商品コード:1313-049[Quatuor Loewenguth] レーヴェングートQt. / ベートーヴェン:弦楽四重奏曲4, 10番「ハープ」
商品コード: 1313-049
商品詳細:レーヴェングートQt.によるベートーヴェン:弦楽四重奏曲4番Op.18-4、10番Op.74「ハープ」。2曲の録音は1981年2月ライブと記載されている。ジャケット裏の解説によるとこのレコードは、ベートーヴェン弦楽四重奏曲の作品を完全に録音した最初の作品です--とある。恐らく演奏会で全曲の演奏会を行ったものと思われるが、このような形でプライヴェート盤で全曲が発売されてはいないと思われる。レーヴェングートQt.は1960年代に米VOXにベートーヴェン弦楽四重奏曲の全集録音しているが、それに負けず劣らずの素晴らしい演奏。是非両録音聴いていただきたい。1983年リーダーのアルフレッド・レーヴェングートが亡くなり、未亡人アラン・レーヴェングートが保有する音源から限定版として1983年にプライベート・レーベルであるQuatuor Loewenguthから数点発売された中の最初の1枚と思われる。未発売音源の初リリースLPである。非常に希少!流石にフランスでもトップランクにいたレーヴェングートQt.の演奏は1980年になっても次元が異なる!レーヴェングートQt.は1929年パリで結成された古い団体で第1Vn:アルフレッド・レーヴェングート、第2Vn:モーリス・フューリ、Va:ロジェ・ロッシュ、Vc:ピエール・バッスーの4人が発足メンバーである。結成当初作曲家のデュカスの指導を受けてデビュし、SP期から録音がある。全員がイタリアの名器ニコロ・アマティのヴィンテージ楽器を使用した。1950年には米国デビューも果たした。その際米ALLEGROにモーツァルト:SQ14/16番を録音している。1950年代初期にDGGに数点の録音を行った。ドビュッシー/ラヴェルは今もって人気が高い。1958年第2Vn:ジャック・ゴコフスキーに交代。1960年代に入りVc:ロジェ・レーヴェングートに交代。VOXに録音を開始した。この晩年録音のメンバーはアルフレッド・レーヴェングート/フィリップ・ラングロワ/ジャック・ボルサレル/ロジェ・レーヴェングートの4人で最終メンバーである。アルフレッド・レーヴェングートは1983年に亡くなるまでリーダーを務めた。同年~未発売音源がプライベート(Quatuor Loewenguth)レーベルから発売された。全貌は未だ不明だが以下3点は確認できている。D.Q.L. 500--シューベルト:SQ14番「死と乙女」、D.Q.L. 501--モーツァルト:SQ19番/K.581(cl:Georgina Dobrée)、D.Q.L. 501--当盤。古い盤ではないがプレスが少なくかなり希少。DQL 502は当社2度目の入荷で、1960年代当時のスタイルがそのまま継承された演奏には驚かさせる。1981年にこれを聴いた聴衆もさぞかし感激しただろう。
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