商品コード:1304-006[Ducretet Thomson] K.ハース指揮ロンドン・バロックEns. / バッハ:ブランデンブルク協奏曲3番B.1048, ブランデンブルク協奏曲6番B.1051
商品コード: 1304-006
商品詳細:1980年代に日本へ米国盤が入ってきた頃、WESTMINSTERなどに出会った方にとって、カール・ハースのブランデンブルク協奏曲は特別なレコードだろう。強い音だったが、鮮烈な印象を残した。演奏のロンドン・バロック・アンサンブルは1941年カール・ハースにより設立された「ロンドン・バロック・オーケストラ」のメンバーだろう。カール・ハース(1900-1970)はドイツのカール・スルーエ生まれのドイツ系ユダヤ人。デュッセルドルフのデュモン劇場で音楽アシスタントとして働くも、ナチスの台頭により1939年に英国ブリストルに移住し、ブリストルのオールド・ヴィックの音楽監督を務めた。1941年演奏会や録音のために主に管楽器奏者からなるグループ「ロンドン・バロック・オーケストラ」を結成。英国では歴史あるバロック音楽の演奏で1966年まで首席指揮者として活動した。録音は1950年代初頭からウェストミンスター、パーロフォン、パイ等に、英国のLPでは最初期にバッハ等を中心にチェルビーニ、ボッケリーニ、ディッタースドルフ、ヘンデル、ハイドンなどのバロック作品とその周辺曲の録音を行った指揮者である。また珍しい18世紀の音楽を数多く演奏して話題を集めた。晩年は軍楽の研究をもとに本を執筆した。1970年7月7日、ロンドンにて没。デニス・ブレイン、ジャック・ブライマー、ジェルヴァース・ドゥ・ペイエ、ジョージ・マルコムら名だたる器楽奏者たちが「ロンドン・バロック・オーケストラ」に参加していた。WESTMINSTERと最初のLP録音の契約を結び、英国で多くの録音を行った。中でもブランデンブルク協奏曲は名演との呼び声が高い。カール・ハースはバッハとモーツァルトの録音にも力を入れていた。木管奏者たちにはジャック・ブライマー、デニス・ブレイン、ベルナルド・ウォルトンら有名ソリストたちが名を連ねており、流石に抜群の上手さを誇る名演である!フランスでは2/4番(270C 001)、3/6番(LA 1042)、1/5番(LAG 1041)で発売された。前半の2枚が10"発売で最後の1/5番のみ12"である。フランス盤は希少だが、聴いてびっくりWESTMINSTERで聴いたあの強烈な音は何だったのかと思うような柔らかい音である。最高の音質で最高ランクのブランデンブルク協奏曲。もう言う事はない!
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