商品コード:1314-049[PHILIPS] R.ミケルッチ(vn) イ・ムジチ / メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲11番 他

[ 1314-049 ] Mendelssohn - Roberto Michelucci, I Musici – The Young Mendelssohn (Violin Concerto In D Minor / Symphony No. 11 In F)


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商品コード: 1314-049

作品名:メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲11番-- 1. Adagio - Allegro Molto-- 2. Scherzo: Commodo (Schweizerlied)--3. Adagio-- 4. Menuetto: Allegro Moderato-- | -- 5. Allegro Molto, Vn・Pfと弦楽のための協奏曲 ニ短調 MWV 03(2番)
演奏者:R.ミケルッチ(vn)イ・ムジチ
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:6500 099
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤/白4本線土手, 枠内にSuper Artistique - STÉRÉO 33 1/3, 枠内3時に白字でMade in France, 枠内に白字でTrésors Classiques, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:6500 099, Price Code:Ⓢ, Rights Society:DP, (P)1970(刻印のみ), スタンパー/マトリクス: AA 6500 099 1Y 1 ℗1970 670 12/AA 6500 099 2Y 4 ℗1970 670 12 04 (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), PHILIPS規格のステレオ製造を示すAA***で始まりレコード番号を含むフランス専用スタンパー使用, フランスの670はPHILIPSグループの工場を示すとともにカッティングマスターがPhonodisc B.V.による事を示す, 補助マトリクス:A1/B1, 再補助マトリクス:なし, 1970年代のスタンパーによる1970年頃製造分, 旧番号存在せず, 赤白/銀4本線センター白レーベル存在せず, 赤/白4本線土手付きレーベルの最初期分, フランスでこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:Phonodisc B.Vの技師, PHILIPS音源の仏PHILIPS制作プレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---三方開両面コート厚紙背黒布貼, 10時に黄色ベース楕円に黒字でCollection Trésors Classiques 枠下に黒字でSuper Artistique - STÉRÉO, 表記されたジャケット番号:6500 099, Price Code:Ⓢ , レコードホルダーに蓋なし(蓋付き存在せず), 背文字:あり(金色型押・黒布背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Société Phonographique Française Polydor S.A, 印刷:Imp. S.P.P. Louviers, 三方開両面コート厚紙背黒布貼ジャケットの最初期分, フランスでこれより古いジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:【入荷の少ない希少タイトル】---1970年頃イタリアでのステレオ録音, 録音詳細不明, オランダでは1974年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:6500 099(赤/銀3本線レーベル・表コートペラジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1970年頃仏PHILIPS:6500 099(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, 入荷の少ない希少タイトル, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:B面にミケルッチをソリストにしたVn協奏曲、2番と呼ばれるニ短調。A面に弦楽の為の交響曲の中から11番というカップリング。録音は1969~70年頃だろう。このVn協はメニューインと関わりが深く、初録音もメニューインなのだが、イ・ムジチの演奏はやはり一味異なり、この地味な曲にイタリア的な色彩が加わり随分と楽しめる。どちらもドイツ・ロマン派の曲なのだが、イタリアの団体が演奏するとイメージが異なり、さすがイ・ムジチの個性はあらゆる音楽を自分色に染めてしまう。Vn・Pfと弦楽のための協奏曲(Vn協奏曲) ニ短調は有名なVn協奏曲ホ短調 Op.64,ではない。1番をニ短調 Op.posth.、2番をホ短調 Op.64とすることがある。これはマイナー作品であるニ短調が1822年作とホ短調 Op.64(1844年作)より早い作品だからである。ニ短調 の楽譜(初稿)はメンデルスゾーンの死後、未亡人のセシル・シャルロット・ゾフィ・ジャンルノーが所有していたが、セシルが1853年にフェルディナンド・ダヴィッドに贈り、ダヴィットの没後(1873年)はイギリスへ渡った息子のペーター・ユリウス・パウルが楽譜を相続した。さらにパウルが1932年に没した後、そのまま作品の存在自体が忘れ去られていた。日の目を見たのは1951年になってからで、ヴァイオリニストのユーディ・メニューインがロンドンでメンデルスゾーンの子孫にあたる一族の邸宅を訪れていた際、本作の自筆の草稿(初稿ではない)を見せられたことで本作がようやく一般的に知れ渡り、1952年にようやく蘇演が行われた(出版も同年になされている)。ユーディ・メニューイン/ビクター弦楽オーケストラの弾き振りによって1952年2月6日RCAに録音された。その後グリュミオーなど他のヴァイオリン奏者も録音するようになっていった。ここではミケルッチがソロをとる。若書き作品ゆえにOp.64程の完成度はないが、ここではミケルッチの魅力的なソロ・ヴァイオリンで曲が一層引き立つ印象。メニューインが最初の録音を行ったので、メニューインの録音が数種存在するが、ミケルッチ/イ・ムジチの録音は胸に迫るものが感じられ、非常に良い印象を持った。A面の弦楽のための交響曲もイ・ムジチならではの明るい音で好感が持てる。

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