[MELODIYA] V.アシュケナージ(pf) / ショパン:24の練習曲Op.10, Op.25, 夜想曲3番Op.9-3, バラード2番Op.38, リスト:メフィスト・ワルツ

[ 1308-060p ] Ashkenazy Chopin Etude OP10. OP.25 etc

通常価格:¥ 8,800 税込

¥ 8,800 税込      

数量


商品コード: 1308-060p

作品名:ショパン:12の練習曲Op.10(全12曲), 12の練習曲Op.25~第1番~第5番 | 12の練習曲Op.25~第6番~第12番, 夜想曲3番Op.9-3, バラード2番Op.38, リスト:メフィスト・ワルツ
演奏者:V.アシュケナージ(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:Д 06307-10
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, バラ2枚セット, 2 single records
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連での12"の再版世代】---ピンク/黒DL(ダブルレター)×2, 2時に△33, グルーヴガード厚手, ГОСТ 5289-61, TУ-なし, Repertoire group:Вторая гр., Price Code:1-00, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:Д 06307 1-1 1/Д 06308 1-6 2・Д 06309 1-1 3/ Д 06310 1-2 4(ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 露語表記・国内仕様, 1960年代のスタンパーを用いた1968年頃の製造分, 中期プレ・メロディア・レーベル存在する(1960年分), 後期プレ・メロディア・レーベル存在する(1963年頃分), 旧番号存在する(一部10"発売あり・但し同年発売), ГОСТがある場合ГОСТ 5289-56が最初(当盤ではない), 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在すると思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス, ノーマル・カップリング, モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプリラフスキー工場製作, 12"の再版世代, re issue generation
ジャケット:【旧ソ連での12"の再版世代】---カラーペーパー裏穴(モスクワ・アプレレフカ)×2, 表記されたジャケット番号:なし, Price Code:なし, 背文字:なし(国内仕様の為), (C)なし, 露語表記・国内仕様, ジャケット裏年号:Apt.なし Зак. なし, 製作/印刷:Апрелевский Завод Грампластинок, オリジナル世代, original generation
トピックス:【12"×2枚は当社初入荷の希少タイトル!】---練習曲(24曲)1959年・1960年モスクワでのモノラル録音, バラード第2番/夜想曲3番:1955年ワルシャワでのショパン・コンクールでのモノラル録音, リスト:1957年ベルリンでのモノラル録音, 24の練習曲のみ1960年MELODIYA:Д 6035-8(10"×2枚・中期プレ・メロディア・レーベル・バラ2枚)にて初リリース, 同年後期に24の練習曲+3曲入りでД 06307-10(12"×2枚・中期プレ・メロディア・レーベル・バラ2枚)にて初リリース, これは1968年前後に製造された12"のDL(ダブルレター)×2である再版(第3版?)世代がカラーペーパー裏穴(モスクワ・アプレレフカ)×2のジッケットに入るケースで12"×2枚の初期盤になる, 12"×2枚は当社初入荷の希少タイトル!なおバラード第2番/夜想曲3番の2曲は1955年ワルシャワでのショパン・コンクールでのモノラル録音でД 2592(7曲入り10")からの抜粋, 似た内容の10"はMUZA:L 0018からも出ているがД 2592と同一内容ではない

商品詳細:1937年ロシアに生れたアシュケナージは、8歳でモスクワでデビュー演奏会を開いたらしいので、メロディア初期に録音があってもおかしくはない。1955年のショパン・コンクールで2位(1位はハラシェヴィチ)。1960年モスクワ音楽院を卒業。これはデビュー録音ではないが、DECCAとは比較にならない勢いがあり、生涯最高レベルの録音の一つではなかろうか。名声を得てからの録音は、これとは何かが違ってしまった。24の練習曲は'59~'60年頃の録音。10"2枚でも練習曲Op.10/25が出ている。こちらはそれに夜想曲とバラードの2曲とリスト1曲を追加した12"×2タイプ。ちなみにこのショパンの追加2曲はマズルカ2曲とカップリングされ10"・D 2592でも単売がある。アシュケナージ若き日のMELODIYA録音。大珍品。勿論モノラル録音。ウラディーミル・アシュケナージ(1937-)はソヴィエト連邦のゴーリキー(現在のニジニ・ノヴゴロド)の音楽家の家庭に生まれた。6歳でピアノを始め、2年後にはモスクワでデビュー演奏会を開いた。9歳の時にモスクワ音楽院附属中央音楽学校に入学し、アナイダ・スンバティアンに師事した。直接の師はオボーリンで系譜ではイグムノフ一派となる。1955年には18歳でワルシャワで開催されたショパン国際ピアノ・コンクールに出場し、2位に輝いた(優勝はアダム・ハラシェヴィチ)。この時にアシュケナージが優勝を逃したことに納得できなかったアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリが審査員を降板する騒動を起こしたことはよく知られている。この年にモスクワ音楽院に入学、レフ・オボーリンやボリス・ゼムリャンスキーに師事した。翌1956年にはエリザベート王妃国際音楽コンクールに出場して優勝を果たし、これを機にヨーロッパ各国や北米を演奏旅行してセンセーショナルな成功を収めた。EMIやメロディアからレコードも発売され、音楽院在学中から国際的な名声を確立した。アシュケナージがロシアン・スクール生であったことはすっかり忘れられているがオボーリンの生徒だった。早い時期に西側に出たのでMELODIYA録音は多くない。中でもショパンの24の練習曲が代表作となる。正式な初出は10"×2枚でД 6035-8でリリースされ、24の練習曲だけのリリースだった。録音は1959-60年で1960年にリリースされた。同年、1955年のショパン・コンクールでの録音でMUZAとMELODIYAから発売された10"から2曲(夜想曲3番Op.9-3+バラード2番Op.38)、更に1957年ベルリンで録音されたリスト:メフィスト・ワルツの3曲を追加して発売したのが当12"×2枚である。10"同様2枚連番で2枚揃って初めて完結するようになっているLPである。10"×2枚は過去に何度か入荷があったが12"×2枚は初入荷の希少番号!DECCA録音しか知らない方にとってMELODIYA録音は驚愕の内容と思われる。アシュケナージは確かにロシアン・スクール生であった事を確かに証明する内容といえる。

アシュケナージの在庫一覧へ




【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)