト・シュトラウスの管弦楽作品。副題を「大管弦楽のための騎士的な性格の主題による幻想的変奏曲」と言い、ミゲル・デ・セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』に基づいて書かれた。卓抜した管弦楽法もさることながら、独奏チェロ・独奏ヴィオラが活躍することでも有名であり、それぞれ主人公のドン・キホーテと従者のサンチョ・パンサの役を演じている。日本でも児童文学として有名な小説である。独奏チェロ・パートはチェロの持つ雄弁な性格をうまく表現しており、チェリストにとって重要なレパートリーなのだが、あくまで交響詩であるがゆえチェロ協奏曲のような演奏効果をもたらさない。この曲の主題が、大オーケストラにドン・キホーテが無謀にも立ち向かうという構造になっていることにもよる。一方、卓抜した管弦楽法により多彩に鳴り響くオーケストラは聴きものであり、指揮者の解釈によっては独奏チェロがあまり目立たない演奏を好む。ヴィオラ独奏はチェロ独奏よりもさらに目立たないが、低弦でのユーモラスな動きや中音から高音域にかけての伸びやかな音色などヴィオラの持つ個性をうまく表現している。そこがチェロ協奏曲ではないとされる所以である。フルニエは3回この曲を録音している、1953年の当初回録音、1960年セル指揮/クリーヴランドo.、1965年カラヤン/ベルリンpo.。演奏だけ見ればこの初回録音が圧倒的に素晴らしい。2回目のセルも音質的には凄いものがある。カラヤンは初心者向きだろうか? フルニエが居てもいなくてもクラウスのリヒャルト・シュトラウス作品に於ける理解力と表現力が圧倒的である。この曲はチェロとヴィオラの2人のソリスト抜きには成立しない曲であるが、仮に2人のソリストが抜けてもしっかり楽しめるレベルの、あり得ないようなオーケストラである。クラウスによるリヒャルト・シュトラウス体験に一つとなる録音。ある方がこの3種の時間を計測し掲載してるので参考までに記載したい。クラウスが42分、セルが39分、カラヤンが44分という事である。演奏時間も比較のエレメントとして大切だろう。だが本質は演奏を聴いての満足感、リヒャルト・シュトラウスの心に触れたか?に尽きるのでは? クラウスによるリヒャルト・シュトラウス体験はこれらの答えを一瞬に導く演奏であることをここに書く!音質云々はリヒャルト・シュトラウス体験の末節に位置するものでおまけのようなものである。世の中はこのおまけが大変な幅を利かせている。本質とおまけが混然となった世界から本質に目を向ける事が重要であることは言うまでもない。

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