商品コード:1312-062[DGG] E.ナイ(pf) / ベートーヴェン:Pfソナタ14番「月光」, 23番「熱情」

[ 1312-062 ] Beethoven ‧ Elly Ney



通常価格:¥ 26,400 税込

¥ 26,400 税込      

商品コード: 1312-062

作品名:ベートーヴェン:Pf作品集-2/Pfソナタ14番Op.27-2「月光」 | Pfソナタ23番Op.57「熱情」
演奏者:E.ナイ(pf)
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:DGG
レコード番号:19 085 LPEM
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 背文字消えあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでのオリジナル】----チューリップALLE内溝, ▽M33, フラット重量, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:033 280 ² WIS/033 281WIS (ラウンド中文字スタンパー・DGG旧タイプ), DGG録音モノラル製造を示す03***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス(Time Code):B7 AA/B7 Y, 再補助マトリクス:あり・幅広レコード番号刻印あり・19 085 A/19 085 B, 両面にMade in Germanyの刻印あり, 1957年2月/1957年2月製造のスタンパーを使った1957年製造分, カッティング担当:イニシャルWIはハインツ・ヴィルドハーゲン(Heinz Wildhagen)を示す, □M33存在せず, ▽M33フラット盤の最初期分, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる(0 33で始まる旧タイプ), ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, DGG音源のDGG製作プレス, 製造:Hannover旧工場(Deutsche Grammophon Gesellschaft Pressing Plant Hannover・Werk I), オリジナル, original
ジャケット:【ドイツでのオリジナル・タイプ】----写真デザイン・両面ツヤペラ, 表記されたジャケット番号:LPEM 19 085, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景・上黄), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:9/62, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:3/57(当ジャケットではない・年号違い), 製作:Deutsche Grammophon Gesellschaft mbH, 印刷:記載なし・ドイツ製, これより古いジャケットデザイン存在せず(但し裏年号3/57が存在する), オリジナル・タイプ, original type
トピックス:1956年頃ドイツでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1957年Deutsche Grammophon Gesellschaft mbHによりコピーライト登録・同年3月にはDGG:19 085 LPEM(チューリップALLE内溝・▽M33・フラット盤・写真デザイン・両面ツヤペラ裏3/57のジャケット入り)にて初リリース, これは1957年2月/1957年2月製造のスタンパーを使った1957年製造のオリジナル盤が1962年9月製造のオリジナル・タイプジャケットに入るケースでオリジナル盤入りの初期盤, 1957年発売ではないがオリジナルと同等, 何方にしてもかなり希少!, DGGには2枚ありこれはVol.2・Vol.1は19 084 LPEM(8/31番), 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:エリー・ナイ(1882 - 1968)はドイツ・デュッセルドルフ生まれの女性ピアニスト。強烈な個性の持ち主のベートーヴェン弾きとして知られている。ベートーヴェンの孫弟子にあたるテオドール・レシェティツキー、フランツ・リストの弟子にあたるエミール・フォン・ザウアーといった名教師に師事。1904年にはケルン音楽院の教師となり、同時にSPでデビューした。1921年からは夫とともに活動の拠点をアメリカに移し、ベートーヴェン、ショパン、ブラームスの演奏家として名声を博した。1930年にヨーロッパに帰還後は、バックハウス、ケンプとともにドイツを代表するピアニストとして演奏、録音に活躍。しかし1937年にナチ党に入党し、ヒトラーから「教授」の称号を与えられ、ナチス占領地域を含めて活動したため、戦後はそのことが仇となり、連合軍により1952年まで演奏活動の停止を命じられた。再び活動を再開したとき、70歳の高齢に達していた為に録音は極めて少ない。1956年前後にDGGにモノラル録音した2枚のベートーヴェン・ソナタ4曲(8・31・14・23番)がLPとしては代表作となる。この2枚しか録音がないことを残念に思われるだろう。SP期にはそこそこの録音があるがLP化は1970年代であり、音質の点で2枚のベートーヴェン・ソナタには及ばない。他1955年~1956年TELEFUNKENに録音したベートーヴェン:チェロ・ソナタ全曲(ルートヴィヒ・ヘルシャー)が主役ではないが重要な録音といえる。晩年は独Colosseumレーベルにかなりの数を残したが既に80歳近い高齢となっており、黄金期のタッチは望めないのが実情である。但し当年代の若手ピアニストと比較すれば遥かに優れたものであることは想像がつく。 尚、ソナタの4・32・8・27番はSP時代の録音がある。また1960年代にColosseumに少なくとも30・21・23番の3曲はステレオ録音している。またベートーヴェンの協奏曲3・4・5番は1960-61年に夫であるヴィレム・ヴァン・ホーフストラーテン/ニュルンベルクso.とステレオ録音している。1940年にボン市からベートーヴェン賞を授与された。ナイのピアニズムといえば狂気に似た怒涛の表情を連想する方が多いが、彼女の凄さはそこではない、むしろ静寂さえ感じさせる澄んだ音色を出せる点にある。諦観にも似た境地に至る静かで小さいが心に沁み込む説得力の強い音こそが、ナイがナイである由縁と言える。

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