[MELODIYA] N.ペトロフ(pf) / シューベルト:さすらい人幻想曲 Op.15 D760, ラヴェル:ソナチネ, 高雅で感傷的なワルツ

[ 1308-064n ] Nikolai Petrov(pf) schubert ravel

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商品コード: 1308-064n

作品名:シューベルト:さすらい人幻想曲 Op.15 D760 | ラヴェル:ソナチネ, 高雅で感傷的なワルツ
演奏者:N.ペトロフ(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:CM 04123
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 5時にシワあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連での第2版世代】---青/銀SL(シングルレター), 外周1.5cmの盛上り, CTEPEO ○○33, 3時にMade in USSR, グルーヴガード厚手, ГОСТ 5289-なし, TУ-43.10.1.74, Repertoire group:Вторая гр., Price Code: 1-20, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:33CM04123 4-1/33CM04124 4-1(ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 露/英語表記・国内/輸出共用仕様, 1970年代スタンパーによる1977年頃製造分, プレ・メロディアレーベル存在せず, DL(ダブルレター)レーベル存在する(1973年分), ГОСТがある場合ГОСТ 5289-68が最古(当盤ではない), 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, Rモスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプリラフスキー工場製作, 第2版世代, 2nd issue generation
ジャケット:【旧ソ連での第2版世代】---両面コートペラ, 表記されたジャケット番号:CM 04123-4., Price Code:なし, 裏面5時にMade in USSR, 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り), ジャケット裏年号:Apt.なし Зак なし, (C)なし, 露/英語表記・国内/輸出共用仕様, 製作/印刷:Апрелевский Завод Грампластинок, これより不対タイプ存在する, 第2版世代, 2nd issue generation
トピックス:1973年頃旧ソ連でのステレオ録音, 録音技師:S. Pazukhin, プロデューサー:不明, 1973年MELODIYA:CM 04123(DLレーベル世代)にて初リリース, これは1977年頃製造のSLレーベルの第2版世代盤が同じ頃製造の第2版世代ジャケットに入るケースで第2版となる, ロシア人ピアニストでは珍しいラヴェルの録音が多い, 他にフランスPf作品集あり・C10 25291/C10 25293, また「夜のガスパール」がCM 02757であり, 第2版だが音質は非常に良い, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ニコライ・ペトロフ(1943- 2011)はモスクワ生まれ。1949から1961年までモスクワ音楽院付属中央音楽学校で学び、1961年から1966年までモスクワ音楽院、1966年から1968年まで同音楽院研究科で学んだ。音楽院ではヤコフ・ザークに師事したネイガウス一派である。在学中の1962年には、 ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールに参加し第2位、1964年にはエリザベート王妃国際音楽コンクールに参加して第2位を受賞した。これらコンクールに参加してソビエト国外にデビューした後、幅広く国際的に活動を展開した。1966年のチャイコフスキー国際コンクールにも参加していたものの、手の故障のために本選を棄権した。そのときの第1位は当時16歳のグリゴリー・ソコロフであった。ロシア音楽を得意とし、世界初録音のプロコフィエフ・ピアノ・ソナタ全集を含む広いレパートリーを持つ。2011年5月に演奏旅行で訪問していたベラルーシで脳卒中に倒れ、68歳で亡くなった。佐藤泰一氏も著書の中で「プロコフィエフのスペシャリストといえばペトロフをおいて他にはいない」と書いている。杉田正徳氏のコメントも紹介している。「ペトロフの演奏の特長は澄んだ河の流れのように明るく、そして輝く音」「彼の特長をよく表しているのはプロコフィエフのソナタ8番である。--」。ペトロフ以前にはリヒテルがプロコフィエフの解釈者として一世を風靡した時期もあった。リヒテルに何かしらの古めかしさを感じてしまう方にはペトロフのプロコフィエフは新しい指標となろう。ペトロフは当時から「ソビエトを代表するピアニスト」として国家的に押し出されていたようである。若干30代にして当時のメロディアからプロコフィエフのソナタ全集を録音したということからも国家的に期待されていたはずである。1950年代まではミスタッチもご愛敬とされていたが、ペトロフは超難曲を怒涛の勢いで一切のミスタッチもなく弾き切るという超人的な技巧の持ち主である。リヒテルの時代に不可能とされていたことをやってのけた新世代のピアニストの先駆者である。オリンピックでも技の難易度は年々高くなっている。ピアノの世界でも同じ現象が起きている。その先端にいるのがロシアンスクールである。そのペトロフも2011年に亡くなった。ロシアの重戦車との異名を持った巨漢であった。「日本にはもう10回以上は行っていますね」と2007年のインタビューで答えていた。目も眩むような指さばきと一刀両断の打鍵で離れ業のような妙技。彼のような辛口のピアニストにこそ様になるロシア人のラヴェル。なかなか良い!

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