[DECCA] K.リヒター(org) / Orgリサイタル/バッハ:トッカータとフーガニ短調B.565, 幻想曲とフーガB.542, 前奏曲とフーガB.548, パッサカリアとフーガB.582

[ 1307-007 ] Bach, Karl Richter – Organ Recital

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商品コード: 1307-007

作品名:バッハ:Org・リサイタル/トッカータとフーガニ短調B.565, 幻想曲とフーガB.542 | 前奏曲とフーガB.548, パッサカリアとフーガB.582
演奏者:K.リヒター(org)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 2219
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル】---大デッカ中溝ED1, 10時にOriginal Recording by~, 6時にMade in England(ラウンド銀文字), グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, (P)1960(Recording first published)・9時(最古), Tax Code:O/T(1961年7月~1962年4月を示す)・印刷のM/Tは誤植と思われる, スタンパー/マトリクス:ZAL-4777-3D/ZAL-4778-3D (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCAステレオ録音・製造を示すZAL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのDはJack Law(ジャック・ロウ)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):U/B, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1960年代のスタンパーによる1963年頃の製造分, ステレオの旧番号存在せず, ED1レーベルの最初期分, これより古いステレオ・レーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在する(1E/2Eが最古), これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:イニシャルEのStanley Goodall, モノラル存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK, ステレオオリジナル, original for stereo
ジャケット:【英国でのステレオ・第2版】---折返表コートペラ, 2時に黒ベース□DECCA, 10時にSTEEO ffss, 表記されたジャケット番号:SXL 2219, Price Code:なし, 背文字:なし(裏面にあり), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された番号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・旧ジャケットあり), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:Robert Stace Ltd. London., ホタテ貝表コートジャケット存在する, これより古いジャケット存在する, ステレオ・第2版, 2nd issue for stereo
トピックス:【初入荷の希少タイトル】1954年10月/11月スイス・ジュネーブ・Victoria Hall, Geneva・でのリサイタル・全9曲がモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Roy Wallace, プロデューサー:James Walker / Peter Andry / Victor Olof, 1955年頃The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録, 9曲からの5曲(B.452・645・650・606・548)がLXT 5029で初リリース, 9曲からの4曲(B.565・639・582・リスト)が1955年LXT:5110にて初リリース, 1960年に9曲~4曲(B.565・542・548・582)が抜粋されステレオ:SXL 2219(当装丁)にて初リリースされた, ステレオはこの4曲しか発売されなかった, 1954年でステレオ録音されていたことが驚き!ED1レーベルは当社初入荷の希少プレス, これは1960年の初年度リリース分ステレオ・オリジナル, 当4曲がカップリングされたモノラル盤は存在しない, ステレオ・オーディオファイルプレス!'60年代DGGに4枚分のバッハ:オルガン作品の録音あり, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:初入荷、K.リヒターのオルガンによるバッハ・オルガン・リサイタル。K.リヒターがソロでOrgを演奏したLPはDGGにまとまってあるが、それ以前のDECCA時代にはCembが多く、Orgは英国で発売された当録音とLXT 5110の2枚と独DECCAのみ発売のSAWD 9915の計3枚と思われる。スイス・ジュネーブ・ヴィクトリアホールでの録音。トーマス教会でラミンの弟子としてバッハに研鑽。自身にとっても修行時代の原点に帰れる曲だろう。職業オルガニストとは異なる歌心がある。オーディオ・ファイル!カール・リヒター(1926- 1981)が職業オルガニストとして活躍したのは、1949年に教会音楽の国家試験に合格して聖トーマス教会のオルガニストに就任したライプツィヒ時代と、1951年聖マルコ教会(ミュンヘン)のオルガニストに就任し、これに伴いミュンヘンに移住、1953年にミュンヘン・バッハ管弦楽団とミュンヘン・バッハ合唱団を設立する僅か数年間である。但し、リヒターの場合、指揮者となってからもレコード会社の求めに応じて、オルガン演奏の録音を残している。1954年、シュッツの Musikalische Exequien「音楽による葬送」を録音し、レコード・デビューを果たした。同年10月、スイスのジュネーヴにあるヴィクトリア・ホールにて、英国DECCAレーベルのために、バッハとフランツ・リストのオルガン作品を録音(恐らく全9曲)。これがリヒター最初のオルガン・ソロ録音となった。1956年にラミンが死去した後、トーマス教会からのカントル就任要請を断り、完全に西ドイツに活動の本拠を移した。ミュンヘン国立音楽大学のオルガン科教授に就任し、ミュンヘン・バッハ管弦楽団および同合唱団を率いてアメリカへの演奏旅行を行った。1958年、ドイツ・グラモフォンの古楽専門レーベルであるアルヒーフでバッハの「マタイ受難曲」を録音。これは今日まで最もよく知られる彼の代表的作品となった。1979年には単身で再来日し、オルガンとチェンバロのリサイタルを開いた。これも一部の公演はCD化されている。このようにリヒターはオルガン奏者という顔を最後まで持ち続けた指揮者である。1954年と言えばミュンヘン・バッハ管弦楽団を創設して間もない時期である。多忙な中でDECCAに残したオルガン演奏は今でもありありと訴え掛けるものを持っている大作といえる。DECCAでは当初モノラル盤2枚で5+4曲に分けて9曲をリリースしたが、1960年に手付かずだったステレオ・テイク~4曲を選んでステレオ発売したLPがこれである。将来を考えて、1954年10月の段階で3チェンネル録音を行っていたことに驚く。プロデューサー:James Walker / Peter Andry / Victor OlofというDECCAの大御所たち3人が関与した一大プログラムであった事を考えると、あり得る話である。ステレオ発売を1枚だけとしたのはカルショウ体制下では理解できる。なお使用したオルガンはヴィクトリア・ホールに備付けの大オルガンである。カヴァイエ・コルの名器と呼ばれた由緒のある楽器。アンセルメ指揮サン・サーンスのルガン交響曲でも使われた。1984年の火災で消失したが1993年に再建された。リヒターはその後ヘンデル・オルガン協奏曲3枚を録音するがそれがDECCAでの最後の録音となった。

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