商品コード:1309-051n[MELODIYA] S.リヒテル(pf) / ハイドン:Pfソナタ44番, プロコフィエフ:Pfソナタ8番, ショパン:バラード3番 他
商品コード: 1309-051n
商品詳細:リヒテルがDGGに残した3枚のソロ・リサイタルの中の一つ、1961年7月リヒテルはロンドンのウェンブリー・タウンホールで公演を行った時のライブをDGGが録音した。1962年にDGGから発売(フラット盤が存在する番号)。A面にハイドン、ショパン、ドビュッシー、B面全て使ってプロコフィエフが入る。リヒテルは一応モスクワ音楽院でネイガウスに師事するが、既に独学で完成したピアニストであり、ネイガウスは何も教える事はなかったと語っている。1959年DGG社がワルシャワに乗り込んで録ったラフマニノフのPf協で一世を風靡した。ある意味今世紀を代表する大ピアニストであった。かのギレリスをして「私への評価はリヒテルを聴くまで待って下さい」とまで言わしめ、リヒテルが正規に西側に出られるになったのは、1960年で初めてアメリカを訪問して以来、世界各国にその姿を見せることになったのである。それ以前はリヒテルが東欧国などに演奏で出向いた際に、西側のレーベル、DGGやPHILIPSなどが器材を担いで出向いて録った録音が数種存在するだけであった。米国ツアーを終えたリヒテルが初めてロンドンの地に立ったのがこの1961年7月のロンドン公演である。西側では1962年DGGからモノラル/ステレオ盤がリリースされた。旧ソ連側では1973年になって始めてステレオのみSLレーベルでリリースされたのが当盤である。1961年その目で見て聴いたロンドン市民は大いに興奮したことだろう。MELODIYA側では遅れて1973年になって初めてDLレーベルにて初リリース。但しこれまでDLレーベルの入荷はない。
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