商品コード:1309-034p[La Voix De Son Maître] ベルリン・フィル八重奏団/ シューベルト:八重奏曲Op.166 D.803
商品コード: 1309-034p
商品詳細:ベルリン・フィル八重奏団は、結成から80年以上という、ベルリン・フィルハーモニーのメンバーが組織する多くの室内楽アンサンブルの中で、最も長い歴史と伝統を持つ団体の一つである。その歴史は、1928年、8人の楽員たちがシューベルトの八重奏曲を演奏するために集まったところから始まった。メンバーは現在に至るまで、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のトップ奏者および世界第一級の演奏家によって構成されており、ヨーロッパをはじめ、世界の諸都市で演奏活動を行っている。当初はヨーロッパを中心に活動していたが、1954年、初めて7週間の南米ツアーを行い、この頃から始まったアメリカ合衆国など世界各地に演奏旅行を行っている。日本には1957年の初来日以後、定期的に来日している。また1982年には、ベルリン・フィルの創立100周年記念演奏会にも参加した。活動の目的、範囲はウィーン八重奏団と全く同様でレパートリーも同様となっている。この録音当時は第1Vn:ハンス・ギーゼラー(コンサート・マスター在任1949 - 1974)、第2Vn:ルドルフ・ハルトマン、Va:ヘルマン・ベルトマン、Vc:ヴィルヘルム・ポゼッガ、cb:ポール・ライナー・ゼペリッツ、Cl:アルフレート・ブルックナー、hr:ギュンター・ケップ、Fg:オスカー・ローテンシュターナーの8人である。ウィーン八重奏団との違いは全体の音色だろう。明るく清々しいウィーン八重奏団に対し、中間的色調で渋みが感じられるベルリン・フィル八重奏団。何方が良いということはなく、それぞれの特徴が出ている。いわばそれぞれの基となるオーケストラの特徴がミニチュア化されたとみて誤りではないだろう。録音はウィーン八重奏団がDECCAであった為DECCAが圧倒的に多い。ベルリン・フィル八重奏団はEMI系に少々、DGGにそこそこという程度のあるが全体の数は決して多くはない。ベルリン・フィルハーモニーの音が好みの方にはその音で室内楽も楽しめるベルリン・フィル八重奏団はお勧めである。シューベルトのようなドイツ的な陰りが重要となる作品にはベルリン・フィル八重奏団の音はピッタリくるようである。当フランス盤の入荷は極めて少ない。勿論ドイツ盤、英国盤も同様。
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