商品コード:1312-063[DGG] A.フォルデシュ(pf) / シューマン:謝肉祭, 幻想曲

[ 1312-063 ] Schumann - Andor Foldes – Carnaval Op. 9


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商品コード: 1312-063

作品名:シューマン:Pf作品集/謝肉祭Op.9 | 幻想曲Op17
演奏者:A.フォルデシュ(pf)
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:DGG
レコード番号:18 506 LPM
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 背に一部欠けあり・補修済み
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでの12"のオリジナル】----チューリップALLE内溝, ▽M33, フラット重量, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:18 506 ⁹ A Ⅱ/18 506 ⁴ B (ラウンド中文字スタンパー・DGG旧タイプ), DGG録音モノラル製造を示す18***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス(Time Code):K8 I/L8 F, 再補助マトリクス:あり・幅広レコード番号刻印あり・19 506 A/19 506 B, 両面にMade in Germanyの刻印あり, 1958年10月/1958年11月製造のスタンパーを使った1958年製造分, カッティング担当:不明, 謝肉祭のみ10"の旧番号存在する, 2曲入り12"の当番号に山吹色□M33レーベル存在せず, ▽M33フラット盤の12"の最初期分, 12"の最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる(0 33で始まる旧タイプはなし), ステレオ存在せず, RIAAカーヴではないと思われる, DGG音源のDGG製作プレス, 製造:Hannover旧工場(Deutsche Grammophon Gesellschaft Pressing Plant Hannover・Werk I), 12"のオリジナル, original for 12"
ジャケット:【ドイツでの12"のオリジナル】---共通デザイン濃2色刷両面紙ペラ, 表記されたジャケット番号:LPM 18 506 ▽M33 Hi-Fi, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:10/58, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:10/58(当ジャケットである), 製作:Deutsche Grammophon Gesellschaft mbH, 印刷:記載なし・ドイツ製, 謝肉祭のみ10"の旧番号存在する, 2曲入り12"でこれより古いジャケット存在せず, 12"のオリジナル, original for 12"
トピックス:謝肉祭:1953年頃ハノーファーでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1954年頃10"・DGG:16 108 LPで初リリース→1957年頃17 194 LPEに変更, 幻想曲:1957年頃ベルリンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1958年2曲がカップリングされ12"・DGG:18 506 LPM(当装丁)にて12"で初リリース, 幻想曲に10"は存在しない, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:アンドール・フォルデシュ(1913- 1992)はブダペストの生まれ。ハンガリーではフォルデシュが正しい発音だが第二次世界大戦の影響でノルウェーやスウェーデンを経由してアメリカに亡命し、1948年に米国市民権を獲得したのでフォルデスとも呼ばれる。どちらも間違いではないが当社ではフォルデシュとした。フォルデシュはブダペストでティボール・サットマリに師事。フランツ・リスト音楽院でドホナーニ・エルネーの薫陶を受けた。また、音楽院では、ヴェイネル・レオーやバルトーク・ベーラ等からも教えを受けた。1933年にはフランツ・リスト国際ピアノ・コンクールでリスト賞を獲得。1957年にはヴァルター・ギーゼキングの後任としてザール音楽院のピアノ科教授となり、1965年まで務めた。在任中には日本を含めた世界各国への演奏旅行の他、ダルムシュタット夏季現代音楽講習会の講師としてバルトークの音楽のレクチャーを行っている。1961年からスイスに移住してヨーロッパを中心に演奏し、指揮活動も行ったが、1992年にヘルリベルクの自宅で階段から落下する事故のために亡くなった。フォルデシュもまたハンガリー人としてバルトークやコダーイなどハンガリー音楽の紹介に尽力した音楽家である。フォルデシュが残したソロ録音の中で非常に珍しい1枚が当リサイタル盤である。DGGにはケンプがいるが、フォルデシュはケンプとはまるで異なるタイプ。ベートーヴェンなど他のピアニストとかぶる曲の録音もあるが、男性的で力強いスタイルが特長。来日時のエピソード、ピアノが小さく見えるほどの体躯で、椅子に座ると、椅子をピアノに近づけるのではなく逆にピアノを掴んで自分のほうに引き寄せた、という話がある。ここでの演奏は力強いダイナミックな表現と、繊細さ、理知的なコントロール、そして達者なテクニックなど、表現の幅は広い。DGGのモノラル期からステレオ期にかけて多くの録音を残した。ソロ作品が多く、特にアスケナーゼ、カーロイ、ヴァーシャリらとともにDGGモノラル期を盛り上げたピアニストの一人。技巧派であり、理知的なタイプに分けられる。ベーシックなスタイルを基本とするが、よく回る指を速足で駆け抜ける高速パッセッ―ジをさりげなく披露するところもある。飽きのこないタイプといえる。1944年から1951年頃までは米COLUMBIAと米VOXに録音があった。DGGに移籍したのは1952年頃と思われる。

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