商品コード:1314-058[PHILIPS] A.グリュミオー(vn) C.アラウ(pf) / ベートーヴェン:Vnソナタ集-1/5番「春」, 1番

[ 1314-058 ] Beethoven - Claudio Arrau, Arthur Grumiaux



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商品コード: 1314-058

作品名:ベートーヴェン:Vnソナタ集-1/ベートーヴェン:Vnソナタ5番Op.24「春」 | Vnソナタ1番Op.12-1
演奏者:A.グリュミオー(vn)C.アラウ(pf)
プレス国:オランダ, Holland
レーベル:PHILIPS
レコード番号:9500 055
M/S:ステレオ, stereo(Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 裏面下部に軽度の傷みあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【オランダでの第2版】---赤/白3本線土手, サンプル白帯印刷, 枠内3時に白色でMade in Holland, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Price Code:なし, (P)1975(刻印もあり), 独語表記・独語圏流通分, スタンパー/マトリクス:AA 9500 055 1Y 3 Ⓟ1975 670/AA 9500 055 2Y 2 Ⓟ1975 670 (ラウンド小文字スタンパー・PHILIPSタイプ), PHILIPS録音ステレオ製造を示すAA ***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:111/111, 再補助マトリクス:03/03, 670はPHILIPSグループの工場を示すとともにカッティングマスターがPhonodisc B.V.による事を示す, 1970年代のスタンパーによる1979年頃製造分, 旧番号存在せず, アズキ/銀3本線レーベル存在せず, 赤/銀3本線土手レーベル存在する, これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:Phonodisc B.V., PHILIPS音源のPHILIPS製作プレス, 工場:Phonogram International B.V.PRS Baarn., オランダでの第2版, 2nd issue
ジャケット:【オランダでの第2版】---両面コートペラ, 裏面にサンプルシール付き(第2版のサンプルとなる), 表記されたジャケット番号:9500 055, Price Code:Deluxe 10(LYが存在する), 背文字:あり(黒色・クリーム背景), ジャケ裏年号なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない), 製作:Phonogram International B.V., Baarn, 印刷:記載なし・オランダ製, これより古い裏面が紙ジャケットが存在する(Price Code:LY), これより古いジャケット存在する, オランダでの第2版, 2nd issue
トピックス:1975年3月アムステルダムでのステレオ録音, 録音詳細不明, 1975年Phonogram International B.V., Baarnによりコピーライト登録・同年PHILIPS:9500 055(赤/銀3本線土手レーベル・裏面が紙タイプ・LY・ジャッケット入り)にて初リリース, これは1979年頃第2版の赤/白3本線土手レーベルに変わる際のサンプル版と思われる, 2人は3枚で1・2・4・5・7・8番の6曲が全ての録音(9500 055/220/263), 2/4番(9500 263)は1976年4月・7/8番(9500 220)は1976年5月同一場所での録音, 全曲録音ではない, 1/5番が最初の録音である, 入荷の少ない希少盤!, サンプル盤が全て初出とは限らないので注意が必要, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:グリュミオーもベートーヴェンのソナタをアラウと組んで入れ直している。ハスキルとの演奏があまりに強烈でしばらくの間は聴いてみる気にもならなかったが、いかなる名人といえども歳月の経過と共に変わり行く。どう変わっていくかが問題で、そこでその演奏家の価値が決まると言ってもいい。40代のグリュミオーの演奏は、あの溌剌とした若鮎が、湖の主のように貫禄と味わいを身に付けて、まだ力強く泳ぐ様を見せてくれるのが嬉しい。勿論これがオリジナル、殆ど見ないレア盤。3枚で全て1・2・4・5・7・8番の6曲が全録音で全曲録音ではなかった。3・6・9・10番の4曲は未録音である。大作9番「クロイツェル」を録音しなかったことに意味がありそうである。グリュミオーも57歳となり、スタイルも落ち着いて穏やかな方向に僅かに変化した。最も大きな違いはピアノのアラウの存在である。全体が軽やかでグリュミオーのデリケートとな表情は以前と変わらないが、やや線が細くなったのは録音の違いだろうか? 先入観ではアラウのピアノが重く、全体が鈍重になるかと思いきや、硬質の響きで対応し、実際は全く逆で軽快になっている。アラウはサポートに回るというより個性的な表現を出し、決っして引っ込んではいない点が面白い。ハスキルとの旧録音より、個人の妙技が強調された印象で変わったタイプのVnソナタ集と言えそうである。アラウの室内楽の録音は非常に少ないので面白い。ソロ録音とはかなり異なる演奏をしている。しかし年はとってもきびきびと動くグリュミオーに対し、リズム感で弱いアラウが時に噛み合い、時に個人芸となる様相になる。アラウは室内楽の経験が浅いためかかなりマイペースである。グリュミオー/アラウというなかなかない共演がこの録音の面白味といえるだろう。すんなり曲を愉しむならグリュミオー/ハスキルの方が良いことは確か。不確定の面白さに浸るならグリュミオー/アラウという事になる。

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