商品コード:1308-058p[DECCA] F.グルダ(pf) A.ボールト指揮ロンドンpo. / ショパン(バラキレフ版):Pf協奏曲1番Op.11

[ 1308-058p ] Chopin - Friedrich Gulda With The London Philharmonic Orchestra Conducted By Sir Adrian Boult – Concerto No. 1 In E Minor For Piano And Orchestra (Opus 11)


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商品コード: 1308-058p

作品名:ショパン(バラキレフ版):Pf協奏曲1番Op.11/--1.Allegro Maestoso-- | --2.Romance (Larghetto)--3.Rondo (Vivace)
演奏者:F.グルダ(pf)A.ボールト指揮ロンドンpo.
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2925
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面10時に極小28回出る小スレあり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---橙/金ツヤ外溝, 12時方向にMade in France(横金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:CA ARL 2031-3A/CA ARL 2032-3A (ラウンド大文字スタンパー・英DECCA旧タイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARL***を含みレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, マトリクスのAは Guy Fletcher(ガイ・フレッチャー)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):フランス盤にはない, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1950年代のスタンパーによる1954年頃の製造分, フランスに橙/金ツヤ内溝レーベル存在せず, 橙/金ツヤ外溝レーベル・フラット盤のフランス最初期分, 旧番号存在せず, フランスでこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の仏DECCA制作プレス, 工場:Studios De La Société Française du Son Paris., フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表紙ペラ, 5時に黄色ベースDECCA , 表記されたジャケット番号:LXT 2925, Price Code:Artistique, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである思われる), 製作:Disques Decca. Paris., 印刷:Dehon et Cie Imprimerie Paris, 旧デザイン存在しないと思われる, フランスでこれより古いジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original for mono in Fr.
トピックス:1954年2月18-19日ロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1954年The Decca Record Company Limited. Londonにてコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2925(金ツヤ内溝レーベル・フラット盤・折返両面紙ペラジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1954年頃仏DECCA:LXT 2925(当装丁)にて初リリース

商品詳細:1954年2月のロンドン録音。指揮はボールトでこれは予想外の組み合わせ。同じレーベルの音楽家なら十分あり得る事だが、イメージが合わなさすぎる。しかし聴いてみると案外良い感じで仕上がっている。ボールト/ロンドンpo.のDECCA録音はおおむねパワーがあり、不満に感じたことはない。オケに元気がある方がグルダはやりやすいだろう。今回はグルダもボールトの挑戦を受けて立つぞという態度で出だしから自分のスタイル全開で始まった。2人にはショパンのサロン風味など関係なしとばかりに、これが協奏曲だ!といわんばかり、思い残しがないよう本来の腕を見せ合っている。EMIのボールトしか知らない方にはDECCAのボールトは別人だろう。なかなか乗りの良い指揮者で、本当に英国人かと思うような強い音を出しパンチを繰り出すような指揮者である。抒情的なショパンを聴きたい方には全く向かない演奏。予想外の組み合わせが良い結果を生んだようである。生きる世界が違い過ぎて、遠慮する必然性がないのだろう。尚この曲はピアノ独奏部に対してオーケストラの部分が貧弱であるとの指摘がある。オケパートを補強することは1950年代から行われていて、ミリイ・バラキレフなどが自作の管弦楽編曲を残している。ここではそのバラキレフ版が使用される。その為か、多少のやりすぎ感があるほど力のあるオケパートとなっている。この曲の自筆譜はほとんど現存しておらず、ヤン・エキエルによるナショナル・エディションによれば、第2番同様に現在の楽譜は他人によりオーケストレーションされた可能性が高い。ナショナル・エディション自体がショパンが本来意図したであろうオーケストレーションを復元した「コンサート・バージョン」と、従来の楽譜を校訂した「ヒストリカル・バージョン」を刊行している。つまりオケパートには正解は元々無いのである。よってグルダvsボールトのようなスリリングな演奏もまたありという事になる。ならば面白い方が良い。期待せずに聴いたが、DECCA録音の中では一際興味の尽きないグルダらしい面白味の強い録音である。個人的に大推薦!

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