商品コード:1305-026[COLUMBIA] ハンガリーQt./ ボロディン:SQ2番, チャイコフスキー:SQ1番Op.11

[ 1305-026 ] Le Quatuor Hongrois, Borodin, Tchaikovsky – Quatuor N°2, Quatuor N°1


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商品コード: 1305-026

作品名:ボロディン:弦楽四重奏曲2番 ニ長調 | チャイコフスキー:弦楽四重奏曲1番Op.11
演奏者:ハンガリーQt./Z.セーケイ, A.モスコフスキー(vn)D.コルムザイ(va)V.パロタイ(vc)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 468
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面9時に微かに出る面スレあるが7の範囲とした, その奥に微かに~極小30回程出る面スレあり→6とした, B面4時にも似たような軽スレあるが7の範囲とした, 何れも軽度だがA面は6とした
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---紺/銀音符内溝, 12時にLongue Durée □33 1/3 Microsillon, 6時にMade in France, 3時に33 1/3 Tours minule, フラット重量, 表記されたレコード番号:33 FCX 468, Price Code:Ⓐ, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:XLX 442 21/XLX 443 21 (ストレート小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系フランス録音のモノラル製造を示すXLX***で始まりレコード番号を含まないフランス型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 178494/M6 179032, 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はない, EMI系フランス型ストレート本体とストレートM6スタンパーと2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーを用いた1956年頃の製造分, フランスに10"/旧番号存在せず, 紺/銀音符内溝フラット盤の最初期分, これより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, EMIグループCOLUMBIA系フランス音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場: Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), リブレットのコピー付き, 表記されたジャケット番号:FCX 468 Haute Fidélité, Price Code: Série de Luxe(記載なし), 背文字:あり(棒上に金色型押・黒クロス紙背景), 内ジャケ窓付き(初期タイプ), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris, カッサンドル工房のデザイン, 棒付以前のペラジャケット存在せず, 共通デザイン存在するが同時期と思われ廉価版である, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1954年頃パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, フランスでは1956年頃Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisによりコピーライト登録・同年仏COLUMBIA:FCX 468(当装丁)にて初リリース→1959年頃同一番号・紺/銀音符段付レーベル・グルーヴガード厚手盤・棒付オリジナル・タイプジャッケット入りになる, 英国では1958年英COLUMBIA:33CX 1581(段付きGGレーベル)で初リリース, ステレオ存在しない, ハンガリーQt.の初期COLUMBIA録音の一つ, フラット盤は多くない, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, モノラル・オーディオファイルプレス, 2曲とも一部が単独で演奏されるなどの名曲!演奏レベルは極めて高い!演奏:★★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ボロディンのSQ2番は、某お茶メーカーのCMに起用(オケ編曲)されて知られるようになった。第3楽章は「夜想曲」として単独小品としても演奏され、リムスキー=コルサコフやニコライ・チェレプニン(1928年のイダ・ルビンシュタインのバレエ用のもの)による室内オーケストラ用の編曲、サムイル・フェインベルクによるピアノ独奏用編曲などがある。全曲を通して、ルドルフ・バルシャイ編曲による弦楽合奏版がある。チャイコフスキー弦楽四重奏曲第1番の第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」の冒頭は有名で、ムード音楽などにも編曲されることがある。ハンガリーQt.の演奏は、厳格な中にも郷愁が顔を覗かせ、情緒べったりの演奏よりずっと良い。こういったスラヴ系の曲は、あまり甘口だと、くどくなる。この辛口の表現は、今まで気づかなかった曲の骨格が、写真のように見渡せる。チャイコフスキーも充分に良い。カッサンドル工房の棒付ジャケとシンプルな共通ジャケがある。英プレス33CXもあり、弦は適度に柔かさを持つ!ハンガリーQt.はブダペスト・アカデミーで、ゾルタン・コダーイやイェネー・フバイに学んでいたメンバーであるシャーンドル・ヴェーグらによって、1934年に設立された団体。1935年にはデビューしている。ヴェーグは1940年にヴェーグ四重奏団を設立するために退団しているのでLP録音にはシャーンドル・ヴェーグが参加した録音は存在しない。1950年代のモノラル録音からは第1ヴァイオリン:ゾルターン・セーケイ、第2ヴァイオリン:アレキサンドレ・モシュコフスキ-、ヴィオラ:デネーシュ・コロムサイ、チェロ:ビルモシュ・パロタイの4人で行った物が多い。1956年にチェロがガブリエル・マジャールに交代するので曲によりチェロが2パターンあるが基本はこの4人である。この録音は1954年頃と思われ、チェロはビルモシュ・パロタイである。いずれにしてもベートーヴェンの初回録音で見せた様な虚飾を排した率直で一途なスタイルである。美しい演奏を心掛けるより、一直線に曲への沈潜を見せる。個人の名人芸も見せつつ、4人均質型の原型のような極めて緻密なアンサンブルである。強弱を巧みに使い、うるさい演奏をしない所に好感が持てる。1960年代中期頃からVOXへ移籍し、メンバーも一部変わり、ステレオ期に入るとスタイルは大きく変わることになる。モノラル期の充実した内声部が楽しめる録音の一つである。このLPは特に優美なメロディーを持つ名曲2曲入りであり大推薦!

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