商品コード:1312-027p[His Masters Voice] V.ホロヴィッツ(pf) / ショパン, シューマン

[ 1312-027p ] Horowitz – Chopin Mazurkas; Schumann Kinderscenen (Scenes From Childhood)


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商品コード: 1312-027p

作品名:ショパン:マズルカ38番Op.59-3, マズルカ26番Op.41-1, マズルカ20番Op.30-3, マズルカ21番Op.30-4, マズルカ40番Op.63-2, マズルカ41番Op.63-3, マズルカ32番Op.50-3 | シューマン:子供の情景Op.15(全13曲)
演奏者:V.ホロヴィッツ(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Masters Voice
レコード番号:ALP 1069
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での第2版・RIAAカーヴのオリジナル】---金大ニッパー段付, 6時にANGELマークとMade in Gt Britain, グルーヴガード厚手盤, Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:2XAV 51-6N/2XAV 50-9N (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループ米国RCA録音モノラル製造を示す2XAV***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルNは不明, 補助マトリクス(3時):A/M, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1950年代のスタンパーによる1956年頃の製造分, 金大ニッパー中溝レーベル・フラット重量盤存在する(1953年分), 旧番号存在せず, 英国でこれより古いレーベル存在する, 英国で最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(フラット盤はそうではない), EMIグループ米国RCA音源のHis Master's Voice制作プレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国での第2版・RIAAカーヴのオリジナル, 2nd issue
ジャケット:【英国でのオリジナル・タイプ】---ラウンド折返両面コート'Scalloped' Flipback (ホタテ貝の意味), 表記されたジャケット番号:ALP 1069, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットであるが裏面に僅かな相違あり), 製作:The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・England, , 印刷:Mardons, コロネーションデザイン存在せず, フラット盤入りの同一デザイン・同一形状ジャケットだが裏面に僅かな相違あるのでオリジナル・タイプとした, original type
トピックス:1949-50年モノラル録音と思われる, 録音場所は米国と思われる, 米国では1950年RCA Victorによりコピーライト登録・同年RCA:LM 1109にて初リリース, 英国では1953年His Master's Voice:ALP 1069(金大ニッパー中溝レーベル・フラット盤・ラウンド折返両面コートジャケット入り)にて初リリース→1956年頃同一番号・金大ニッパー段付レーベル・当ジャケット入りに変更される(当盤), 英国盤は希少!演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:'50年代に残された数少ない録音の一つ。コルトーやペルルミュテールと同じように指を伸ばして弾くスタイルは映像で目にした事があるだろう。速度が犠牲になるこの奏法で音色と速度両方を獲得したのはグールドと重なる所。鋭いアタック、豪快なフォルテ、普通なら野暮ったく聴こえる極端なアゴーギク・ディナーミクでさえ粋に聴こえるのは彼だから。何を弾いてもホロヴィッツの音楽になってしまうのはさすがと言う他ない。ウラディミール・ホロヴィッツ(1903 – 1989)はウクライナ・キエフ(キーウ)生まれ。史上最も偉大なピアニストの一人と認識されている。1944年には米国に帰化した。1920年代~ヴァイオリニストのナタン・ミルシテインとも共演し、ソ連において多くの国内ツアーを行った。米国デビューは1928年。同年、米国でRCAと契約し、レコーディングを開始した。世界恐慌の影響でRCAは企業成績が悪化し、契約下のアーティストのヨーロッパレコーディングをHMVに許可したため、最初期の録音の多くは現在EMIが保管している。トスカニーニの娘ワンダと結婚したため、トスカニーニは義父に当たる。1985年DGGと契約を結び、最晩年の1989年まで録音を続けた。しかし多くの録音の中でも1950年代のEMIに残された録音には特別の価値がある。米国録音の多くが技巧的な曲を好むアメリカの聴衆を満足させるための選曲が多く、かなりアクロバティックな曲もしばしば演奏会に取り上げRCAに録音している。しかし英国EMI録音にその必要はなく、ホロヴィッツ本来の姿が録音されている。指を伸ばして演奏するホロヴィッツのスタイルは彼独特といわれる程多彩な音色を生み出す。ある意味個性的なスタイルを持つピアニストであった。得難い魅力を秘めており、高い評価に値する説得力があると言わざるを得ない。その特徴はこれらEMI録音に見出すことができる。これは米国録音のようであるが、選曲、演奏スタイルを含め米国録音であったとしてもホロヴィッツの良き部分が表れたLPであることは確かである。

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