[Ducretet Thomson] バリリQt / ベートーヴェン:弦楽四重奏5番, 弦楽四重奏16番

[ 1310-036 ] Barylli Quartet - Beethoven

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商品コード: 1310-036

作品名:ベートーヴェン:弦楽四重奏5番Op.18-5 | 弦楽四重奏16番Op.135
演奏者:バリリQt
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:320C 018
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:6 : 〇紙シールとスタンプあり, 盤質6だが悪い状態ではない
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面12時に無音軽スレ, 2時に微かに20回ほど出る軽スレ, 4時に微かに断続する3cmの軽スレ(出る回数は10回程度), 6時に微かに20回程度出る1cmの軽スレ, 9時に小~極小37回出るスレ, 10時に殆ど出ない3cmのスレあり, B面7時に極小7+18回出る小スレ, 8/9/11時に無音スレあり, 全体に見た目ほど悪くない→十分ストレスなく鑑賞できるレベル
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---石像金輪内溝, La Voix de Monde, 6時にMade in France(ラウンド銀文字), 3時にMicrosillon incassable Longue Durée 33T. 1/3, フラット重量, 表記されたレコード番号:320C 0183, Price Code:Série Artistique, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:WG 1276 XR/WG 1278 XR (手書き文字スタンパー・Ducretet Thomsonタイプ), Westminster音源のDucretet Thomsonモノラル製造を示すWG***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:F/-, 再補助マトリクス:なし, Pathéプレスではない, 1950年代のスタンパーによる1955年製造分, 石像中溝Selmer付きレーベルは存在しないと思われる, フランスでこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, WESTMINSTER音源のDucretet Thomson製作プレス不明, 工場:不明, フランスでのオリジナル, oroginal in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---上開厚紙, 6時にDucretet-Thomson License Westminster, 表記されたジャケット番号:320C 018, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Compagnie Française Thomson-Houston, 印刷:Imprimerie Keller -Paris, フランスにこれより古いジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:【初入荷のフランス盤!】---1952年ウィーン・コンツェルトハウス・モーツァルトザールでのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1952年頃にWestminster Recording Co. Inc.によりコピーライト登録・同年WESTMINSTER:WL 5140(5番+11番・赤/銀中溝レーベル・フラット盤・表コート厚紙ジャケット入り)にて初リリース, WL 5151(16番+大フーガ・赤/銀中溝レーベル・フラット盤・表コート厚紙ジャケット入り)にて初リリース), フランスでは米国と同一カップリングではなく5番+16番のカップリングでDucretet Thomson:320C 018(当装丁)にて初リリースと思われる, ドイツでは1961年Heliodor:478 113にて初リリース, 英国では発売されたか不明, フランス盤の音質は米国Westminsterとは別次元!当社初入荷のフランス盤!盤質7が存在するとは思えない, 1952-56年にベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲録音を行った, バリリは1959年右ひじを故障し活動を停止した, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★, 文句なしの名盤!もし盤質7があれは60.000円はする

商品詳細:バリリ弦楽四重奏団は1945年、ウィーン・フィルの第1コンサートマスターであったワルター・バリリが、ウィーン・フィルの同僚たちと結成したクァルテットである。メンバーはワルター・バリリ(第1ヴァイオリン)、オットー・シュトラッサー(第2ヴァイオリン)、ルドルフ・シュトレンク(ヴィオラ)、リヒャルト・クロチャック(チェロ)→エマヌエル・ブラベッツ(チェロ)。ウィーン・フィルの派生団体であり、ウィーン国立歌劇場は本居地であり母体となる。ウィーン交響楽団からの派生団体であるウィーン・コンツェルトハウスQt.と対をなす重要な弦楽四重奏団である。ウィーン・フィルの派生団体は時期ごとに名称が変化する。理由はリーダーが交代するごとに団体名が異なる別団体になるからで、ウィーン・コンツェルトハウスQt.との違いがある。1959年、ワルター・バリリが右肘を痛めた為に活動を終了し、バリリQt.は1959年に解散となる。後任の団体は1961年よりウィーン・フィルハーモニー弦楽四重奏団(コンサートマスターのヴィリー・ボスコフスキーが主宰)である。このウィーン・フィルハーモニー弦楽四重奏団ではリーダーで第1Vnがヴィリー・ボスコフスキーに変わっただけで残り3人はバリリ弦楽四重奏団の3人が引き継いだ。バリリ自身は1961年に引退し、演奏活動を終了した。日本では特段の人気を誇るバリリQt.だが1952年頃からほんの数年間の活動期間である。ワルター・バリリ自身の演奏期間も全14年程度と短い期間だった。多くのモーツァルトの弦楽四重奏曲と10曲のベートーヴェンの弦楽四重奏曲は今となっては文化遺産ともいえる重要な録音である。ウィーン・コンツェルトハウスQt.の上をいくのではないかと思われる濃密なウィーン風味は後継団体ではついに再現出来なかった唯一無二の芸術といえる。 ワルター・バリリ(1921- 2022)は1938年にウィーン・フィルに入団し、1940年にはコンサートマスターに就任。バリリQt.は1943年に結成されたが、この録音は結成時のメンバーではない。1951年、当時ウィーンpo.のコンマスだったヴォルフガング・シュナイダーハンが自身の弦楽四重奏を解散することになり、バリリQt.はその団体に残った3人と新たに結成した新団体で、1951年8月から活動を開始した。この新生バリリQt.こそがWESTMINSTERに録音したメンバーにほからない。従って録音は1952年から始まる。1950年から録音があるウィーン・コンツェルトハウスQt.より遅いのはその点である。バリリは1961年に引退後は1966年~1969年まではウィーン・フィルハーモニーの楽団長を務めた。1972年9月1日に退職。1969年以降はウィーン市立音楽院で後進の指導に当たっている。独奏者として引退し、運営面に移った後もオーケストラの後方の席で演奏に加わる事もあり、複数回の来日公演も果たしている。 2021年には矍鑠として100歳の誕生日を祝った。息子はオーストリアの俳優で劇作家のガブリエル・バリリ。岡本和子訳「ウィーン・フィルとともに ワルター・バリリ回想録」に詳しく載っている。1952-56年にベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲録音を行った。

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