商品コード:1313-025[VÉGA] H.シェルヘン指揮/ ハイドン:交響曲95番, 96番「奇跡」

[ 1313-025 ] Haydn, Orchestre Symphonique de Vienne, Hermann Scherchen Symphonie N°95 N°96


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商品コード: 1313-025

作品名:ハイドン:交響曲集/交響曲第95番 ハ短調 Hob. I:95 | 交響曲第96番 ニ長調 Hob. I:96 「奇蹟」
演奏者:H.シェルヘン指揮ウィーンso.---(95番), ウィーン国立歌劇場o.---(96番)
プレス国:フランス, France
レーベル:VÉGA
レコード番号:C30S 45
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---白黒竪琴中溝, 9時に Licence Westminster ロゴ, 3時にMade in France Haute Fidélité Microsillon Invassable Longue Durée 33T. 1/3 , フラット重量, Rights Society:DP, Price Code:Série Standard, マトリクス/スタンパー:30 BVG 229 1L/30 BVG 230 1 (ラウンド中文字/手書き文字スタンパー・VEGA旧タイプ), VEGAモノラル製造を示す30 BVG***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, PathéプレスではないS.A.I.Pプレス, 1950年代のスタンパーによる1957年頃の製造分, フランスに旧番号存在せず, フランスにこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, WESTMINSTER音源のVÉGA製作S.A.I.Pプレス, カッティング担当:Studio VÉGAの技師, 工場:S.A.I.P.・Société d'Applications Industrielles Plastiques., フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, 10時に黒ベース□VÉGA 竪琴マーク 枠外にWestminster 12時にla Discothque Idéale, 表記されたジャケット番号:C 30 S 45, Price Code:Série Standard, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Disques Véga S.A.I.P..., 印刷:Imprimé Illustration Bobigny 2698, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:1951年前後のウィーンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1951年頃Westminster Recording Co. Incによりコピーライト登録・同年WESTMINSTER:WL 5045(96番+100番)にて初リリース, WESTMINSTER:WL 5111(95番+98番)にて初リリース, フランスでは1957年頃VÉGA:C30S 45(当装丁)にて95/96番のカップリングで初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, 米国とはカップリングが異なり全録音の19曲は出ていない, Westminsterのフランス出口は当初Ducretet Thomsonだったが1956年頃にVÉGAに移った・その為フランスではDucretet Thomso盤またはVÉGA盤のどちらかになる, 稀にucretet Thomsoが初出で再版がVÉGAというケースもある

商品詳細:ヘルマン・シェルヘン(1891- 1966)はベルリンの酒場の息子として生まれ、ヴィオラを学ぶ。家計が苦しく、1907年からブリュートナー管弦楽団、ベルリン・フィル、クロル・オペラなどでヴィオラ奏者として活動する一方、ナイトクラブなどでも演奏した。シェルヘン自身はアシュケナジム・ユダヤ系ではなかったが、1933年にナチス政権が成立すると、これに反対してスイスに移住、第二次世界大戦が始まるまでは、ドイツを除く欧州諸国のほか、パレスチナや中国にまで足を伸ばした。1936年には、本番直前に指揮をキャンセルしたヴェーベルンの代役として、ベルクのヴァイオリン協奏曲をルイス・クラスナーとともにバルセロナで初演している。しかし、開戦後はほぼスイス国内のみに活動範囲が制約された。戦後レコード会社ウェストミンスター・レコードに参加、1950年以降ウィーンで数多くのレコーディングを行った。現代音楽のための活動も一貫して続け、ノーノやクセナキス、シュトックハウゼンなどの作品を初演したほか、1950年に出版社「Ars Viva」を設立、1954年にはグラヴェザーノに電子音楽スタジオを開設している。1964年に初めてアメリカを訪れ、フィラデルフィア管弦楽団を指揮して大成功を収めた。J.S.バッハ(とりわけ「フーガの技法」)、ベートーヴェン、シェルヘンによる特殊奏法を盛り込んだマーラー、さらにシェーンベルクなどの新ウィーン楽派の作品を特に愛好していた。演奏スタイルは基本的には知的で明晰なものを指向していたが、一方(特に古典作品で)伝統に反旗を翻すような奇抜な解釈による演奏を行うこともあり、さらに実演では表現主義的な激しさを見せることもまた多かった。楷書体のきっちりしたスタイルで遊びはなく、無駄な音もない。音は伸ばさず、カラヤンと正反対のタイプ。強弱の振幅は大きめで個性的なスタイルといえる。曖昧さを排したドイツ的な要素が多い。一聴ぶっきらぼうに聴こえるが、これこそがシェルヘンの個性であり、長く付き合えるタイプの演奏ともいえる。日本では人気が高い指揮者とはいえない理由もシェルヘンの個性に由来するようである。あまり聴かせてやろうという態度が無く、自身のスタイルを貫く為だろう。ベートーヴェンでは成功したとも言い難い状態であったが、ハイドンは曲想が合っていたようで、どれも悪くない。19曲もの交響曲を10枚のLPに残した。VÉGAでは全て出ていないが音質は格段に良い!

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