商品コード:1313-031p[VÉGA] J.フルニエ(vn) A.ヤニーグロ(vc) P.バドゥラ・スコダ(pf) / ブラームス:Pfトリオ1番

[ 1313-031p ] Brahms - Jean Fournier, Antonio Janigro, Paul Badura-Skoda – Trio For Piano, Violin And Cello


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商品コード: 1313-031p

作品名:ブラームス:Pfトリオ1番Op.8/-- 1.Allegro Con Brio--2.Scherzo: Allegro Motto-- | --3.Adagio--4.Allegro
演奏者:J.フルニエ(vn)A.ヤニーグロ(vc)P.バドゥラ・スコダ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:VÉGA
レコード番号:C30A 9
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : 軽度な難
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面9時極小11回出る面スレあり→7(影響は僅か), B面3時に極小22回出るスレあり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---白黒竪琴中溝, 9時に Licence Westminster ロゴ, 3時にMade in France Haute Fidélité Microsillon Invassable Longue Durée 33T. 1/3 , フラット重量, Rights Society:DP, Price Code:Série Artistique, マトリクス/スタンパー:30 BVG 163/30 BVG 164-2 (手書き文字スタンパー・VEGA旧タイプ), VEGAモノラル製造を示す30 BVG***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, PathéプレスではないS.A.I.Pプレス, 1950年代のスタンパーによる1958年頃の製造分, フランスに旧番号存在せず, フランスにこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, WESTMINSTER音源のVÉGA製作S.A.I.Pプレス, カッティング担当:Studio VÉGAの技師, 工場:S.A.I.P.・Société d'Applications Industrielles Plastiques., フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開表コート厚紙背白布貼, 5時に黒ベース□VÉGA 竪琴マーク 枠外上にHaute Fidélité , 表記されたジャケット番号:C 30 A 9, Price Code:Série Artistique, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Disques Véga S.A.I.P., 印刷:記載なし・フランス製, 旧番号存在せず, VÉGAにこれより古いジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1953年頃ウィーンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1954年Westminster Recording Co. Incによりコピーライト登録・同年WESTMINSTER:WL 5237(赤/銀中溝レーベル・フラット盤・厚紙ジャケット入り)にて初リリース→1956年頃XWN 18450に変更, フランスでは1957年頃VÉGA:C30A 9(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, Ducretet Thomso盤の発売はない, 米国よりずっと音質は良い, Westminsterのフランス出口は当初Ducretet Thomsonだったが1956年頃にVÉGAに移った・その為フランスではDucretet Thomso盤またはVÉGA盤のどちらかになる, 稀にDucretet Thomsoが初出で再版がVÉGAというケースもある

商品詳細:ウェストミンスター録音は音がきついが、欧州盤においてはクラシックらしい落ち着いた音になる。このブラームスも良い例だ。改めて優れた演奏だ!の感。弦の音は、アタックの強さを残しつつも耳を刺すような刺激音はない。Op.8は1952年に録音されWL番号で発売。1980年代では米初期プレスは鮮烈な体験だったが、今では選択枝が多くなった。1970年代以表面だけ美しく整える演奏ばかり。やはり'50年代録音には大きな説得力がある。音、演奏共に素晴らしい! この3人はWESTMINSTERを代表する室内楽奏者達であり、団体名こそなかったが多くのトリオ作品を録音している。1950年代前期という、室内楽の世界ではゴツゴツした演奏スタイルが大勢を占める中、現代にも通じるウィーン風味たっぷりの潤いのある演奏を運んでくれた最初の録音であり、日本では何度となく会社が変わりながらも再発が出し続けられた。今改めて聴いても、その麗しき香りは本物で、一度は忘れかけた何かを感じられる!以下にWESTMINSTERのカタログから拾い出した番号を列記する。: WL 5121シューベルト2番Op.100→→XWN 1848、WL 5188:シューベルト1番Op.99→XWN 18481、WL 5131:ベートーヴェン7番Op.97「大公」(当盤)→XWN 18270、WL 5188シューベルト2番Op.100→XWN 18481、WL 5202:ハイドン1・28・30番→XWN 18610、WL 5237:ブラームス1番Op.8→XWN 18450、WL 5242:モーツァルトK.496/K.502、WL 5267:モーツァルトK.542/K.548、WL 5284:モーツァルトK.254/K.564、WL 5293:ハイドン4・17・27・29番→XWN 18611、WN 18030:ベートーヴェン3番Op.1-3/4番Op.11、WN 18054:ハイドン10・16・24番、XWN 18232:ベートーヴェン1番Op.1-1/5番Op.70-1、XWN 18398:ドヴォルザーク2番Op.26/4番Op.90「ドゥムキー」の13点。これで全てではないかもしれないが9割以上網羅していると思われる。13点もの録音があれば団体名があってもおかしくないが、3人共トップソリストであった為か、力関係が1/3ずつという、録音史上、そうそうない団体である。なお国籍はジャン・フルニエ(1911ー2003・Vn)がフランス、アントニオ・ヤニーグロ(1918ー1989・vc)がイタリア、パウル・バドゥラ・スコダ(1927- 2019・pf)がオーストリアと、3人共バラバラであるが、ウィーンに集まったことでウィーン・スタイルに統一され、全く綺麗に整った協調型の演奏となるあたりは流石に一流の音楽家たちだと言わざるを得ない。RCAがセールスを狙ったハイフェッツ/ピアテゴルスキー・コンサートのような競合型のトリオとは一線を画するスタイルである。出るべきは出て、後は協調に徹し、何より演奏の完成度を高め合うという、歴史的に見ても稀なトリオである。様々な再版で聴くことができる録音だが、初期盤で聴いてこそ理解されることも多いはずである。大物3人の歴史的トリオの演奏が忘れられる日が来ないことを祈るばかりである。録音の多いメジャー曲だが、改めて3人の演奏には時代を超えた芸術のエッセンスが宿っていることに気が付く! 米国盤も希少だがフランス盤ならより希少で音質はすこぶる良い!

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