商品コード:1309-011p[DECCA] F.グルダ(pf) A.コリンズ指揮ロンドンso. / モーツァルト:Pf協奏曲14番K.449, R.シュトラウス:Pfと管弦楽のためのブルレスケ

[ 1309-011p ] Mozart - Richard Strauss - Friedrich Gulda – Concerto No. 14 In E Flat Major For Piano And Orchestra (K.449) - Burleske


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商品コード: 1309-011p

作品名:モーツァルト:Pf協奏曲14番K.449 | R.シュトラウス:Pfと管弦楽のためのブルレスケ ニ短調
演奏者:F.グルダ(pf)A.コリンズ指揮ロンドンso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 5013
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面9時に極小2+中大3回出る溝スレあり→6, B面6時に無音白点あり
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金外溝, 12時方向にMade in England(ラウンド金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, Rights Society:BIEM/BOSWORIM(B面のみ), (P)なし, Tax Code:N(1953年4月~1955年10月を示す)・レーベル印刷もNで最古, スタンパー/マトリクス:ARL-2361-2A/ARL-2362-1A (ラウンド大文字スタンパー・英DECCA旧タイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARL***を含みレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, マトリクスのAは Guy Fletcher(ガイ・フレッチャー)のカッティング担当を示す, 補助マトリクス(3時):C/U, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1950年代のスタンパーによる1954年頃の製造分, 金内溝レーベル存在せず, 金外溝レーベル・フラット盤の最初期分, 旧番号存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在する, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.Surrey, U.K, オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面紙ペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 5時に2重〇ffss耳マーク・外周True High Fidelity, 7時に破線〇 LONG PLAYNG 中黒丸 33 1/3 RPM, 表記されたジャケット番号:LXT 5013, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:R.S. 12-54, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:R.S. 12-54(当ジャケットである・一致), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:R.S. ---Robert Stace Ltd. London, ラウンド折返両面紙ペラ・ホタテ貝の最初期分, 1956年分から両面コート・ホタテ貝ジャケットになる, 英国でこれより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:1954年9月15-16日ロンドン・Kingsway Hall・でのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1954年9月The Decca Record Company Limited. Londonにてコピーライト登録・同年DECCA:LXT 5013(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分の完全なオリジナル, オケはロンドン新交響楽団ではなく通常のロンドン交響楽団(ロンドンso.), DECCAでのグルダのモーツァルト:Pf協奏曲は3曲のみで他に25/26番のカップリング・LXT 5138の2枚だけである, ブルレスケの楽譜はBOSWORIM社の物を使用, 完全なオリジナルはなかなか無い, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:フリードリヒ・グルダ(1930- 2000)はオーストリア、ウィーン生まれのピアニスト。ウィーン三羽烏の一人でジャズも演奏する鬼才で知られる。録音は1940年代後期DECCAから始まる。当初ベートーヴェン弾きとして、DECCAで最初のベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集の最初の録音者の予定だったが、バックハウスが先に録音を完成し、グルダは全曲録音をしたが発売されなかった。そのような軋轢から1950年代後期期はDECCAを去ることとなるが、モーツァルトに関してはスムースな録音が行われたようである。25/26/14番の3曲のモーツァルト:Pf協奏曲が録音され、25/26番のカップリングで1955年録音、1956年リリースとなった。14番は1954年9月15-16日録音でR.シュトラウス:ブルレスケとのカップリングで発売された。グルダ本人はベートーヴェンに多大な関心があり、DECCAを含め3回のピアノ・ソナタ全集録音したが、多くの方がご承知のようにグルダのモーツァルトは彼の持つ自由な芸風が相まって、非常に個性的で然も完成度の高い演奏となっている。グルダの出す音そのものがモーツァルト的なものを持っているように感じられる。本人はどう思っていたのか不明だが、さほど大きな興味がなかったことは残した録音の数で理解されるだろう。端々に見られるリズム感は正にモーツァルトを弾くためのような気がするのだが。本人の興味に関係なく生まれながらのモーツァルト弾きの資質を持ったピアニストといって誤りではないだろう。残された少ない録音を大切にしたい。指揮は英国のシベリウスの第一人者としても知られた指揮者、アンソニー・コリンズ。オケはロンドン交響楽団となる。25/26番では同じアンソニー・コリンズ指揮だがオケが異なりロンドン新交響楽団こと、ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団であったが、この録音はメジャーオケのロンドン交響楽団である。DECCAに居場所を感じなくなったグルダは1960年代に入りAMADEOに移籍する。DECCAは個性的なグルダの力を活かし切れないまま、別れる事となった。グルダの力をもっと活かせたなら、名演に数々が生まれたに違いない。DECCA首脳陣の器楽奏者に対する認識の甘さが多くの有望な才能の流失を招いてしまった。

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