商品コード:1308-042[DECCA] C.フェラス(vn) C.シューリヒト指揮ウィーンpo. / ブラームス:Vn協奏曲Op.77

[ 1308-042 ] Brahms, Christian Ferras ‎- Brahms: Violin Concerto in D Major, Op. 77


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商品コード: 1308-042

作品名:ブラームス:Vn協奏曲Op.77/--第1楽章 Allegro Non Troppo-- | --第2楽章 Adagio--第3楽章 Allegro Giocoso, Ma Non Troppo Vivace - Poco Più Presto
演奏者:C.フェラス(vn)C.シューリヒト指揮ウィーンpo.
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:ACL 17
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの再版/RIAAカーヴの第2版】---緑/銀AOC, 12時にMade in France(ラウンド銀文字), 2時に〇33 1/3 R.P.M., グルーヴガード厚手, Rights Society:BIEM, Ⓟなし, Price Code:Ⓟ, スタンパー/マトリクス:CB ARL 2118-1LR/CA ARL 2119-1LR (ストレート小文字マトリクス・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すCB/CA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのLはGeorge Bettyes(ジョージ・ベティーズ)カッティング担当を/RはRIAAカーヴに切り直した事を指す, 補助マトリクス(3時):フランス盤には存在せず, 再補助マトリクス(9時):1Ω/1Ω, 1950年代のスタンパーによる1961年頃の製造分, 旧番号に金外溝レーベル・フラット盤存在する(1955年頃分), 当番号にも外溝レーベル存在する(1959年分), 当番号にこれより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, カッティング担当の前任者:不明(いると思われる), ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(初出は異なる), 英DECCA音源の仏DECCA制作プレス, 工場:Studios De La Société Française du Son, フランスでの再版/RIAAカーヴの第2版, re issue
ジャケット:【フランスでの再版/RIAAカーヴの最初のタイプと同等】---折返表コートペラ, 2時に黒ベース□DECCA 三つ葉マークAce Of Clubs, 表記されたジャケット番号:ACL 17, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:7-61, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(当ジャケットではないが同じデザイン・年号違い), 製作:Disque Decca. Paris, 印刷:Imp.Hardu -Paris, 旧番号LXT 2949が存在する, 当番号のフランスでのオリジナルタイプと思われる(裏年号59があると思われる), 当番号にフランスでこれより古いジャケットデザイン存在せず, フランスでの再版/RIAAカーヴの最初のタイプと同等, re issue
トピックス:1954年4月10~20日ウィーンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1954年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2949(金内溝レーベル・フラット盤・折返紙ペラジャケット入り)で初リリース, 但しプレスが少なくかなり高額→1958年ACL 17に番号変更されRIAAカーヴとなった, フランスでは1955年頃仏DECCA:LXT 2949(金外溝レーベル・フラット盤・折返紙ペラジャケット入り)で初リリースと思われる→1959年頃Ace Of Clubsシリーズ:ACL 17(緑/銀AOC外溝レーベル・フラット盤・当デザインジャケット入り)にてRIAAカーヴ盤がリリースされた, これは1961年頃製造の溝なし盤が1961年7月製造のジャケットに入るケースでACL 17の第2版と思われる, 番号が変わるので随分離れた印象を受けるが同一スタンパー仕様のRIAAカーヴへの変更プレスと考えるべき, LXT 2949のオリジナルは3万円を超える可能性高い, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★

商品詳細:1954年録音・LXT 2949で発売。この様な貴重な録音は、通常1958年頃LXT 5000番台でRIAAカーヴに切り直し改めて発売する。しかしこの録音はなぜか5000番台で発売されなかった。その代わりACLシリーズで1958年9月に再版された。これこそがLXT音源・RIAAカーヴ盤である。オリジナルは極めて希少。シューリヒトがウィーンpo.を振っている事が、この録音の成功のカギだろう。フェラスの力と美を兼ね備えた信じ難いほどのソロはこのプレスで大満足!LXT 2949は今となっては相当総額(3万円超え)になってしまった。Ace Of Clubs番号というだけでチープな印象を持たれる方は多いと思われるが1958年から始まっていてLXT 5000番台と全く同等のクオリティを有するプレスである。アナログをやっていれば、必ず先入観の恐さを知る時があるだろう。Ace Of Clubsシリーズをひとまとめに考えることはその「先入観」である。物事はケース・バイ・ケース。LXT 2949の入手が困難な場合、役に立ってくれるのがこのACL 17である。オケはシューリヒト/ウィーンpo.と願ってもない組み合わせ。この時フェラスは若干21歳。落ち着いた表情で堂々たるソロを披露。あまりの落ち着きぶりに21歳とは信じ難い。肩の力を抜いた優雅なソロで貫禄を見せる。頭からガンガンと飛ばすソリストが多い中、抑えた表情で語るように弾くソロはいつ聴いても優美の極致と感じる。あのヌブーでさえここまでの甘美なソロを見せることはなかった。数あるブラームス:Vn協奏曲の中でもトップランクの録音であることは間違いない。ACL 17でもそれははっきりとわかる。

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