商品コード:1309-061[DGG] I.マルケヴィチ指揮ベルリンpo. / ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14

[ 1309-061 ] Berlioz – Igor Markevitch, Berliner Philharmoniker ‎– Symphonie Fantastique Op. 14



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商品コード: 1309-061

作品名:ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14/第1楽章「夢、情熱」(Rêveries, Passions)--第2楽章「舞踏会」 (Un bal)--第3楽章「野の風景」 (Scène aux champs)の前半-- | --第3楽章「野の風景」 (Scène aux champs)の後半--第4楽章「断頭台への行進」 (Marche au supplice)--第5楽章「魔女の夜宴の夢」 (Songe d'une nuit du Sabbat)
演奏者:I.マルケヴィチ指揮ベルリンpo.
プレス国:フランス, France
レーベル:DGG
レコード番号:18 167 LPM
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---チューリップTOUS浅中溝, >白LP33 1/3<, Made in Franceの刻印, フラット重量, 表記されたレコード番号:18 167 LPM, Price Code:なし, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:031977⁵ WS/031978² WS (ラウンド中文字スタンパー・DGG旧タイプ), DGGモノラル製造を示す03***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(Time Code):A5 A/18.5.54, 再補助マトリクス:面割用のラウンドで幅広レコード番号マトリクス・18 167/18 167, カッティング担当:イニシャルWSは不明, 1955年1月/1954年5月18日製造のスタンパーによる1955年頃製造分, >白LP33 1/3<レーベルのフランスでの最初期分, 旧番号存在せず, フランスにこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, DGG音源の仏DGG製作プレス, 工場:不明, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---両面ツヤペラ, 濃色の2色刷り・▶Microsillon◀ 33 1/3(青文字), 表記されたジャケット番号:18.167 LPM, Price Code:Artistique, 背文字:なし(初期の証拠)・裏面に茶色文字であり, (P)(C)なし, ジャケ裏年号:6-55, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:6-55(フランスでは当ジャケットである), 製作:Deutsche Grammophon Fr., 印刷:J.Marx et Cie 4 impasse Ste-Felicite .Paris-XVe, 見開ペラジャケットの最初期分, フランス製厚紙ボードはこの後になる, フランスでこれより古いジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1953年11月ベルリンでの初回モノラル録音, 録音詳細不明, 1954年同年Deutsche Grammophon Gesellschaft mbHによりコピーライト登録・同年2月DGG:18 167 LPM(当レーベル・共通デザイン濃2色刷り・裏2/54ジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1955年頃仏DGG:18 167 LPM(当装丁)にて初リリース, フランス盤も初期はレーベルにLPMが付くものがある, ドイツでも過去にジャケ裏54の入荷はない, マルケヴィチは1961年ラムルーo.と2回目モノラル/ステレオ録音がある, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル

商品詳細:マルケヴィチの幻想交響曲といえばパリ・ラムルーo.との1961年録音が知られているが、実は同じDGGにベルリンpo.との初回録音がある。1953年のモノラル録音。このフランス的作品が2回ともDGG録音というのが不思議。マルケヴィチはロシア生まれだが、若い頃パリで学んだ為か、フランス的な感覚を身につけている。'50年代前半はCOLUMBIAに在籍する一方、1953~54年の2年間はDGGでいくつか録音しており、どれもドイツ系とは異なる良い録音。1950年代中期はマルケヴィチにとってDGGと仏COLUMBIA、つまりパリとベルリンを行ったり来たりしていた時期のようである。カラヤン支配前後にベルリンpo.を客演する指揮者は多かったがベルリンpo.はどんな指揮者をも受け入れて、ウィーンpo.のように一定水準のレベルを保てた優秀なオケであった。勿論指揮者の色に染めることもできる。マルケヴィチはまだフルトヴェングラーが生きていた時期のベルリンpo.を振ってこのフランス作品を録音している。カラヤンですら引き継いですぐには思うようにはコントロール出来なかったベルリンpo.にはこの演奏のような伝統のスタイルが確立されており、指揮者はそれをベースにいかに自身の個性を出すのかが課題であったと思われる。幻想交響曲はこれがDGGでの最初の録音となった。あのフリッチャイは録音していない。カラヤンは1965年頃やっと録音を果たすが、あまりの違いに驚くことになる。マルケヴィチのお蔭でベルリンpo.はフランス作品に対しても抵抗感が無くなり自信がついたのではないだろうか? 重厚感は申し分ないが決して重すぎず、フルトヴェングラーの癖が残る当時のベルリンpo.がしっかりマルケヴィチの意思に従っている。マルケヴィチの抑えが強く効いて、上手いバランスが取れている。フルトヴェングラーが亡くなる1年前のベルリンpo.の音が聴ける貴重な録音ともいえる。フルトヴェングラーは1954年11月に亡くなった。オケの重さが全く気にならないモノラル期の名演!

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