商品コード:1313-033[VÉGA] ウィーン・コンツェルトハウスQt. P.リバール(vn) 他/ ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲2番, Vnソナタ 他
商品コード: 1313-033
商品詳細:米国では1950年録音の2枚のWL番号を1955年に合わせたカップリング変更の再版である。初出番号のWL 5026/WL 5015にまともな状態の盤があるはずもなく、しかもガラスを引っ掻いたような強い音。それが好きだという方は別にして米国盤でさえ3曲入りのWN 18066の方がずっと聴きやすい。フランスでは最初から3曲入りがVÉGAから初リリースされた。片面にはリバールとホレチェクのソナタと、ロマンチックな小品が入っており、郷愁を誘う名曲。リバールのピアノ伴奏でソロが楽しめる数少ない一枚。ヴァイオリンのペーター・リバール( 1913- 2002)はオーストリアのウィーンに生まれ。プラハ音楽院でヨゼフ・スークに師事した後、パリでカール・フレッシュに師事する。1938年からスイスに居住し、長い歴史を誇るヴィンタートゥーア・コレギウム・ムジクムのコンサートマスターに就任した。また同時にヴィンタートゥーア音楽院の教授として後進の指導に当たり、スイスの弦楽器奏者の水準を著しく高めた(のちにヴィンタートゥーア音楽院はチューリッヒ音楽院と合併し、チューリッヒ・ヴィンタートゥーア音楽院となっている)。1950年代にはクララ・ハスキルとのデュオが大変有名であった。スイス国籍を取得している。戦後から録音活動を活発に行い、中でも同僚クレメンス・ダヒンデンを指揮者に迎えたヴィンタートゥーア・コレギウム・ムジクム(ヴィンタートゥール交響楽団)との一連のウェストミンスター録音は、好楽家から温かく迎えられた。1970年にヴォルフガング・サヴァリッシュがスイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者に就任するにあたり、懇請を受けてコンサートマスターに就任し、1980年までその任にあった。同時にジュネーヴ音楽院でも後進を指導した。1980年4月27日にジュネーヴでフェアウェル・コンサートを開き、引退した。イタリア語圏スイスのルガーノ湖畔カスラーノに移り住み、そこでも後進の指導を続けていたが、2002年10月4日に亡くなった。WESTMINSTERには他にヴィオッティの協奏曲など話題の名盤がある。晩年はPHILIPSにシェリングとバッハの協奏曲録音などが知られる。フランス盤の音質は非常に良く米国盤とは雲泥の差でかなり希少!
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