[COLUMBIA] D.オイストラフ(vn) L.オボーリン(pf) S.クヌシェビツキー(vc) / シューベルト:Pfトリオ1番Op.99 D.898

[ 1305-025 ] Schubert / TrioDavidOistrakh – Trio No. 1 In B Flat

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商品コード: 1305-025

作品名:シューベルト:Pfトリオ1番Op.99 D.898/--1. Allegro Moderato--2. Andante Un Poco Mosso-- | --3. Scherzo (Allegro)-- 4.Rondo (Allegro)
演奏者:D.オイストラフ(vn)L.オボーリン(pf)S.クヌシェビツキー(vc)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 889
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---紺/銀音符段付, 6時にMade in France(ラウンド銀文字), グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:33 FCX 889, Price Code:Ⓐ, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:XAX 1453-5N/XAX 1454-4N (ストレート小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), 英国EMIグループCOLUMBIA系英国録音のモノラル製造を示すXAX***で始まりレコード番号を含まない英国型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 214816/M6 214817, 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はない, ストレートタイプ2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーを用いた1959年頃の製造分, フランスに10"/旧番号存在せず, 紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤存在せず, フランスでこれより古いモノラルレーベル存在せず, フランスでモノラルの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在する, RIAAカーヴである, EMIグループCOLUMBIA系英国音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場: Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでのモノラル・オリジナル, original for mono in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), リブレットなし, 表記されたジャケット番号:FCX 889, Price Code: Série de Luxe(記載なし), 背文字:あり(棒上に金色型押・黒クロス紙背景), 内ジャケ窓なし(窓付き存在せず), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris, ジュベール工房のデザイン, 棒付以前のペラジャケット存在せず, フランスでこれより古いモノラル・タイプ存在せず, フランスでのモノラル・オリジナル, original type in Fr.
トピックス:1958年ロンドンでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 英国では1958年Columbia Graphophone Company Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1627/SAX 2281(B/Sレーベル)にて初リリース, フランスでは1959年頃仏COLUMBIAからモノラル:FCX 889(当装丁)にて初リリース, 1960年頃ステレオ:SAXF 161(紺/銀音符段付Stéréレーベル・棒付ボードジャケット入り)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分モノラル・オリジナル, フランスでは1959年のGrand Prix du Disque Académie Charles Crosを受賞した, モノラルも入荷は多くない, SAXF 161は2万~3万円はする, SAX 2281は5万円以上はする

商品詳細:1958年ロンドン録音、MELODIYA未発売。ロシア人3人によるトリオ。33CX 1627、FCX 889、ステレオも出ていた。仏プレスの音はノスタルジックでオールド・ファンには懐かしいはず。このトリオはそれぞれが巨匠たちだが、100万ドルトリオとは逆に大変調和しており、まとまりのよい同調をベースにした演奏スタイル。気心の知れた同郷3人の息のぴったり合った室内楽の妙が味わえる。尚2番は1947年MELODIYA録音で、'59年に発売されている。D.オイストラフ(vn)L.オボーリン(pf)S.クヌシェビツキー(vc)の3人は臨時編成の出稼ぎ部隊として、1950年代から英COLUMBIAレーベルに複数の録音を残している。当時3人のロシア人が英国でスタジオ録音するということは珍しく、英COLUMBIAとしても格好の販売戦略だったに違いない。彼等は大公トリオも録音しており、ベストセラーの一つだった。当然MELODIYAとの共同制作とされ、MELODIYAからもLPが発売された。また英国ではオーケストラと共演でベートーヴェン:三重協奏曲なども録音されている。西側では「オイストラフ・トリオ」として売り出したわけだが、旧ソ連でそのようなトリオが元から在ったわけではない。あくまで戦略の一つとして、ほぼ強制的にトリオを組まされたのでは?と想像してしまう。RCAにはハイフェツ他の「100万ドルトリオ」が隆盛を誇っており、EMIとしてはそれに対抗するという名目だったのではないだろうか?実は日本でもコロムビアが「世界の黄金トリオ」なる宣伝文句で謳っていた歴史がある。ピアノ・トリオはそういうレコード会社の戦略に使われ易い側面があるようだ。このロシア勢の場合、外貨を稼いで当局に上納するという共通の目的で結束ができており、演奏も反目なしに協調の精神でどれも上手くいっている。同胞という絆が持つ力は強力なのだろう。演奏は非常に良く、どうだと言わんばかりの美しい演奏を奏でる当たりは流石にそれぞれプロの貫禄を見せる。このトリオの録音に外れはないとみてよいだろう。こちらもステレオはそこそこ高額になる。

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