[DECCA] M.ジャンドロン(vc) E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo. / シューマン:Vc協奏曲Op.129, チャイコフスキー:ロココ変奏曲Op..33

[ 1308-046n ] Schumann Concerto Op.129 / Tchaikovsky Variations On A Rococo Theme Maurice Gendron, L'Orchestre De La Suisse Romande Conducted By Ernest Ansermet

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商品コード: 1308-046n

作品名:シューマン:Vc協奏曲Op.129 | チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲Op..33
演奏者:M.ジャンドロン(vc)E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo.
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2895
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでのオリジナル】---橙/金ツヤ紋章内溝, 6時に33M, フラット重量, , Rights Society:Contr. Copyr., (P)なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:CA ARL 1924-1A/CA ARL 1925-1A G (ラウンド大文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのAはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):ドイツ盤にはない, 再補助マトリクス(9時):1/1, 両面にManufactured in Germanyの刻印あり, 1950年代スタンパーによる1955年頃製造分, ドイツにこれより古いレーベル存在せず, ドイツでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の独DECCA製作プレス, 工場:Teldec-Press GmbH, ドイツでのオリジナル, original in DE.
ジャケット:【ドイツでのオリジナル(英国製)】---英国製・折返表ツヤペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 表記されたジャケット番号:LXT 2895, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:A.W.54.12, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:A.W.54.12(当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:A.W.--The William Chappell Press, London. E.15 By A. White & Co. Ltd., 折返両面紙ペラジャケットの最初期分(ドイツ発売分), これより古いジャケット存在せず, 英国でのオリジナル(ドイツ発売分), original in UK
トピックス:1953年11月スイス・ジュネーヴ・Victoria Hall, Geneva・でのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1954年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2895(金内溝レーベル・フラット盤・折返紙ペラジャケット入り)にて初リリース→1963年ACL 192に番号変更, ドイツでは1954年頃独DECCA:LXT 2895(当装丁・英国製ジャケット入り・裏A.W.54.12)で初リリースと思われる(当盤)→1963年頃MD 1056→1970年代ND 605--と変遷する, これはドイツでの初年度リリース分オリジナルと思われる, 数少ないジャンドロンの貴重なDECCA録音の一つ!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:ジャンドロンは実は、'50年代から録音があり、近年になって知られるようになったが、'60年代に入れたバッハの無伴奏だけが一人歩きした感が強い。'50年代のシャンドロンは少々、大人しく強烈な個性は薄いものの、堅実な実力派ということを、この録音が物語っている。力で押すタイプではなく、しんみりと語りのようなVcを弾く人、味のある演奏が印象に残る。モーリス・ジャンドロン( 1920-1990)はフランス、ニースの貧しい家庭に生まれた。10歳の時にエマーヌエル・フォイアーマンのコンサートで聴いたフォイアーマンを尊敬するようになった。のちにフォイアーマンと会う機会は何度かあり、フォイアーマン自身から弟子になるよう言われたこともあったが、経済的な理由で叶わなかったらしい。17歳でパリ音楽院でジェラール・エッキャンに師事。パリでの修業時代に知り合ったジャン・フランセとは25年以上ともにリサイタルを行った。1945年ロンドンでデビューを果たす。その後メニューインの兄妹と25年以上にわたってトリオで活動したりした。プラドのカザルス音楽祭に参加してカザルスから直接教えを受けた。PHILIPSがジャンドロンに、ボッケリーニの変ロ長調の協奏曲とハイドンの『チェロ協奏曲第2番』をラムルー管弦楽団と録音するよう依頼した際、指揮者をカザルスとするよう伝えている。バッハの『無伴奏チェロ組曲』の録音は、1965年にACCディスク大賞を受賞した。'50年代に、やはりJ.フランセとデュクレテに入れたベートーヴェンは超名演だった。しかしジャンドロンの録音の中心はPHILIPSである。これは1953年11月の最初期録音でE.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo.との協奏曲録音。ジャンドロンはやはりフランス人チェロ奏者のピエール・フルニエと近い芸風を持つソリストだろう。知名度の点ではフルニエに及ばないものがある。しかし実力は大きく違わないのではないだろうか? パワーで押すタイプではなく、美しくメロディーを歌うスタイルが特徴だろう。フルニエと同じDECCAに籍があったものの、録音は多くない。1960年代にPHILIPSに移籍してからは録音は多くなるが30代の良い時代の録音には恵まれなかった。これはDECCA時代の貴重なモノラル録音。PHILIPS時代では聴くことのない、太く芳醇な音がタップリ聴ける上質な録音!

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