[CBS] Z.フランチェスカッティ(vn) R.カサドシュ(pf) / ベートーヴェン:Vnソナタ5番Op.24「春」, Vnソナタ9番Op.47「クロイツェル」

[ 1305-050 ] Zino Francescatti ‧ Robert Casadesus - Beethoven – Sonatas For Violin And Piano No. 5 No. 9

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商品コード: 1305-050

作品名:ベートーヴェン:Vnソナタ5番Op.24「春」 | Vnソナタ9番Op.47「クロイツェル」
演奏者:Z.フランチェスカッティ(vn)R.カサドシュ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:CBS
レコード番号:S 75997
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ再版/カップリング替LPの初出】---青eye土手, 9時に□Stereo 33 1/3, 6時にMade in France(ラウンド黒文字) , グルーヴガード厚手, Rights Society:DP, (P)なし, 表記されたレコード番号:S 75997, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:CBS 75997 LPL 3106 1Y 380/CBS 75997 LPL 3106 2Y 380 (ラウンド中文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), フランスCBSステレオ製造を示すCBS***で始まりレコード番号を含まないフランス型専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A3/A2, 再補助マトリクス:なし, カッティング担当:不明, 1970年代製造のスタンパーによる1971年頃の製造分, フランスに旧番号存在する(別カップリングあり), 当番号にこれより古いレーベル存在せず, 当番号での最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, フランスにモノラル存在するが当カップリングにはない, RIAAカーヴである, 米COLUMBIA音源の仏CBS製作仏PHILIPSプレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, 欧州ではPHILIPSレーベル存在せず, 当番号ににこれより古いタイプ存在せず, フランスでのステレオ再版/カップリング替LPの初出, original of this nomber in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ再版/カップリング替LPの初出】---観音開三方上開両面厚紙コート, リブレット綴込み, Grands Interprètesシリーズ, 11時に灰ベース□Stereo CBS eyeマーク, 表記されたジャケット番号:CBS 75997, Price Code:なし, 背文字:あり(白色・茶背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスは当ジャケットではない・別カップリングの旧番号あり), 製作:CBS Disques S.A.., 印刷:Imprimerie Glory-Carpel- 92 Clichy, 欧州ではPHILIPSに旧番号存在せず, 仏CBSには別カップリングの旧番号存在するが・当カップリングではこれより古いジャケット存在せず, フランスでのステレオ再版/カップリング替LPの初出, original of this nomber in Fr.
トピックス:5番:1961年10月2-7日/9番:1958年5月12-14日パリでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 米国ではColumbia Graphophone Company Ltd.によりコピーライト登録・1960年頃9/1番が米Columbia:ML 5453/MS 6125(6eyesレーベル)・1963年3/4/5番が米Columbia:ML 5827/MS 6427(2eyesレーベル)にて初リリース, フランスでは1967年頃1/9番が仏CBS:72197/S 72197にて初リリース, 1967年頃3/4/5番が72113/S 72113にて初リリースと思われる(未入荷), 1971年頃カップリング変更が行われ5/9番:S 75997(当装丁)にて再リリース, 1958-61年2回目モノラル/ステレオ全集の一つ, 米国では以下の4枚でステレオが全曲リリースされた--MS 6125/6427/6572/6738--, Z.フランチェスカッティ(vn)R.カサドシュ(pf)の二人は1949-1957年に1/2/10番の3曲を除く7曲のモノラル旧録音がある(ニュ―ヨークでの録音), 5/9番は2回目の録音となる, フランスでは特に3/4/5番の3曲入りが希少で当社未入荷, 5/9番の主要2曲あれば良いという方にピッタリの1枚!, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:フランチェスカティ/カサドシュのデュオは米COLUMBIAにベートーヴェン・ソナタを2回録音。初回はニューヨークで1949~52年にモノラルのみで7曲(1/2/10番の3曲を除く)が録音発売された。これは2回目でパリにて初のモノラル/ステレオによる全曲録音になる、時期は1958~61年。録音技術の進歩もある為、米COLUMBIA系の録音では、2回目のステレオ録音が良い事が多々ある。2人のベートーヴェンにもそんな点が当てはまるだろう。欧州プレスで聴くこのデュオは随分と大人しい印象。ラテン系のVnがとても快い。2回目は情熱が減退した分より滑らか。当初フランスでも米国と同じカップリングでLP4枚にて1967年頃モノラル/ステレオ発売された。1971年頃5/9番がカップリングされGrands Interprètesシリーズとしてステレオのみで当盤が発売された。全曲録音があった場合、当初5/9番というカップリングは殆どない為、数年後に全集からのベスト盤のような形で5/9番のカップリング替LPが企画発売されることはどのレーベルでも行われる。当番号はそのカップリング替LPである。メジャー曲2曲入りのLPが1枚有れば十分という市場のニーズに応える形で発売されたLPである。欧米に1990年末までオリジナルという概念自体存在せず、便利なら良いという発想は通常の事だろう。逆に5/9番以外の8曲を好んで聴く方がマイナーであったといえる。プレスは1971年で音質は充分に良く、録音もパリだったのでフランス・プレスでは米国レーベルの録音という事を全く感じさせない音質である。2曲とも2回目録音となり、旧録音との比較も面白い。Vnのソロは初回録音よりリラックスして、個性的な節回しが目立つ演奏である。録音は2期に別れ1958年(1/9/10番)、1961年(2~8番)全てパリでのモノラル/ステレオ録音。全曲入りの箱でもリリースされた。1/9/10番はワンポイント録音で他7曲はマルチトラック録音されたのではないかという話がある。真偽のほどは不明。フランチェスカティの音はまだまだ枯れて居らず、艶やかで瑞々しさが溢れる。ヴァイオリン奏者の晩年期は音に潤いがなくなり、ざらついた音になってゆく。本人が一番知ってるので、限界を感じた時点で現役引退となる。体を張って音を出す弦楽奏者は体力の衰えとともにいつかその日がやってくる。ピアニストに比べ、現役寿命は短い。1902年生まれのフランチェスカティはこの時56歳。60代後半まで続けることは難しいヴァイオリンであるが、フランチェスカティの衰えはまだまだ来ていない。彼は74歳で1976年に演奏活動から引退した。来日歴のない往年の名ヴァイオリニストのわりに日本では人気が高い。

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