商品コード:1304-011[ERATO] R.バルヒェット(vn) R.ヴェイロン・ラクロワ(cemb) / バッハ:Vnソナタ集-2/4~6番B.1017~1019
商品コード: 1304-011
商品詳細:特殊な録音を除き、この盤をもってバッハのVnソナタの最高レベルとしたい。世の中には人の知らない珍品も存在するが、通常、普通の人が入手しうるトップランクと信じる。バルヒェットのVnは、厳格なドイツ的様式美に支えられた峻厳な空気の中から現れ、そびえ立つ高い峰のように厳しくもあり、近寄り難さを持つが、同時に畏れにも似た宗教性すら感じ取れる。一枚岩をも貫くような高潔な魂を宿している。無人島へ持ってゆく一枚。ラインホルト・バルヒェット(1920-1962)はドイツのシュトゥットガルトの生まれ。1946年 ミュンヒンガーのシュトゥットガルト室内管のコンマスとして招かれ、1952年までその任に当たった。1952年からは、自身をリーダーとするバルヒェットQt.を立ち上げる。メンバーはシュトゥットガルト室内管弦楽団の団員たちであった。1955年にフリードリヒ・ティーレガントの率いるプフォルツハイムの南西ドイツ室内管弦楽団のコンサート・マスターに迎えられ、EURODISCの録音を残した。1962年にドイツ・バッハ・ゾリステンのメンバーとして初来日するが、その年の7月5日、自動車事故によりシュトゥットガルトで急逝した。彼の芸術は構成は常に厳格で、同時に端正であった。チェンバロのロベール・ヴェイロン=ラクロワは1922年12月13日にパリで生まれた。パリ音楽院でサミュエル・ルソーとイヴ・ナットに師事。1949年にラジオ・フランスでデビューして以来、ピアニスト兼チェンバリストとしてソロと室内楽で活躍。特にフルート奏者ジャン・ピエール=ランパルとの共演でその名を知られるようになった。1967-1988年にはパリ音楽院で教授を務めている。1991年4月2日にガルシュ(オー=ドゥ=セーヌ)で逝去。1950年代から1970年代にかけてフランスの音楽シーンで最も重要な活躍をしたチェンバリストである。これは1960年の録音でモノラル/ステレオが同時に発売されている。ステレオの人気が高く高額な理由はモノラルに比べ極端にプレスが少ないことが関係している。中でも1960年プレスの外溝カマボコレーベルは当社でも滅多に入荷のない希少プレスで高額。約3年後の2重内溝レーベルも希少である。
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