[La Voix De Son Maître] R.ファザーノ指揮ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ E.マラノッテ, F.グッリ, F.フェッロ(vn) 他/ ヴィヴァルディ:2Vn協奏曲, Mand協奏曲 他, ヴァレンティーニ, A.スカルラッティ

[ 1304-036 ] Virtuosi Di Roma Direction Renato Fasano - Antonio Vivaldi / Giuseppe Valentini / Alessandro Scarlatti – Concertos

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商品コード: 1304-036

作品名:ヴィヴァルディ:管弦楽のための合奏協奏曲ハ短調 RV 118 P.438, 2Mandと管弦楽のための協奏曲ハ長調 Rv.425 P.134, 2Vnと管弦楽のための協奏曲ト長調 Rv.516 P.132 | ヴァレンティーニ:Vn・Obと管弦楽のための協奏曲3番ハ長調, A.スカルラッティ:合奏協奏曲6番 ホ長調
演奏者:R.ファザーノ指揮ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ F.コルナッキャ, G.アネダ(Mand)E.マラノッテ, F.グッリ, F.フェッロ(vn)R.ザンフィーニ(ob)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:FALP 436
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---銀大ニッパー内溝, 9時にMade in France, フラット重量, 表記されたレコード番号:FALP 436, Price Code:Ⓐ, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:2XEA 852-1N/2XEA 853-1N/ (ラウンド小文字スタンパー・英EMI/Pathéタイプ), 英国EMIグループの英国録音モノラル製造を示す2XEA***で始まりレコード番号を含まない英国型フランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス:ストレートM6スタンパーM6 177351/M6 177671(最古), 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンド本体スタンパーとストレートMスタンパーの2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーによる1957年頃製造分, Disques Incassable付フラット盤は存在せず, 銀大ニッパー内溝フラット盤の最初期分, これより古い仏レーベルは存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1N/1Nが最古), ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 英国EMIグループ英国音源のLa Voix De Son Maître製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi, Chatou, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), リブレットのコピー付, 表記されたジャケット番号:FALP 436 Haute Fidélité, Price Code:Série de Luxe(リブレットに記載), 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), 内ジャケ窓付き(初期タイプ), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris, カッサンドル工房のデザイン, ペラジャケット存在せず, 棒付ボードジャケでは裏文字なしが先になる(当ジャケ), フランスでこれより古いジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1956年頃ロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1956年The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによるコピーライト登録・同年.His Master's Voice:ALP 1344(金大ニッパー段付レーベル)にて初リリース, フランスでは1957年頃La Voix De Son Maître:FALP 436(当装丁)にて初リリース, ファザーノ/ヴィルトゥオージ・ディ・ローマはモノラル期にいくつかのヴィヴァルディ作品を残しているが中でもこれは珍しい1枚, 詳細が解らない1枚である, 英国盤の入荷はない, これは1957年フランスで発売されたオリジナル!今回Rv番号を突き止めた!

商品詳細:1950年代モノラル期の最初のバロックブームの中で、イ・ムジチがCOLUMBIAで録音を行っていた頃、HMVではその対抗としてファザーノ/ヴィルトージ・ディ・ローマで対抗した。この録音は彼等を英国に呼んで行った。「イ・ムジチ」と「ヴィルトージ・ディ・ローマ」それぞれイタリア音楽を担っていた。その後イ・ムジチはPhilipsに移籍し爆発的人気を得た。一方「ヴィルトージ・ディ・ローマ」はイ・ムジチの影に隠れた。両者の性格は正反対。ファザーノは一貫して渋い。その点で彼らの戦略が間違っていたと思わない。これ程奥ゆかしいイタリア・スタイルも存在する事を証明する唯一の拠り所になってしまった。在りし日の古き良きイタリア。何とも懐かしい。レナート・ファザーノ(1902-1979)はイタリア・ナポリ生まれの指揮者、音楽学者であり、特に18世紀のイタリア作品に深い関わりを持っていた。1941 年に室内オーケストラ Collegium Musicum Italicum(1947-52)を設立し、後にI Virtuosi di Roma(ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ・1953-)と改名した。この小さなオーケストラはイタリアのバロック音楽の普及に貢献した。コレッリ、ヴィヴァルディ、ペルゴレージ、バルダッサーレ・ガルッピ、アレッサンドロ・マルチェッロ、ジョヴァンニ・パイジエッロなどの作曲家の作品をヨーロッパで幅広く指揮した。さらに、1957 年に「ピッコロ テアトロ ミュージカル イタリアーノ」を設立。1971 年、室内オーケストラ「ヴィルトゥオージ ディ ローマ」とチェリストのラドゥ アルドゥレスクとともに南部アフリカを巡るツアーを実施し、好評を博した。ヴィルトゥオージ ディ ローマの音楽的なアプローチは、アンジェロ・エフィリキアンによって以前に設立されたイタリアの弦楽アンサンブル、スクオラ・ヴェネツィアーナから来ている。グループのほぼ全ての楽器演奏者の教師であったヴェネツィアのヴァイオリニスト、ルイージ・フェッリ(1903 ~ 1975 年) の教育的監督のもと、ヴィルトゥオージ ディ ローマ は常にレナート・ファザーノと演奏した。レナート・ファザーノは、1979 年に亡くなるまで一貫してこの立場を展開した。彼のバロックの文体概念は、カール・ミュンヒンガーを中心としたドイツ学派の公準から完全に切り離されたイタリア独自のものであった。最初の録音は米DECCAに1951年頃ヴィヴァルディの作品を録音。その後1955年頃からEMIに移籍し「イ・ムジチ」より以前から欧米全域にイタリア・バロックを広めた。これは1963年頃EMI系で発売された録音で同じローマで1951年発足の「イ・ムジチ」とは音楽性が大きく異なる。明るい「イ・ムジチ」に比べ「ヴィルトゥオージ ディ ローマ」はラテン気質ではあるが明るさを全面に出した団体ではない。1980年、ファザーノの死後、当初の編成は2つのアンサンブルに分裂した。1つは「イ・ヌオーヴィ・ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ」で、常に指揮者なしで演奏した。もう1つの「ボッケリーニ・アンサンブル」は常にルーマニアのオクタヴィアン・アンヘルの音楽的指揮の下で演奏した。後者のグループはすぐにI Solisti Italianiと改名した。

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