商品コード:1310-064p[DGG] P.バウムガルトナー(pf) / ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲

[ 1310-064p ] Paul Baumgartner Beethoven 33


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商品コード: 1310-064p

作品名:ベートーヴェン:ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲 Op.120/--テーマと変奏曲1-18番-- | --変奏曲19-33番
演奏者:P.バウムガルトナー(pf)
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:DGG
レコード番号:18 054 LPM
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでの第2版】---チューリップALLE内溝, 山吹色□M33, フラット重量, 表記されたレコード番号:LPM 18 054 , Rights Society:DP, (P)1961(刻印のみ), スタンパー/マトリクス:031362 WIS/031363 WIS (ラウンド小文字スタンパー・DGGタイプ), DGGモノラル製造を示す03***/03***で始まりレコード番号を含むドイツ型ドイツ専用マトリクス使用, 補助マトリクス(Time Code):13.3.52/13.3.52, 再補助マトリクス:幅広レコード番号マトリクス・18 054 A/18 054 B, 両面にMade in Germanyの刻印あり, カッティング担当:マトリクスのイニシャルWIはハインツ・ヴィルドハーゲン(Heinz Wildhagen)を示す, 1952年3月13日/1952年3月13日製造のスタンパーによる1955年頃製造分, 旧番号存在せず, >白LP33 1/3<レーベルが存在すると思われる, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, DGG音源のDGG製作プレス, 製造:Hannover旧工場(Deutsche Grammophon Gesellschaft Pressing Plant Hannover・Werk I), 第2版, 2nd issue
ジャケット:【ドイツでのオリジナル・タイプ】---見開糸縫中入版ツヤペラ, 濃2色刷り・Langspielplatte 33 (横茶文字), 表記されたジャケット番号:18 054 LPM, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:8.55, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:52または53(当ジャケットではない・年号違い), 製作:Deutsche Grammophon Gesellschaft mbH, 印刷:記載なし・ドイツ製, 見開糸縫中入ジャケットが初出と思われるが裏年号52または53が存在すると思われる, これより古いジャケット存在する, 但し裏年号違い, オリジナル・タイプ, original type
トピックス:【初入荷の超希少タイトル】---1952年頃ドイツでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1952年又は1953年頃Deutsche Grammophon Gesellschaftによりコピーライト登録・同年DGG:18 054 LPM(チューリップALLE内溝・>白LP33 1/3<レーベル・フラット盤・当デザインジャッケット裏52又は53のジャケット入り)にて初リリースと思われる→1955年同一番号・チューリップALLE内溝・山吹色□M33レーベル・フラット盤・当ジャケット(当盤)変更されたと思われる, 当社初入荷の超希少タイトルなので初出に関しては未確認のため100%ではない, 唯一のDGG:ソロ・ピアノ録音と思われる, これは1955年8月発売の第2版と思われる, 超が付く珍品!

商品詳細:ポール・バウムガートナー(1903- 1976)はスイスのアルトシュテッテン生まれのピアニスト。ルツェルン音楽祭祝祭o.を創設したルドルフ・バウムガートナーは別人なので混同を注意。ポール・バウムガートナーはミュンヘン音楽大学および劇場でヴァルター・ブラウンフェルスにピアノと作曲を学び、その後ケルンでエドゥアルト・エルドマンにピアノと作曲を学んだ。ナチスの台頭から逃れ、再びスイスのバーゼルに居を構え、音楽院で教鞭を執った。優れたピアニストである彼は、チェリストのカザルスを中心に結集し、第1回カザルス音楽祭で演奏した音楽家の一人。彼はカザルスと共にバッハのヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタを録音した。1962年にザンクト・ガレン美術館賞を受賞した。米COLUMBIAを中心にカザルス関係の録音が数点知られる程度のピアニストであったが、今回DGGにソロ録音が出てきたことで他も調べたが、DGGにはこの1枚しか録音がないと思われる。しかもソロ録音は米COLUMBIAも含めこれが唯一ではないかと思われる。彼は1976年にスイスのロカルノで亡くなった。初のソロ録音らしいので興味を持って試聴した。確かにカザルスが相棒に推薦しただけあり、演奏は上手い。思わず聴き入ってしまう構成力があるようである。単調にならず、メリハリを付け上手い展開を見せる。これを聴けばポール・バウムガートナーはただの伴奏ピアニストではないことが理解されるだろう。どのような経緯でDGGに録音する運びとなったかは不明だがスイスにはエッシュバッハーなどのピアニストがいたのでその関係なのかも知れない。ピアノに興味のある方には超が付く珍品といえる。勿論近々30周年を迎える当社にあって初めての入荷となるLPである。そもそもソロ録音があること自体が初耳なのである。これだけの実力があれば他にも録音の機会が有ってしかるべきと思われるが、1961年のベートーヴェンのソナタ11/31番の放送録音、1964年にErmitageなるマイナーレーベルに小品集の録音があることが分かった。引退したわけではなかったようである。米COLUMBIAにはその後録音はない。1940年代にHis Master's VoiceにSPで少なくとも5点の録音があり、当時からそれなりの実績があるピアニストだったことが窺える。

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