[ERATO] P.d.ヴェスコーヴォ(hr) J.ランスロ(cl) バルヒェットQt. / モーツァルト:Hr五重奏曲K.407, Cl五重奏曲K.581

[ 1305-018p ] Mozart - Jacques Lancelot, Pierre Del Vescovo, Quatuor Barchet

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商品コード: 1305-018p

作品名:モーツァルト:Hr五重奏曲K.407, Cl五重奏曲K.581
演奏者:P.d.ヴェスコーヴォ(hr)J.ランスロ(cl)バルヒェットQt.
プレス国:フランス, France
レーベル:ERATO
レコード番号:LDE 3109
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---濃緑白竪琴段付, 9時にMede in France, 3時にMicrosillon incassable Longue Durée 33T. 1/3, 厚手(グルーヴガード厚手以前の厚手盤), 表記されたレコード番号:LDE 3109, Price Code:なし, Rights Society:記載なし, スタンパー/マトリクス:LDE 3109 A 2/LDE 3109 B 4 (ストレート小文字スタンパー・ERATO/Pathéタイプ), ERATOモノラル製造を示すLDE***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 205003//M6 205309, 再補助マトリクス:ストレートパテキュラー・XPARTX 45783 2/XPARTX 45784 4, ストレートタイプ3種並存のPathéプレス, 1950年代スタンパーによる1959年頃製造分, 仏PHILIPSプレス存在するがこの後になる, これより古いレーベル存在せず, フランスでのモノラル最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在する, RIAAカーヴである, ERATO音源のERATO製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, モノラル・オリジナル, original for mono
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---折返表コートペラ, 表記されたジャケット番号:LDE 3109, Price Code:Artistique, 背文字:あり:(黒色・クリーム背景・上下絞り), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Disque ERATO S.A., 印刷:Imprimerie Contensin. Paris, これより古いタイプ存在せず, モノラル・オリジナル, original for mono
トピックス:1959年2月9-10日パリ・ Salle Adyar・にてモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1962年頃Éditions Costallatによりコピーライト登録・同年ERATOからモノラル:LDE 3109(当装丁)にて初リリース, 同年ステレオ:STE 50025(ピンク白竪琴段付レーベル?)にて初リリース→STU 70025に変更---と変遷, モノラル/ステレオともPathéプレス盤が存在すると思われる, これは初年度リリース分のモノラル・オリジナル, ベーム式クラリネットを使ったフランスにおける名演の一つ, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★, ステレオのSTE 50025は高額だがLDE 3109のモノラルを音楽性で超えることはできないのが実情!, LDE 3109にはPathéプレスが存在することが初めて判明した。2重内溝レーベルがオリジナルは誤りでした訂正します

商品詳細:先頭にK.407、A面2/3の所からK.581が始まる。STEのステレオと同時発売。ERATOのモノ、ステレオの比較試聴は過去に何度となく行ってきたが、ステレオが勝った記憶はほとんど無い。ステレオ信仰が根付いてしまったが、本当にステレオが優れているのは、僅かに一握りの特定の会社(英国系)の特定の時期のものに限られる。このK.581もランスロの音色はこちらの方が良く、バルヒェットQt.の音も豊か。安価!モノラルの力のある音には惚れ惚れする。良いレコードとは例を挙げればこういう盤のことである。何故フランス系のクラリネット奏者の演奏に人気があるかといえば、それはクラリネットの構造にある。クラリネットは、ドイツ・ニュルンベルクのヨハン・クリストフ・デンナーが、1700年頃にシャリュモー(仏: chalumeau)を改造して製作したのが始まりとされる。クラリネットの前身楽器であるシャリュモーが一般化しなかったのは、余計な穴を多数空ける必要があり、それでは穴が多すぎる上、間隔も広すぎて人間の手指では押さえきれないので、狭い音域しか実用にならなかった為である。指穴の配列、並びにキー・システムは、現在ベーム式(フランス式)とエーラー式(ドイツ式)に大別される。オーストリアではウィーンアカデミー式(ウィーン式)というタイプが使用されている。特にドイツのクラシック演奏者はエーラー式を好んで使っている。吹奏楽ではあまり使われず、オーケストラで用いられる。フランスにはメーカーが多く、ドイツの2社(ヴーリッツァー/ハンマーシュミット)に対し、ビュッフェ・クランポン、ヘンリー・セルマー・パリ、ルブラン、キング-マリゴと4つのベーム式メーカーがしのぎを削っている。ランスロはこれらフランス・メーカーのいずれかを使っていると思われる。これらは総じて明るい音色で、エーラー式は重く暗い音という違いがある。日本では殆どがベーム式である。そのため日本でも親和性が大きく、フランスで録音されたK.581の印象が明るく感じられる一因となっている。モーツァルトには明るい音色が合うという点も見逃せない。

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