[DECCA] P.フルニエ(vc) R.クーベリック指揮ウィーンpo. / ドヴォルザーク:Vc協奏曲Op.104

[ 1308-047c ] Dvořák, Pierre Fournier, The Vienna Philharmonic Orchestra Conducted By Rafael Kubelik – Concerto In B Minor For 'Cello And Orchestra

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商品コード: 1308-047c

作品名:ドヴォルザーク:Vc協奏曲Op.104/--1. Allegro-- | --2.Adagio Ma Non Troppo--3.Allegro Moderato
演奏者:P.フルニエ(vc)R.クーベリック指揮ウィーンpo.
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2999
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第3版?】---橙/銀逆内溝塗潰小ロゴ, 12時にMade in France Par la Société Française du Son, 10時と2時にに破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:LXT 2999, Price Code:Ⓐ, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:CA ARL-2252-2A/CA ARL-2253-2AR (ストレート小文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):フランス盤にはない, 再補助マトリクス(9時):1 C11/C1, カッティング担当者:イニシャルAのGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー)/RはRIAAカーヴに切直したことを示す, 1960年代製造のスタンパーによる1962年頃製造分, 橙/金外溝レーベル存在せず, 橙/銀外溝レーベル存在する, これより古いレーベル存在する, モノラル最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクスは存在する(1A/1Aが最古), RIAAカーヴである(フラット盤はそうではない), ステレオ存在せず, 英DECCA音源の仏DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Studios De La Société Française du Son, フランスでの第3版?, 3rd issue in Fr.
ジャケット:【フランスでの第2-3版(英国製)】---英国製ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 5時に2重〇ffss耳マーク・外周True High Fidelity, 表記されたジャケット番号:LXT 2999, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠)・裏面にある, ジャケ裏年号:WRR./ 58.10, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:54(当ジャケットではない・旧タイプあり), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:WRR--W.R.Royle & Son LTD.London, 英国では折返紙ペラジャケット存在する, これは英国での第2-3版と思われる, 英国での再版, re issue in UK
トピックス:1954年3月24-25日ウィーンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1954年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2999(金外溝レーベル・フラット盤・折返紙ペラジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1955年頃仏DECCA:LXT 2999(橙/金ツヤ外溝レーベル・フラット盤・青系イラスト折返両面紙ペラジャケット入り)にて初リリース→1955-6年頃同一番号・橙/銀外溝レーベル・フラット盤・当ジャケット入り→1962年頃同一番号・橙/銀逆内溝塗潰小ロゴレーベル・グルーブガード厚手盤・英国製両面コートホタテ貝ジャケット入り, これはフランスでの第3版程度と思われる, 名演の一つ, フルニエは1948年クーベリックと旧SP録音がありこれは2回目録音となる, 第2版は文字の色が変わるだけで全く同一マトリクスが使われているので音質差は殆どない・違って1-2年である, 1961年ジョージ・セル/ベルリンpo.とDGGに再録音あり, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:誰もが知るこの有名なドヴォルザークのVc協奏曲は、チェリストの演奏スタイルや力量が顕になりやすい。フルニエは深い洞察力によって、この作品がチェロに求めてくる音色・表現の様々な表情の違いを弾きわけている。重厚で力強い音色はもちろん、チェロとは思えない繊細な音のレガート、柔らかく伸びる音色など、一度として同じ顔を持たず、フルニエ自身の声のような生々しさ、躍動感に満ちたチェロに耳を奪われる。フルニエの魅力を余す所なく楽しめる1枚。フルニエはこの曲を何度か録音しており、1948年クーベリックと旧SP録音がある。また1961年ジョージ・セル/ベルリンpo.とDGGに再録音がある。この録音は1954年のフルニエ48歳の壮年期の録音である。録音も1948年とは比較にならないほど高音質でライヴ録音など含め10回以上、スタジオ録音だけでも3回ある録音の中で最高位に数えられる録音で間違いない。フルニエのソロは意外な程情熱的である。しかし暴走するようなことはなく、基本どっしりしたスタンスで特徴的なロングトーンを駆使して気品を保ち続ける姿勢は崩さない。部分的には豪快なボーイングを見せるが荒々しさは皆無である。フランス人であるフルニエだが、この曲からはどこか暗調で淋しささえ漂う曲調となっており、ラテン気質が全面に出ることはなくドヴォルザークの曲に寄り添った様子が窺えるのである。この録音が名演とされる由縁はそのあたりにあるのではないだろうか?ドヴォルザークの曲にはスラヴ的な泥くささや民族色が付きまとう事が良しとされる空気があったことは確かだが音楽はまず格調の高さがあって、万人に受け入れられるはずである。そういう意味でフルニエには泥くささが全くないが、代わりに全体に漂うシリアスな雰囲気が名曲をして名演たらしめているように感じる。

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