商品コード:1312-017n[ETERNA] A.シュミット(pf)/ モーツァルト:Pf協奏曲14, 15番

[ 1312-017n ] Mozart, Annerose Schmidt, Dresdner Philharmonie, Kurt Masur ‎– Klavierkonzert Es-dur KV 449 / B-dur KV 450


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商品コード: 1312-017n

作品名:モーツァルト:Pf協奏曲14番K.449 | Pf協奏曲15番K.450
演奏者:A.シュミット(pf)K.マズア指揮ドレスデンpo.
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:826 830
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:B : 右上角に欠けあり・補修済み
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのオリジナル】---ED黒/銀, ○○ST33, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:8 26 830-1A/8 26 830-2A (ラウンド小文字マトリクス・ETERNAタイプ), ETERNA録音ステレオ製造を示す826***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス(Time Code):A76 W NT/A76 W NT, 再補助マトリクス:A3 A/A2 D, 1976年1月/1976年1月製造のスタンパーによる1976年頃製造分, ED前レーベル存在せず(14/15番の2曲に旧番号なし), これより古いレーベルは存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1975年スタンパー存在しないと思われる・1A/2Aが最古), モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ETERNA音源のETERNA製作プレス, カッティングマスター:W NTはAnnelene Dziengel + ノイマンのカッティングマシン使用を示す, 工場:VEB Deutsche Schallplatten Potsdam-Babelsberg, auguststr.45, オリジナル, original
ジャケット:【旧東ドイツでのオリジナル・タイプ】---ED紙ペラ, ETERNA EDITION, 表記されたジャケット番号:826 830, Price Code:12.10 M, 背文字:あり(黒色・白背景), ジャケ裏年号:Ag 511/01/76, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:Ag 511/01/76(当ジャケットである・一致), 製作:VEB Deutsche Schallplatten. Berlin DDR, 印刷:VEB Gotha-Druck, 当番号にED前ジャケット存在せず, 上下に白い余白のあるツヤ初期ジャケット存在せず, EDツヤペラジャケット存在するが同年製造, オリジナル・タイプ, original type
トピックス:1975年2月/1974年3月ドレスデン・ルカ教会スタジオでのステレオ録音, 録音技師:Horst Kunze , プロデューサー:Bernd Runge, 芸術コンサルタント:Dr. Peter Betthausen, 学術的コンサツタント:Dr. Horst Seeger, A.シュミット(pf)K.マズア指揮ドレスデンpo.はETERNA唯一の一人ピアニスト/指揮者による全集, 複数台Pf用とチェンバロなどで演奏される初期番号は除く5番以降の17曲とロンド2曲, 11枚存在(826 466-9/556-8/830/903-5), O.スウィトナー指揮ドレスデンsk.と共演した15/21番のみ旧録音が存在(820/825 464), また3枚6曲に旧番号存在する:826 039(12/23番), 826 267(18/20番), 826 268(22/24番), つまり14/15番に旧番号存在せず・15番は2回目録音, 全集化するにはEDシリーズが必要となる, 14/15番には旧タイプ存在せず・当番号が初出, これは1976年/1976年スタンパーを用いた1976年頃製造の盤が1976年製造のED紙ペラジャケットに入るケースで初年度分オリジナル, 使用カデンツァ:14番はPaul Badura-Skoda, 15番はモーツァルト

商品詳細:ETERNA唯一のモーツァルトPf協全集。録音は1970~75年。今後、全集を揃えるのは難しくなるだろう。3枚のみED前発売の厚盤が存在する。シュミットは1960年頃からETERNAに録音がある。内容的には先にスウィトナーと入れた15/21番を超えていないが、無心な表情がモーツァルト的であると言える。アンネローゼ・シュミット(1936-2022)の本名はアンネローゼ・ベックでドイツ、ルターシュタット・ヴィッテンベルク出身の美形の女性ピアニスト。父がヴィッテンベルク音楽院の院長であった為、英才教育を受け、幼少時の1945年9歳で正式にデビューした。1955年ライプツィヒ音楽院を卒業。1956年の国際ロベルト・シューマンコンクールで優勝した。その為ETERNAのシューマンEDにも参加している。1987年ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン教授及びピアノ学科学部長に就任、1990年にはそのまま学長となった。2000年からはショパン国際ピアノ・コンクール評議員を務めた。2006年にコンサートピアニストを引退。2022年に亡くなった。日本へは1973年から数回訪れている。1977年の来日では東京文化会館でブラームスのピアノ協奏曲第2番をグシュルヴァウアー指揮/読売日本交響楽団と披露した。当初よりモーツァルト弾きとしてモノラルでソナタ録音などもあったが、ETERNAに一人で複数台Pf用とチェンバロなどで演奏される初期番号は除く5番以降の17曲の協奏曲とロンド2曲をクルト・マズアと共に録音したことは永久に記憶されるであろう。スウィトナーと入れた2曲を超えることはできなかったが、それでも東独に17のモーツァルト協奏曲を残した実績は大きいと言わざるを得ない。彼女の音は清潔且つ端正。情感タップリではなく楽譜に奉仕するタイプである。自分を出さず曲に寄り添う。したがってフランス系の1950-60年代に活躍したスタイルと比べると物足りなさが残る。しかし少し物足りないくらいが繰り返し聴くには必要な条件である。コンヴィチュニーのベートーヴェンと同様ETERNAにある美学だろう。1970年代の録音だが流石にETERNAの音は良い!

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