商品コード:1309-015[L'OISEAU LYRE] K.レーデル指揮ミュンヘン・プロ・アルテ室内o. / モーツァルト:ディヴェルティメントK.136~138

[ 1309-015 ] Mozart, Pro Arte Chamber Orchestra, Munich, Kurt Redel – Three Divertimenti For String Orchestra (Three Salzburg Symphonies)



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商品コード: 1309-015

作品名:モーツァルト:弦楽四重奏のためのディヴェrテイメント集(弦楽合奏版)/ディベルティメント ニ長調K.136, ディベルティメント 変ロ長調K.137--1.Andante-- | --2. Allegro Di Molto--3. Allegro Assai, ディベルティメント ヘ長調K.138
演奏者:K.レーデル指揮ミュンヘン・プロ・アルテ室内o.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:L'OISEAU LYRE
レコード番号:OL 50072
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---黄緑/金外溝, 6時にLONDON, 11時にMade in England(横金文字) , フラット重量, Tax Code:N()1953年4月~1955年10月を示す)・最古, フラット重量, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:TT 227-2B/TT 228-2B (ラウンド大文字スタンパー・L'OISEAU LYRE/DECCAタイプ), L'OISEAU LYRE音源DECCA・モノラル製造を示すTT***で始まる専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):U/C, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1950年代製造のスタンパーによる1954年頃製造分, 内溝レーベル・フラット盤存在せず, これより古いレーベル存在せず, 旧番号存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, カッティングマスター:イニシャルBは Ron Mason(ロン・メイソン)を示す, L'OISEAU LYRE音源のEL'OISEAU LYRE製作DECCAプレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.Surrey, U.K., 英国でのオリジナル, original in UK
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面紙ペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 中央に鳥のイラストがある最初期共通デザイン, 表記されたジャケット番号:OL 50072, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:JU. 54/11, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号: JU. 54/11(当ジャケットである・一致), 製作:Éditions de l'Oiseau-Lyre, 印刷:JU--James Upton Ltd. London & Birmingham, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:【初入荷の希少タイトル!】---1954年またはそれ以前のパリでのモノラル録音, 録音詳細不明, フランスでは1954年Les Éditions de l'Oiseau-Lyreによるコピーライト登録・同年仏L'OISEAU LYRE:OL-LD106(水色/黒中溝レーベル・フラット盤・文字だけの厚紙ジャケット入り)にて初リリース, 英国では1954年11月に英L'OISEAU LYRE:OL 50072(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル!当社初入荷の希少タイトル!, 1959年ERATOに再録音しているのでこれは初回録音, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:モーツァルトが16歳で残した名作中の名作、3つのディヴェルティメントK.136~K.138。ザルツブルクで作曲されたことから「ザルツブルク・シンフォニー」と通称されるが、元々は弦楽四重奏のためのディヴェルティメントである。しかしながら弦楽四重奏で演奏されることは殆どなく、大半が弦楽合奏版での録音。ただし、弦楽合奏版でも現在の「シンフォニー」とは大きく異なる事から当社では「ザルツブルク・シンフォニー」という名称は基本的に避けている。そもそも器楽アンサンブル曲なのかオーケストラ曲なのか長きに亘って論争を呼んでおり、この点でも曲種が定まらないが室内楽であることは確かだろう。例え室内オーケストラで演奏したとしても室内楽の範疇を超える作品ではないと思われる。クルト・レーデルは早い時期からこの曲に関心を持っていたようで、1954年にはミュンヘンからミュンヘン・プロ・アルテ室内o.を引き連れてパリまで録音に出かけている。何故なら録音を承諾したのはパリに本社を持つLes Éditions de l'Oiseau-Lyreだったからである。お蔭でロンドン支社である英L'OISEAU LYREからも発売ができたという事である。英国ではDECCAがプレスしていて製版・音質も良く、リステンパルトなどの名演が出てくるまで、この録音と1959年ERATOに再録した2種のレーデル盤はこの曲の中心的存在であった。ミュンヘンの団体が2回ともフランスのレーベルに録音している。当時K.レーデル指揮ミュンヘン・プロ・アルテ室内o.はバロック系室内アンサンブルとしては欧州でもトップクラスの団体であり、彼らが録音してくれるなら喉から手が出るようなモノだったはずである。残念ながら1954年初回録音の方はプレスが少なく、聴いた方は少ないと思われる。彼等の圧倒的なパワーとリズムは当時の最高ランクの演奏であったとみて疑う余地はないだろう。ステレオ期に入り、こういうパワー全開の演奏は好まれなくなったのか、はたまた出来なくなったのかは不明だが、今聴いても痛快で強いモノラル音に圧倒される演奏は二度と再現不能な演奏である。

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