商品コード:1310-062p[DGG] A.エッシュバッハー(pf) / シューベルト:Pfソナタ21番
商品コード: 1310-062p
商品詳細:アドリアン・エッシュバッハー( 1912 - 2002)は、スイス、ベルン州ランゲンタールの生まれのピアノ奏者。作曲家だった父に音楽の手ほどきを受けた後、チューリッヒ音楽院でエミル・フレイ、フォルクマール・アンドレーエとパウル・ミュラーの薫陶を受けた。また、1929年から1931年までベルリンでアルトゥル・シュナーベルにも師事。1934年にヨーロッパ及び南米への演奏旅行でピアノ奏者としての名声を確立した。国際的なキャリアも持った数少ないスイスのピアニストの一人。彼の初期の成功は、ヨーロッパ全土から南アメリカにまで広がった。エーシュバッハーの全盛期は 30年代~40年代であった。ドイツでの彼のコンサート出演は賞賛され、特に1945年以降は大いに活躍した。ケンペン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とブラームスのピアノ協奏曲第2番とグリーグのイ短調協奏曲の録音があった。特にベートーヴェンとシューベルトの描写は、評価が高かった。中でもスイスの作曲家では、オトマール・シェーク、アルトゥール・オネゲル、ヴァルター・ラングを演奏。ハインリヒ・ステルマイスターの最初の2つのピアノ協奏曲の初演は歴史的な演奏となった。1965年~1978年までザールブリュッケン高等音楽院で教鞭を執った。2002年チューリッヒにて没。DGGの1952年にケッケルトQtと録音したシューベルト:五重奏曲Op.114「鱒」は当時のベストセラーを記録している。ステレオ期にはもう録音はなくDGGモノラル期に活躍したピアニストである。少量ながらDECCAにも録音がある。エッシュバッハーもまた派手なタイプのピアニストではない。シューベルトを弾かせると一音一音味わい深い音をしんみり聴かせる抒情派が少し感じられるタイプのようである。シューべルトはSP期から録音がある。1960年代には絶滅した古き良き時代の古風でロマンチックなスタイルのピアニスト。
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