[CALLIOPE] A.ブルフロワ指揮チェコスロバキア室内o.プラハ / モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525, セレナーデ6番K.239「セレナータ・ノットゥルナ」
商品コード: 1308-018
商品詳細:フランス人指揮者アラン・ブルフロワがチェコのチェコスロバキア室内o.プラハを振ったフランスでの録音。1970年代フランスのレーベルであるCALLIOPEはタリフQt.(ターリヒQt.)等をフランスに招き多くの録音を行った。プラハ室内o.も数点の録音をCALLIOPEに行っている。CALLIOPEは当時のフランスでは高音質録音を掲げた新興レーベルで、他社との差別化を図るために多くのチェコ人音楽家を起用した戦略をとったと思われる。1970年代のSUPRAPHONと比較しても流石に音質は良く、存在感は大きい。その音楽性と音質の良さが注目され、デンマークのオーディオメーカーである Bang et Olufsen(B&O)ヘのOEM供給分が数点ある程音質は評価されている。ここではチェコスロバキア室内o.プラハの弦楽合奏版による演奏。ソロをふんだんに使った小編成のすっきりしたバロック的な合奏である。コンサートマスターはペイル・ザドヴィアル(Vn)と思われる。アラン・ブルフロワの優れた指揮が生きている。オケのチェコスロバキア室内管弦楽団プラハは1957年オトカル・ステイスカルにより創設された団体でプラハ室内管弦楽団とは全く別の団体である。プラハ室内管弦楽団は1951年にプラハ放送交響楽団のメンバーを団員として設立されたが、1965年にプラハ放送交響楽団の活動から独立する。指揮者を置かないオーケストラとして知られるが、稀に指揮者を置いての演奏も行う。チェコスロバキア室内管弦楽団プラハはSUPRAPHONへの録音は殆どなく、大半がCALLIOPEへの録音という異色の室内管弦楽団である。CALLIOPE:CAL 1600さえ当社でも過去に1度入荷しただけの希少盤である。見出す価値は人それぞれだが一度脳裏に焼き付いた印象は簡単には消えない。録音は、フランスのパリの北約 30 km、ヴァル ドワーズ県のアニエール シュル オワーズ近くにある、かつてのシトー会修道院だったロワイモン修道院で行われた(1235 年築)。録音技師はGeorges Kisselhoff、プロデューサーはCALLIOPEの創設者であるJacques Le Calvé。この一貫した体制が高音質を保っている秘密らしい。
ブルフロワの在庫一覧へ