商品コード:1313-042[VÉGA] I.ビレット(pf) / プロコフィエフ:Pfソナタ7番「戦争ソナタ2番」, バルトーク

[ 1313-042 ] Idil Biret -Prokofiev



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商品コード: 1313-042

作品名:プロコフィエフ:Pfソナタ7番Op.83「戦争ソナタ2番」 | バルトーク:6つのルーマニア民俗舞曲 Sz.56(全6曲), ピアノのための組曲Op.14 Sz.62(全4曲), ミクロコスモス~第6巻 148~153番・ブルガリアのリズムによる6つの舞曲(全6曲), アレグロ・バルバロ Sz. 49
演奏者:I.ビレット(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:VÉGA
レコード番号:C30A 346
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7 : 8/7に近い美品!
評価/ジャケット:S : 美品!
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---白黒竪琴中溝, グルーヴガード重量厚, 9時にMede in France Haute Fidélité, センターホール下にPrésence De La Musique Contemporaine, Rights Society:BIEM, マトリクス/スタンパー:30 BVG 1337 2/30 BVG 1338 2 (ラウンド大文字スタンパー・VEGA旧タイプ), VEGAモノラル録音を示す30 BVG***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, Pathéプレスではない, 1960年代のスタンパーによる1961年頃の製造分, 旧番号・10"など存在せず, フラット盤は存在せず, 白黒竪琴中溝レーベルの最初期分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル, 最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, VEGA音源のVEGA制作S.A.I.Pプレス, 工場:工場:S.A.I.P.・Société d'Applications Industrielles Plastiques., オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---三方開両面灰クロス厚紙上入れ, クロス紙に赤茶インクの型押文字表記, 5時に金色型押でVEGA★ 竪琴マーク, 12時にPrésence De La Musique Contemporaine, 表記されたジャケット番号:C 30 A 346, Price Code:Série Artistique, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットと思われる), 製作:Disques Véga S.A.I.P., 印刷:Imprimerie Emcé. Paris, ペラジャケットは存在せず, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:【入荷2度目の希少盤】---1961年頃パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1961年Disques Véga S.A.I.Pによりコピーライト登録・同年頃VÉGA:C30A 346(当装丁)にて初リリース, 当社入荷2度目の希少盤, Idil Biretのデビュー録音に近い第2作LPと思われる, イディル・ビレットは1941年生まれのトルコ人女性ピアニストで録音時20歳だった, その後VÉGAの多くの録音を行い国際的ピアニストへ成長した, 演奏;★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:女性ピアニスト、イディル・ビレット(1941-)はトルコ・アンカラ生まれ。フランス人ではないのでビレットと発音する。トルコ議会の特別法のお蔭で幼くしてパリに留学し、パリ音楽院に入学。ミトハト・フェンメンに5歳で入門してピアノを始める。ナディア・ブーランジェらの指導を受ける一方、マドレーヌ・ド・ヴァルマレットにも学ぶ。15歳のとき3つの部門で受賞して卒業すると、コルトーやヴィルヘルム・ケンプに師事して更に研鑚を積んだ。1950年代よりVÉGAと契約、モノラル期から録音を開始、2000年代に入るとCDレーベルのナクソスに盛んに録音をしている。ビレットのレパートリーはかなり幅広く、バッハから現代音楽にまで跨っている。トルコ人ピアニストといえば米国生まれのR.テューレックを思い出す。トルコのような欧州とアジアの境の辺境にも才能はひょっこり出現する。その才能を育て完成させるメソッドを最初に打ち立てたのがパリ音楽院だろう。A.コルトー、N.ブーランジェ、M.ロンは自身の演奏だけでなく後進を育て自身のピアニズムを繋げている。この録音はデビュー盤であるブラームスの1つ後の番号なので録音も殆ど近いと思われる。まだ20歳頃の録音だろう。しかしデビュー当時というのに何という選曲だろう。わざわざ難易度の非常に高い作品ばかり集めた気がする。少なくとも得意のブラームスよりビレットを最も輝かせる作品たちである。ビレットの魅力は技巧だけではないが、ここでは彼女の持つ正確で然も迷いなく鍵盤を支配する能力が最大限に効力を上げている。表現力はロシアン・スクール顔負けの素晴らしさ。プロコフィエフの7番は強烈な不協和音で知られる曲だがビレットのアプローチは楽しめる不協和音と展開の面白さに満ちた、調和の7番といえる。バルトークはこれほど親和感のある演奏は過去に経験がない。技巧だけに走りがちな作品群だが物語性と美しさ、楽しさに満ち満ちており、針を上げようとは思えないバルトークが連なる。異常なほど親近感を感じるバルトーク。圧倒的!これはビレットの第2作LPで20歳頃の録音と思われる。1962年リリース。

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